訂正有価証券報告書-第55期(平成25年12月1日-平成26年11月30日)

【提出】
2015/03/27 10:35
【資料】
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【項目】
58項目

対処すべき課題

ゴルフ場を取り巻く経営環境には引き続き厳しいものがございます。
当面対処すべき課題については以下のとおりです。
(1)安定した収益を確保すること。
ゴルフ人口のさらなる減少と低料金化の相乗作用により、ゴルフ場収入が厳しくなることが予想されます。これに対し、コースメンテナンス、接遇面、施設面並びに運用面の更なる向上を図り、安定した収益を確保するように努めます。
(2)借入金の残高が営業活動によるキャッシュ・フローに対し引き続き高水準なこと。
退会者に対する入会預託金返還資金として金融機関から調達した借入金の残高が引き続き高水準にあります。これに対し(1)と同様に安定した収益の確保を目指します。
具体的には、営業面で幅広いゴルファーのニーズ・動向を的確に把握し、集客に繋がる各種営業企画の充実により集客力の強化を図るとともにプレー料金単価のアップにより営業収入の増加を図りたいと考えています。
(3)27ホールのゴルフ倶楽部としては会員数が極めて少ないこと。
現在の会員数は約1,300名であり、27ホールのゴルフ場としての適正な会員数に比べると大幅に少ないと思われます。これに対し、今後も引き続き株主会員募集を行い、27ホールのゴルフ場として適正な会員数に近づけるとともに借入金の返済を促進したいと考えています。