有価証券報告書-第54期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/29 13:18
【資料】
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【項目】
107項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に貸倒引当金、退職給付に係る資産、退職給付に係る負債、資産除去債務及び繰延税金資産であり、継続して評価を行っております。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上高、売上原価、販売費及び一般管理費
各セグメント別の売上高、売上原価並びに販売費及び一般管理費の分析は、「1 業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。
② 営業外収益、営業外費用
営業外収益は、貸倒引当金戻入額の計上などにより、前連結会計年度から1億9百万円増加し、2億60百万円となりました。
営業外費用は、支払利息の減少などにより、前連結会計年度から3百万円減少し、1億10百万円となりました。
③ 特別利益、特別損失
当連結会計年度の特別利益は、受取保険金の減少などにより前連結会計年度から60百万円減少し、0百万円となりました。
特別損失は、投資有価証券評価損および減損損失の計上などにより、前連結会計年度から16百万円増加し、1億35百万円となりました。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況、4 事業等のリスク」をご参照下さい。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ18億34百万円減少し、288億70百万円となりました。これは主に、販売用不動産の減少によるものです。
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ23億82百万円減少し、147億73百万円となりました。これは主に、短期借入金及び未払法人税等の減少によるものです。
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ5億48百万円増加し、140億96百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上によるものです。
当社グループの資金状況は、以下のとおりです。
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億11百万円減少し57億65百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は29億62百万円(前年同期は52億1百万円の資金の獲得)となりました。これは主に、たな卸資産の減少による資金の獲得額21億27百万円(前年同期は39億82百万円)によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は4億28百万円(前年同期は17億9百万円の資金の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出3億93百万円(前年同期は17億86百万円)によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は26億43百万円(前年同期は23億85百万円の資金の使用)となりました。これは主に、借入金の純減少額24億8百万円(前年同期は21億33百万円)によるものです。