有価証券報告書-第27期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
6. セグメント情報
(1) 報告セグメント
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社グループは、「メディア事業」、「コマース事業」および「戦略事業」の3つを報告セグメントとしています。
「メディア事業」は、主に広告商品の企画・販売・掲載をするための各サービスの企画・運営、情報掲載サービスの提供およびその他法人向けサービスの提供をしています。
「コマース事業」は、主に中小企業や個人向けにインターネットを介して商品の販売やサービスの企画・提供をしています。
「戦略事業」は、主に決済金融関連サービスの提供をしています。
「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、クラウド関連サービス等を含みます。
各報告セグメントの会計方針は、「3.重要な会計方針」で参照している当社グループの会計方針と同一です。セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と調整を行っており、セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用です。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費です。セグメント間の売上収益は市場実勢価格に基づいています。
なお、2021年4月1日より、LINE(株)との経営統合に伴いセグメントの管理区分を見直し、従来の「メディア事業」および「コマース事業」の2区分から、上述の3区分に変更しています。また、一部のサービスおよび子会社をセグメント間で移管しています。
主に、前連結会計年度では「コマース事業」に含まれていた、決済金融関連サービスを、新設した「戦略事業」へ移管し、前連結会計年度では「その他」に含まれていたLINE関連サービスのうち、メディア・広告、コンテンツ、スタンプ関連サービスを「メディア事業」へ移管し、ショッピング、O2O、LINE FRIENDS関連サービスを「コマース事業」へ移管し、決済、金融、AI、ヘルスケア関連サービスを「戦略事業」へ移管しています。
これに伴い、前連結会計年度のセグメント情報を修正再表示しています。
当社グループのセグメント情報は以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(注) 1 使用権資産償却費を含みます。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(注) 1 使用権資産償却費を含みます。
2 「戦略事業」のセグメント利益には、子会社株式売却益15,022百万円を含みます。(「34. 子会社株式売却
益」参照)
3 「メディア事業」のセグメント利益には、子会社の支配喪失に伴う利益6,667百万円を含みます。(「35. 子会社の支配喪失に伴う利益」参照)
(2) サービス別情報
サービス別の外部収益については、「32. 売上収益」に記載のとおりです。
(1) 報告セグメント
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社グループは、「メディア事業」、「コマース事業」および「戦略事業」の3つを報告セグメントとしています。
「メディア事業」は、主に広告商品の企画・販売・掲載をするための各サービスの企画・運営、情報掲載サービスの提供およびその他法人向けサービスの提供をしています。
「コマース事業」は、主に中小企業や個人向けにインターネットを介して商品の販売やサービスの企画・提供をしています。
「戦略事業」は、主に決済金融関連サービスの提供をしています。
「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、クラウド関連サービス等を含みます。
各報告セグメントの会計方針は、「3.重要な会計方針」で参照している当社グループの会計方針と同一です。セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と調整を行っており、セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用です。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費です。セグメント間の売上収益は市場実勢価格に基づいています。
なお、2021年4月1日より、LINE(株)との経営統合に伴いセグメントの管理区分を見直し、従来の「メディア事業」および「コマース事業」の2区分から、上述の3区分に変更しています。また、一部のサービスおよび子会社をセグメント間で移管しています。
主に、前連結会計年度では「コマース事業」に含まれていた、決済金融関連サービスを、新設した「戦略事業」へ移管し、前連結会計年度では「その他」に含まれていたLINE関連サービスのうち、メディア・広告、コンテンツ、スタンプ関連サービスを「メディア事業」へ移管し、ショッピング、O2O、LINE FRIENDS関連サービスを「コマース事業」へ移管し、決済、金融、AI、ヘルスケア関連サービスを「戦略事業」へ移管しています。
これに伴い、前連結会計年度のセグメント情報を修正再表示しています。
当社グループのセグメント情報は以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||||||||||
報告セグメント | その他 | 調整額 | 連結 | |||||||||||
メディア 事業 | コマース 事業 | 戦略事業 | 合計 | |||||||||||
売上収益 | ||||||||||||||
外部収益 | 365,083 | 744,754 | 85,591 | 1,195,429 | 10,417 | - | 1,205,846 | |||||||
セグメント間収益 | 1,840 | 1,361 | 1,847 | 5,050 | 7,739 | △12,790 | - | |||||||
合計 | 366,924 | 746,116 | 87,438 | 1,200,479 | 18,157 | △12,790 | 1,205,846 | |||||||
セグメント利益 (△は損失) | 152,988 | 103,200 | 2,875 | 259,065 | 1,314 | △98,255 | 162,125 | |||||||
その他の営業外収益 | 9,783 | |||||||||||||
その他の営業外費用 | 9,875 | |||||||||||||
持分法による投資損益(△は損失) | △19,418 | |||||||||||||
税引前利益 | 142,615 | |||||||||||||
その他の項目 | ||||||||||||||
減価償却費及び償却費(注)1 | 8,068 | 47,914 | 8,269 | 64,252 | 2,662 | 35,166 | 102,080 |
(注) 1 使用権資産償却費を含みます。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||||||||||
報告セグメント | その他 | 調整額 | 連結 | |||||||||||
メディア 事業 | コマース 事業 | 戦略事業 | 合計 | |||||||||||
売上収益 | ||||||||||||||
外部収益 | 632,777 | 809,130 | 110,415 | 1,552,323 | 15,098 | - | 1,567,421 | |||||||
セグメント間収益 | 6,809 | 1,790 | 5,750 | 14,351 | 7,564 | △21,915 | - | |||||||
合計 | 639,587 | 810,920 | 116,166 | 1,566,674 | 22,662 | △21,915 | 1,567,421 | |||||||
セグメント利益 (△は損失) (注)2、3 | 250,196 | 79,199 | △22,609 | 306,787 | △5,952 | △111,330 | 189,503 | |||||||
その他の営業外収益 | 36,637 | |||||||||||||
その他の営業外費用 | 11,976 | |||||||||||||
株式交換差益 | 8,892 | |||||||||||||
持分法による投資損益(△は損失) | △46,135 | |||||||||||||
持分法による投資の減損損失 | 18,378 | |||||||||||||
税引前利益 | 158,542 | |||||||||||||
その他の項目 | ||||||||||||||
減価償却費及び償却費(注)1 | 22,572 | 51,153 | 11,421 | 85,148 | 3,974 | 46,622 | 135,744 |
(注) 1 使用権資産償却費を含みます。
2 「戦略事業」のセグメント利益には、子会社株式売却益15,022百万円を含みます。(「34. 子会社株式売却
益」参照)
3 「メディア事業」のセグメント利益には、子会社の支配喪失に伴う利益6,667百万円を含みます。(「35. 子会社の支配喪失に伴う利益」参照)
(2) サービス別情報
サービス別の外部収益については、「32. 売上収益」に記載のとおりです。