有価証券報告書-第59期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/24 13:54
【資料】
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【項目】
148項目
6. セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループにおける事業セグメントは、その独立した財務情報が入手可能であり、マネジメントが経営資源の配分の決定及び業績の評価に定期的に使用しているものです。当社グループは、主たるサービスの性質及び顧客・マーケットを総合的に勘案して区分しており、そのうち次の4つを報告セグメントとしています。なお、事業セグメントの集約は行っていません。
「(3) サービスごとの情報」における売上収益の会計処理の方法は、注記「3. 重要性がある会計方針」における記載のとおりです。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値です。セグメント間の内部売上収益又は振替高は市場実勢価格に基づいています。
(コンサルティング)
政策提言や戦略コンサルティング、業務改革をサポートする業務コンサルティング、ITマネジメント全般にわたるシステムコンサルティングを提供しています。
(金融ITソリューション)
主に証券業や保険業、銀行業等の金融業顧客向けに、システムコンサルティング、システム開発及び運用サービス、共同利用型システム等のITソリューションやBPОサービスを提供しています。
(産業ITソリューション)
流通業、製造業、サービス業や公共向けに、システムコンサルティング、システム開発及び運用サービス等のITソリューションを提供しています。
(IT基盤サービス)
主に金融ITソリューション部門及び産業ITソリューション部門を通じて、データセンターの運営管理やIT基盤・ネットワーク構築等のサービスを提供しています。また、様々な業種の顧客に対してIT基盤ソリューションや情報セキュリティサービスを提供しています。このほか、ITソリューションに係る新事業・新商品の開発に向けた実験的な取組みや先端的な情報技術等に関する調査、研究を行っています。
なお、各セグメントの「(3) サービスごとの情報」におけるサービス種類の主なものは、コンサルティングセグメントは、コンサルティングサービス、金融ITソリューションセグメント及び産業ITソリューションセグメントは、コンサルティングサービス、開発・製品販売、運用サービス及び商品販売、IT基盤サービスセグメントは開発・製品販売、運用サービス及び商品販売となります。
(2) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失及びその他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント調整額
(注)
連結
財務諸表
計上額
コンサルティング金融IT
ソリュー
ション
産業IT
ソリュー
ション
IT基盤
サービス
売上収益
外部顧客への売上収益46,100328,576266,72348,153689,5532,612692,165
セグメント間の内部売上収益又は振替高1,7205,5658,810119,365135,461△135,461-
47,821334,141275,533167,518825,015△132,849692,165
営業利益12,32949,71024,39323,046109,4792,352111,832
金融収益2,218
金融費用5,551
税引前利益108,499
(その他の項目)
減価償却費及び償却費30917,30412,0736,38336,0709,02145,092
減損損失-------
持分法による投資利益△36△135607△7136387450
持分法適用会社への投資額595705,3661236,1193,4079,527
非流動資産への投資額93630,09112,16512,07355,2663,29958,565

(注)1. 営業利益の調整額2,352百万円には、その他の収益に含まれる固定資産売却益2,238百万円が含まれています。
2. 減価償却費及び償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用です。
3. 持分法による投資利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社利益です。
4.持分法適用会社への投資額の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産です。
5. 非流動資産への投資額の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産の増加額です。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント調整額
(注)
連結
財務諸表
計上額
コンサルティング金融IT
ソリュー
ション
産業IT
ソリュー
ション
IT基盤
サービス
売上収益
外部顧客への売上収益51,959349,872275,92355,628733,3843,172736,556
セグメント間の内部売上収益又は振替高1,7315,3346,138129,921143,126△143,126-
53,690355,206282,062185,549876,510△139,953736,556
営業利益13,92954,65123,40528,167120,153257120,411
金融収益3,472
金融費用6,658
税引前利益117,224
(その他の項目)
減価償却費及び償却費36818,73412,6206,52638,2499,90748,157
減損損失79400101170751-751
持分法による投資利益13△65624△33538241780
持分法適用会社への投資額715045,593896,2593,5369,796
非流動資産への投資額67731,94710,6705,81449,1107,66656,777

(注)1. 営業利益の調整額に重要なものはありません。
2. 減価償却費及び償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用です。
3. 持分法による投資利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社利益です。
4.持分法適用会社への投資額の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産です。
5. 非流動資産への投資額の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産の増加額です。
6. 当第1四半期連結会計期間にセグメントの区分を一部変更しており、前連結会計年度については、当該変更後の区分による数値を記載しています。
(3) サービスごとの情報
サービスごとの外部顧客への売上収益は次のとおりです。
(単位:百万円)
サービスの名称前連結会計年度
(自 2022年4月 1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
コンサルティングサービス156,582161,803
開発・製品販売211,512230,582
運用サービス292,874308,422
商品販売31,19535,748
692,165736,556

(4) 地域ごとの情報
売上収益及び非流動資産の地域別内訳は次のとおりです。
売上収益
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2022年4月 1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
日本568,958618,981
オセアニア75,31472,593
北米38,43634,540
アジア・その他9,45610,440
692,165736,556

非流動資産
(単位:百万円)
前連結会計年度末
(2023年3月31日)
当連結会計年度末
(2024年3月31日)
日本261,283284,428
オセアニア24,18325,745
北米25,19925,892
アジア・その他2,7072,283
313,373338,350

(注) 非流動資産は、資産の所在地によっており、金融商品、繰延税金資産及び退職給付に係る資産を含んでいません。
(5) 主要な顧客に関する情報
外部顧客への売上収益のうち、主要な外部顧客は次のとおりです。
(単位:百万円)
関連する主な
報告セグメント
前連結会計年度
(自 2022年4月 1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
野村ホールディングス㈱金融ITソリューション72,92169,929

(注) 外部顧客ごとの売上収益には、当該顧客の子会社に対するもの及びリース会社等を経由したものを含めています。