有価証券報告書-第61期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/15 11:14
【資料】
PDFをみる
【項目】
166項目
② 戦略
当社グループでは、気候関連のリスク及び機会の特定や当社グループへの財務的影響についてシナリオ分析を実施しています。2020年3月期から2022年3月期にかけては個別の事業におけるシナリオ分析を行い、当社グループのウェブサイト等を通じてその結果を開示しています。2024年3月期は、それらの結果も踏まえながら、当社グループ事業の全体におけるリスク及び機会、ならびに財務的影響を整理しました。2025年3月期は、米国及び豪州におけるシナリオ分析を行い、改めて当社グループ事業の全体におけるリスク及び機会、財務的影響を確認しました。当年度は、環境変化を踏まえて当社グループのリスク及び機会の見直しを行いました。下表はその結果を示したものです。
なお、シナリオとして、規制・対策強化シナリオの「1.5℃シナリオ」と、現行シナリオの「4℃シナリオ」の2つを設定し、下表のカテゴリ欄において「移行」と記したものは主に「1.5℃シナリオ」の状況下、「物理」と記したものは主に「4℃シナリオ」の状況下におけるリスク及び機会を想定しています。
カテゴリ内外環境の変化当社グループの気候関連のリスク及び機会、財務的影響
主なリスク及び機会
(影響)
分類発生可能性
※1
影響度 ※2対応策
(リスクの場合)
短期中期長期
移行政策・法規制炭素税の導入炭素税の増大リスク122再生可能エネルギーの導入拡大
排出権取引の進展排出権取引に関するサービス・ソリューションの売上増機会112-
移行技術エネルギー効率・省エネ関連技術の進歩エネルギーの効率化による費用減機会111-
再生可能エネルギーの普及再生可能エネルギーの高度化に向けた費用増リスク112省エネルギーの推進
水素・蓄電池・炭素回収貯留など新技術の進歩気候変動関連コンサルティングの売上増機会111-
AI利用拡大に伴う温室効果ガスの排出増AI利用による排出増への対応不足に伴う顧客離れ・売上減リスク222脱炭素化の推進、ビジネスパートナーとのエンゲージメント
移行市場社会・企業における気候変動への関心向上・対応強化顧客の脱炭素化の失敗によるIT投資抑制に伴う売上減リスク122顧客の脱炭素化支援の拡大
社会資源の有効活用につながるサービス・ソリューションの売上増機会333-
原燃料価格の上昇電気代等の費用増リスク122省エネルギーの推進

カテゴリ内外環境の変化当社グループの気候関連のリスク及び機会、財務的影響
主なリスク及び機会
(影響)
分類発生可能性
※1
影響度 ※2対応策
(リスクの場合)
短期中期長期
移行評判企業の取引条件における気候変動への対応重視顧客からの脱炭素化要請に伴う費用増リスク111再生可能エネルギーの導入拡大
投資家の意思決定におけるESG観点の重視投資家からの投資の増大機会111-
採用市場におけるESG観点の重視優秀な人材を確保できる機会の増加機会111-
物理急性異常気象の激甚化、洪水自社の被災による費用増リスク222BCPの訓練・実行
ビジネスパートナーの被災・サプライチェーンの寸断に伴う費用増リスク222ビジネスパートナーも含めたBCPの訓練・実行
顧客の被災に伴う売上減リスク222防災・減災に関する社会提言・情報発信等
物理慢性気象パターンの変化データセンターの冷却コスト増リスク111省エネルギーの推進

(注)※1 2031年3月期までの発生可能性。大:高いと想定(概ね50%以上)、中:低いと想定(概ね50%未満)、小:極めて低いと想定(概ね5%未満)。
※2 現状のままリスク対応等をしなかった場合の財務への年間最大影響額。3:100億円以上、2:10~100億円、1:10億円未満。また、政策動向や事業規模等に応じ、時間軸によって影響度は変動するものと想定。短期:2029年3月期まで、中期:2031年3月期まで、長期:それ以降。
当社グループでは、このような分析結果を踏まえ、再生可能エネルギー導入等の温室効果ガス排出量削減の取組みがカーボンプライス(炭素税等)の導入や環境配慮への要請拡大等によるリスクを緩和する施策となると認識し、対応を進めています。具体的には、当社グループの温室効果ガス排出の多くが電力に起因していたことから、事業で使用する電力を再生可能エネルギーに切り替えることが、脱炭素に向けた重要な取組みであると考えています。これらの認識のもと、当社グループが国内に保有する全てのデータセンターの電力は、全て再生可能エネルギー化しています。また、オフィスにおいても、主要なオフィス電力の再生可能エネルギーへの切り替えを進めています。
なお、当社グループは2023年2月に温室効果ガス排出量の削減目標を改定し、「④ 指標及び目標」に記載の目標を掲げています。さらに現在、2030年及び2050年を見据えた長期的かつ安定的な再生可能エネルギーの調達について検討を進めています。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。