有価証券報告書-第19期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/03/27 15:13
【資料】
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【項目】
99項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計基準は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
(2) 財政状態
①資産の部
当連結会計年度末の資産合計は9,131,240千円となり、前連結会計年度末と比べて491,874千円増加いたしました。
流動資産は7,559,661千円となり、前連結会計年度末と比べて145,823千円増加いたしました。これは、主に未収入金が179,487千円減少したものの、現金及び預金が200,554千円、受取手形及び売掛金が185,536千円増加したことによるものです。
固定資産は1,571,578千円となり、前連結会計年度末と比べて346,050千円増加いたしました。これは、主に投資有価証券が402,678千円増加したことによるものです。
②負債の部
当連結会計年度末の負債合計は3,571,407千円となり、前連結会計年度末と比べて121,307千円減少いたしました。
流動負債は3,462,025千円となり、前連結会計年度末と比べて94,113千円減少いたしました。これは、主に買掛金が401,247千円増加したものの、未払金が396,742千円、未払法人税等が142,500千円減少したことによるものです。
固定負債は109,381千円となり、前連結会計年度末と比べて27,194千円減少いたしました。これは、主に長期預り保証金が25,608千円減少したことによるものです。
③純資産の部
当連結会計年度末の純資産合計は5,559,832千円となり、前連結会計年度末と比べて613,181千円増加いたしました。これは、主に利益剰余金が剰余金の配当により381,831千円減少したものの、当期純利益の計上により958,569千円増加したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度における資金の増減要因については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載しております。
(4) 経営成績
①売上高
当社グループは、アフィリエイトマーケティングサービス事業及びストアマッチサービス事業の2つの報告セグメントから構成されております。当連結会計年度における売上高は13,373,210千円となり、前連結会計年度と比べて1,359,816千円増加しました。これは、主にアフィリエイトマーケティングサービス事業において、金融分野の一部の大口顧客の広告出稿予算が縮小したものの、ショッピング及び旅行分野の広告出稿は、堅調に推移したことによるものです。また、第2四半期以降、サービス提供の実態に合わせてASPサービス(純額表示)からコンサルティングサービス(総額表示)へ一部の契約の変更を行ったことにより、売上高が748,811千円増加しております。
②売上原価
当連結会計年度における売上原価は9,417,829千円となり、前連結会計年度と比べて1,277,585千円増加しました。これは、主にアフィリエイトマーケティングサービス事業におけるコンサルティングサービスの売上高の増加に応じて売上原価が増加したことによるものです。
以上の結果、当連結会計年度における売上総利益は3,955,380千円となり、前連結会計年度と比べて82,230千円増加しました。
③販売費及び一般管理費
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は2,439,968千円となり、前連結会計年度と比べて92,413千円減少しました。これは、主に人件費の抑制が功を奏したことによるものです。
以上の結果、当連結会計年度における営業利益は1,515,412千円となり、前連結会計年度と比べて174,643千円増加しました。
④営業外損益
当連結会計年度における営業外収益は132,665千円となり、前連結会計年度と比べて70,170千円減少しました。これは、主に持分法による投資利益が77,751千円減少したことによるものです。
当連結会計年度における営業外費用は425千円となり、前連結会計年度と比べて21,189千円減少しました。これは、主に投資事業組合運用損が18,729千円減少したことによるものです。
以上の結果、当連結会計年度における経常利益は1,647,651千円となり、前連結会計年度と比べて125,663千円増加しました。
⑤特別損益
当連結会計年度における特別損失は120,126千円となり、前連結会計年度と比べて120,126千円増加しました。これは、主に本社移転費用106,566千円を計上したことによるものです。
以上の結果、当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は1,527,525千円となり、前連結会計年度と比べて5,536千円増加しました。
当連結会計年度における税金費用は568,956千円となり、前連結会計年度と比べて11,109千円増加しました。これは、主に当連結会計年度の業績が堅調に推移し、課税所得に係る法人税等を計上したことによるものです。
以上の結果、当連結会計年度における当期純利益は958,569千円となり、前連結会計年度と比べて5,572千円減少しました。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載しております。