訂正有価証券報告書-第26期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2022/11/14 16:55
【資料】
PDFをみる
【項目】
130項目
19.法人所得税
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
百万円百万円
繰延税金資産
未払賞与112113
前受金209273
未払事業税1886
未払有給休暇111158
繰越欠損金220
減価償却超過額122112
その他9165
繰延税金資産合計665827
繰延税金負債
有価証券の公正価値測定4,3327,501
外国子会社及び関連会社の
未分配利益
1,4351,557
転換社債型新株予約権付社債213151
その他6672
繰延税金負債合計6,0469,281
繰延税金資産(負債)の純額△5,381△8,455

繰延税金資産及び繰延税金負債の純額の変動の内容は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
百万円百万円
繰延税金資産(負債)の純額
期首残高(△負債)△4,607△5,381
繰延法人所得税△1,041△2,450
その他の包括利益の各項目に関する繰延税金
その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動271△647
企業結合等に伴う繰延税金資産(負債)の増減15-
その他△1923
期末残高(△負債)△5,381△8,455

繰延税金資産の認識にあたり、予定される繰延税金負債の取崩し、予測される将来課税所得及びタックスプランニングを考慮しております。
連結財政状態計算書上で繰延税金資産が認識されていない、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金の内訳は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
百万円百万円
将来減算一時差異7,7477,913
税務上の繰越欠損金2,4082,644

連結財政状態計算書上で繰延税金資産が認識されていない、税務上の繰越欠損金の失効期限別内訳は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
百万円百万円
1年目-57
2年目~5年目467412
5年超及び失効期限の定めなし1,9422,174
合計2,4082,644

前連結会計年度及び当連結会計年度において繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、それぞれ1,261百万円及び837百万円であります。
これらは当社グループが一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識しておりません。
(2)法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
百万円百万円
当期法人所得税1,6362,348
繰延法人所得税1,0412,450
法人所得税費用2,6774,798

(3)実効税率の調整
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異について、原因となった主な項目の内訳は、以下のとおりであります。なお、前連結会計年度及び当連結会計年度における税引前利益は、それぞれ10,008百万円、14,317百万円であります。
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
%%
法定実効税率30.6230.62
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目0.550.20
連結子会社の税率差異0.932.98
未認識の繰延税金資産の増減3.122.49
持分法による投資損益△11.65△5.48
国内関係会社の配当源泉税-0.76
海外子会社及び関連会社の未分配利益△2.790.75
子会社組織再編に伴う税金費用4.52-
その他1.451.20
税効果会計適用後の法人税等の負担率26.7533.52

当社グループは、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は、前連結会計年度、当連結会計年度ともに30.62%となっております。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。