四半期報告書-第25期第2四半期(平成28年7月1日-平成28年9月30日)

【提出】
2016/11/14 12:00
【資料】
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【項目】
29項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
国内の情報通信分野においては、スマートフォン等ICT端末の性能の進化やブロードバンド環境の整備により、2015年末のスマートフォンの世帯普及率は72.0%(前年比7.8ポイント増)、インターネット利用者数は1億46万人(前年比0.3%増)と増加しております(※1)。また、モノがインターネットに繋がるIoT(Internet of Things)、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)といった新技術を伴う新たなプラットフォーム・市場の創出により、インターネットビジネス環境は世界規模で多様化と拡大が続いております。
音楽コンテンツ市場においては、スマートフォン等の普及に伴い定額制音楽配信サービスが相次いで開始されるなど音楽の利用形態や販売チャネルが変化しており、今後も消費者の嗜好やライフスタイルに合わせたサービスを機敏に提供していくことがますます重要となっています。
※1 出所: 総務省 平成28年版 「情報通信白書」
このような環境の下、当社は、創業以来コンテンツのデジタル流通に注力してきた取組みを活かし、引き続き『マルチコンテンツ&マルチデバイス戦略(様々なコンテンツを、必要なときに、必要な場所で楽しむことができる環境の創造)』を推進し、インターネット上に溢れる情報を収集、整理し、付加価値を高めてユーザーに提供するプラットフォームの開発など市場環境の変化に応じた新規サービス展開に取り組んでまいりました。また、コンテンツ事業においては、グループ間の事業シナジーを活かした音楽サービスのプラットフォーム構築や、様々な音楽配信事業の拡充、強化に引き続き注力いたしました。
当社グループの第2四半期連結累計期間の業績については、コンテンツ事業、ポイント事業は減益となりましたが、コロムビア事業においてアニメ関連作品、ゲームソフトおよびアーティストマネジメント関連事業の売上が好調に推移したため、売上高は前年同期比6.5%増の10,339百万円、営業利益は前年同期比96.2%増の1,129百万円、経常利益は前年同期比86.7%増の1,083百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比38.5%増の434百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
<コンテンツ事業>コンテンツ事業においては、スマートフォン等の普及や音楽視聴スタイルの変化など市場環境に応じた新たな商品開発を積極的に進めているほか、多様化する収益源の獲得に向けてプラットフォーム化などを行うとともに、既存の事業を含めたサービス内容や市場性の結果検証を行い、機能の改善や各サービスとの連動など、より付加価値を高める施策を推進しております。
「FaRao PRO」は、業務用BGMのほか店舗運営に必要な機能を提供するソリューションサービスとして、機能拡充、営業活動を積極的に展開しております。「FaRao PRO」とあわせて利用することができる業務用アナウンスの新機能「FaRao Voice」の開始や、店舗の環境づくりを支援するための多彩なチャンネルを取りそろえるなど、導入の拡大に努めております。
アーティスト向けにファンクラブ運営、楽曲配信等の機能を提供するサービス「Fans'」では、これまで様々な事務所との協業により、メジャーレーベルで活躍するアーティストの活動支援を行ってまいりましたが、平成28年8月から個人で活動するアーティストも利用が可能になりました。WEBページから専用アーティストアカウントを取得することで、オフィシャルサイトの構築・運営、楽曲やグッズのダイレクト販売、顧客管理やアクセス解析までを行うことができるサービスを提供することで、利用アーティストとユーザーの獲得に取り組んでいます。音楽活動に必要な機能を強化し、より多くのアーティストが作品や情報を自由に発信できるサービスとして売上獲得、拡大に努めております。
この結果、コンテンツ事業の売上高は、市場環境の変化に合わせた新たなサービス展開を積極的に進めたものの、フィーチャーフォン向けサービスの売上減少により前年同期比5.3%減の2,217百万円となり、営業損失は3百万円(前年同期は営業利益117百万円)となりました。
<ポイント事業>ポイント事業においては、ポイントカード加盟店でのポイント発行が堅調に推移し、セルフリキデーション(※2)事業も好調であったことにより売上高は、前年同期比3.1%増の1,147百万円となりました。営業利益は、人材投資等を実施し人件費等が増加したことにより前年同期比39.7%減の58百万円となりました。
※2 シールなどのポイントを貯めて、様々な商品を割引価格で購入できるキャンペーン
<コロムビア事業>コロムビア事業においては、音楽市場の縮小に伴う音楽・映像関連業界の厳しい環境の下、パッケージ商品に依存している状況からの脱却を図るため、将来を見すえた新規事業の強化を進めております。
業績につきましては、アニメ関連作品、ゲームソフトおよびアーティストマネジメント関連事業の売上が好調に推移したことにより、売上高は前年同期比11.5%増の6,974百万円となりました。これに加え、利益率の高い過年度発売作品の売上が堅調に推移したことにより、営業利益は前年同期比201.7%増の1,074百万円となりました。
※本文書に記載されている会社名、製品名は、各社および各団体の商標または登録商標です。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて348百万円増加し、25,060百万円となりました。主として現金及び預金、受取手形及び売掛金が増加したこと等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べて476百万円減少し、7,405百万円となりました。主として、流動負債のその他の減少、借入金を返済したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて825百万円増加し、17,655百万円となりました。主として親会社株主に帰属する四半期純利益の計上、非支配株主持分の増加、配当金の支払いによること等によるものであります。
自己資本比率は0.6ポイント改善して、63.5%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,909百万円増加し、12,823百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益1,106百万円を計上したこと等により、前年同期比53.3%増の1,026百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出500百万円、有価証券の取得による支出230百万円、ソフトウエアの取得による支出147百万円あったものの、定期預金の払戻による収入が2,008百万円あったこと等により、前年同期比34.5%減の1,086百万円の収入となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出198百万円、配当金の支払額が49百万円あったこと等により前年同期比85.6%減の256百万円の支出となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、17百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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