有価証券報告書-第43期(2023/01/01-2023/12/31)

【提出】
2024/03/28 11:23
【資料】
PDFをみる
【項目】
144項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度(2023年1月1日~2023年12月31日)における我が国経済は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行となり「ポストコロナ」時代が本格スタートしましたが、地政学的リスク、環境問題、政治経済情勢等、先行き不透明な環境に置かれており、今後の状況等について引続き注視してまいります。
このような環境下、当社グループは、「顧客第一主義」を経営理念に掲げ、「不動産・債権に関するワンストップサービスの提供」をビジネスモデルとして、サービサー事業、派遣事業、不動産ソリューション事業等を展開してまいりました。
当連結会計年度の経営成績は、売上高が2,483百万円(前年同期比3.9%増)となり、営業利益は82百万円(前年同期比53.6%増)、経常利益は165百万円(前年同期比93.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は120百万円(前年同期比57.2%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(サービサー事業)
サービサー事業においては、既存の購入済み債権からの回収等が概ね順調に進み、売上高は748百万円(前年同期比3.1%減)、セグメント利益は258百万円(前年同期比23.3%減)となりました。セグメント利益の減少は、債権回収の一手法である担保物件の自己競落に関連する費用が増加したこと等によるものです。また買取債権の期末残高は4,733百万円(前年同期比106.6%増)と順調に積み上がりました。
(派遣事業)
派遣事業においては、概ね計画通りに推移し、売上高は1,366百万円(前年同期比1.3%増)、セグメント利益は190百万円(前年同期比8.0%増)となりました。
(不動産ソリューション事業)
不動産ソリューション事業においては、大口の底地案件が計画よりも遅れたものの、徐々に進んだ結果、売上高は386百万円(前年同期比36.5%増)、セグメント利益は113百万円(前年同期比263.5%増)となりました。
また、当連結会計年度の財政状態の状況は以下のとおりであります。
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は7,047百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,873百万円増加しました。
流動資産は6,445百万円、前連結会計年度末比1,940百万円の増加となりました。
固定資産は601百万円、前連結会計年度末比67百万円の減少となりました。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は3,779百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,788百万円増加しました。
流動負債は2,689百万円、前連結会計年度末比1,711百万円の増加となりました。
固定負債は1,089百万円、前連結会計年度末比76百万円の増加となりました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は3,268百万円となり、前連結会計年度末に比べて84百万円増加しました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により1,797百万円を支出、投資活動により173百万円及び財務活動により1,575百万円を獲得した結果、当連結会計年度末には610百万円(前年同期比7.2%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は、1,797百万円(前年同期は394百万円の収入)となりました。これは主に、買取債権の購入による支出3,153百万円、買取債権の回収による収入1,191百万円があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は、173百万円(前年同期は69百万円の収入)となりました。これは主に、投資不動産の売却による収入65百万円があったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、1,575百万円(前年同期は1,067百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金による収入1,750百万円、配当金の支払額42百万円があったこと等によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
当社グループは、受注生産を行っていないため、生産実績及び受注状況について記載しておりません。
a.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2023年1月1日
至 2023年12月31日)
前年同期比(%)
サービサー事業(千円)748,96396.9
派遣事業(千円)1,343,411101.5
不動産ソリューション事業(千円)386,187136.5
報告セグメント計(千円)2,478,561104.2
その他の事業(千円)4,57245.3
合計(千円)2,483,133103.9

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
相手先前連結会計年度
(自 2022年1月1日
至 2022年12月31日)
当連結会計年度
(自 2023年1月1日
至 2023年12月31日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
司法書士法人山田合同事務所935,21539.1933,91037.6
土地家屋調査士法人山田合同事務所147,4526.2150,8976.1
株式会社山田エスクロー信託240,39010.1258,60310.4

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度末における財政状態は、総資産7,047百万円(前連結会計年度比36.2%増)、株主資本3,146百万円(前連結会計年度比2.5%増)となりました。
(流動資産)
当連結会計年度末の流動資産の残高は、6,445百万円(前連結会計年度比1,940百万円増)となりました。これは主に、現金及び預金50百万円の減少、販売用不動産335百万円の減少、買取債権2,441百万円の増加によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末の固定資産の残高は、601百万円(前連結会計年度比67百万円減)となりました。これは主に、投資有価証券77百万円の減少によるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末の流動負債の残高は、2,689百万円(前連結会計年度比1,711百万円増)となりました。これは主に、短期借入金1,450百万円の増加によるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末の固定負債の残高は、1,089百万円(前連結会計年度比76百万円増)となりました。これは主に、役員退職慰労引当金14百万円の減少、退職給付に係る負債13百万円の増加、リース債務53百万の増加によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産の残高は、3,268百万円(前連結会計年度比84百万円増)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益120百万円の計上、その他有価証券評価差額金7百万円の増加によるものであります。
当連結会計年度の経営成績は、売上高が2,483百万円(前年同期比3.9%増)となり、営業利益は82百万円(前年同期比53.6%増)、経常利益は165百万円(前年同期比93.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は120百万円(前年同期比57.2%増)となりました。
セグメントの業績につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
(営業利益)
売上高が94百万円増加したことから、営業利益は82百万円(前年同期比53.6%増)となりました。
(営業外損益)
販売用不動産の家賃収入が62百万円増加したことから、営業外収益は117百万円(前年同期比109.8%増)となりました。
(目標とする経営指標)
当社グループは、株主利益の増大を重視し、収益性と資本効率を高めることにより総合的に企業価値の最大化を図るという観点から、売上高営業利益率及び連結ROE(株主資本当期純利益率)を重要な経営指標と定め、その向上に努めることを中長期的な目標としております。
当連結会計年度の売上高営業利益率は3.3%(前年売上高営業利益率2.3%)となりました。売上高が前年比で3.9%増加したこと等によるものであります。
また、当連結会計年度の連結ROE(株主資本当期純利益率)は3.7%(前年連結ROE(株主資本当期純利益率)2.4%)となりました。
経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資金需要は、主にサービサー事業における債権の買取資金であり、これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金、必要に応じて取引銀行からの借入等により資金を調達しております。
資金の流動性につきましては、現金及び現金同等物等に加え、主要取引銀行と当座貸越契約を締結しており、主にサービサー事業に関して行う債権の買取資金の効率的な調達と流動性の維持に努めております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。