四半期報告書-第19期第3四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/11 16:34
【資料】
PDFをみる
【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、インバウンド需要は引き続き消失したままではあるものの、輸出・生産は中国向けを中心に増加傾向を維持しており、感染拡大防止策と経済活動の両立が図られ、個人消費に一部持ち直しの動きが見られたものの、2021年に入ってから1月に2回目の緊急事態宣言の発令、3月に一旦は解除されたものの、4月には3回目の緊急事態宣言発令、さらに7月には4回目の緊急事態宣言が発令されるなど、新型コロナウイルス感染症はいまだ収束することなく、経済活動の抑制による倒産企業や失業者の増加が続き、国内景気の先行きは引き続き不透明感が強まっております。
このような状況のもと、当社グループにおきましても業績回復に向けて、各事業会社がそれぞれの特性に合わせた積極的な施策を推進しており、営業利益につきましては、既存事業のうち、化粧品卸事業・衛生コンサルティング事業においては単月黒字を実現することができております。また、新規事業としまして、2021年4月1日に公表いたしました「アロマ事業譲受完了並びに新たな事業の開始に関するお知らせ(開示事項の経過)」のとおり、アロマ事業の譲受も完了し4月1日より事業を開始しており、当第3四半期連結累計期間から報告セグメントに「アロマ事業」を追加しております。また、白髪染め事業での売上を計上したことにより、報告セグメントに含まれない事業セグメントとして「その他」を追加しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,740,092千円(前年同四半期比24.2%増)となり、営業損失126,991千円(前年同四半期は営業損失270,883千円)、経常損失128,954千円(前年同四半期は経常損失276,819千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失77,498千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失296,752千円)となりました。
今後も、当社グループの企業価値をさらに高めるため、新規事業に向けたM&Aをさらに積極的に進めてまいります。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
なお、当第3四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
(コミュニケーション・セールス事業)
コミュニケーション・セールス事業におきましては、売上高996,117千円(前年同四半期比8.5%増)、セグメント損失57,425千円(前年同四半期はセグメント損失255,871千円)となり、セグメント損失ではあるものの、前年同四半期に対しては大幅に上回る結果となりました。
今期の施策としては、前期から引き続き、Webプロモーションの強化による新規顧客の獲得をベースとし、営業体制の再構築による新規顧客のリピーター化、定期顧客化、一定期間取引のない顧客への再販並びにクロスセルの推進による収益拡大を目指しておりますが、Webプロモーションにより獲得できた新規顧客の引き上げ率が予想を下回る結果となりました。海外への販売チャネルの拡大につきましては、認知拡大を目的に積極的にプロモーション活動をしており、中国におけるSNSサイト「RED」と「Weibo」を展開し、短期間で約38,000人のフォロワー数を獲得することができております。しかしながら、東南アジアにおきましては、ベトナムにおいてスパークリングクリアパックの一般貿易をスタートし、タイのコスメショップで販売を開始するなど、販路の拡大を順調に進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症による規制のため、追加商談は中止せざるを得ない状況となりました。
今後も引き続きWebプロモーションを軸とした戦略に取り組むと同時に、ホームページにもリリースさせていただいたとおり、新商品として天然のバラから抽出したエキスを配合した美容・健康サプリメント「フェヴリナ ローズヴェール」、毛穴悩みにアプローチするパウダー状の洗顔料「バイタルコンディショニング ドットクリア」を販売するなど、新たな商品を展開することにより、業績の回復を実現してまいります。
(化粧品卸事業)
化粧品卸事業におきましては、コロナウイルス禍の影響は今期も引き続き継続すると予測しておりましたが、インバウンド需要の消失による影響は予測以上に大きく、売上高382,335千円(前年同四半期比15.6%減)、セグメント損失61,449千円(前年同四半期はセグメント利益4,190千円)となり、前年同四半期に対して大きく下回る結果となりました。
今期の施策としては、広告宣伝・販売促進活動を強化することによる新たな顧客層の掘り起こしによる、国内卸販売の回復、EC販売の伸長を目指しており、インスタグラマーやユーチューバーを積極的に活用し新たなピーリング市場へのアピール強化に努めておりました。しかしながら、ドラッグストアをはじめとした小売業界におけるコロナウイルス禍の影響は根強く、国内卸売上につきましては前年を大きく下回る結果となりました。一方、前年度より取り掛かっている海外売上につきましては、「ナチュラルアクアジェル」が継続的に好調に売上を伸ばしており、中国国内での大イベントである「618」においては「ナチュラルアクアジェル」とともに新商品の薬用ピーリング「ホワイトクリアジェル」の発注もいただくなど 、海外売上は前年を大きく上回る結果となり、当第3四半期連結会計期間におきましては黒字化を実現することができました。
今後は新商品である「ホワイトクリアジェル」のドラッグストアへの店舗展開に向けた販売促進の強化、インスタグラマーやユーチューバーの活用による国内EC販売の強化、東南アジアを中心としたアジア市場への拡大により、業績の回復を実現してまいります。
(衛生コンサルティング事業)
衛生コンサルティング事業におきましては、売上高108,165千円(前年同四半期比236.6%増)、セグメント損失17,628千円(前年同四半期はセグメント損失38,913千円)となり、セグメント損失ではあるものの、前年同四半期に対しては大幅に上回る結果となり、6月におきましては単月黒字を実現することができました。
今期の施策としては、大手企業との協業、代理店の拡大およびPRの実施による「空間除菌デバイスDevirusAC(デヴィルスエーシー)」の販売拡大を最優先としております。積極的に開示させていただいているとおり、北海道大学と北海道におけるホルスタイン種乳牛の手術時の除菌方法として、亜塩素酸水「クロラス除菌ウォーター」を活用する検証の開始、北海道紋別市の観光事業への感染症対策ソリューションの提供、三重県亀山市が運営する医療施設への感染症対策ソリューションの提供、大手学習塾への感染症対策ソリューション提供など、着実に販売拡大ができており、販売拡大に対応できるための希釈水製造工場を2020年12月15日に開設しました。また、福岡県中間市が「ウイルスから守る安全空間」づくりとして取り組んでいる高性能光触媒(九州工業大学・横野照尚教授発明)の実証実験において、連携協定を結び実証実験を開始しました。また、原点である飲食店、食品工場向け衛生サービスに関する需要掘り起こしにおきましては、コロナウイルス禍の影響により、飲食店の体力回復にはいまだ時間がかかっております。
今後はニーズの高い「空間除菌デバイスDevirusAC(デヴィルスエーシー)」の販売を中心とするものの、HACCPジャパンが監修した飲食店向けHACCPアプリの開発も完了しており、微生物蛍光画像測定機「BACTESTER(バクテスター)」に対するニーズも高まるものと考え、業績の回復を実現してまいります。
(アロマ事業)
当第3四半期連結会計期間から報告セグメントに追加となりましたアロマ事業におきましては、売上高256,345千円、セグメント損失22,422千円となりました。
アロマ事業が運営する『アロマブルーム』店舗では、メインとなるエッセンシャルオイル等のアロマ関連の商品を主力とし、シーンやコンセプトに合わせた雑貨販売を行っており、暮らしの中に香りとリラクゼーションを提案するライフスタイルショップを首都圏に39店舗(2021年6月30日時点)運営しております。グループ間のシナジー効果を高めるための施策を積極的に行っており、関連子会社である株式会社フェヴリナと株式会社Cureの商品を『アロマブルーム』店舗で展開をすると同時に、アロマ商品をコミュニケーション・セールス事業の顧客に対する販売活動もスタートしております。しかしながら、4月に発令された緊急事態宣言により、5店舗が休業せざるを得ない状況となり、当初見込んでいた売上予測を大きく下回る結果となりました。
今後は、まずは不採算店舗のスクラップをすることにより赤字体質からの脱却を目指し、今期中にすでに2店舗の閉店が確定しております。また、新規出店につきましては、ブランド認知の拡大および店舗・ECサイトへ顧客誘導を目的とした主要ターミナル駅構内でのPOP UP SHOPをスタートしております。さらに、店舗社員への教育の強化、MD戦略の見直しをすることにより、早期に業績の拡大と黒字化を目指してまいります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は2,115,344千円(前連結会計年度末2,026,445千円)、その内訳は流動資産1,618,075千円、固定資産497,269千円となり、前連結会計年度末に比べ88,899千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の減少207,158千円、受取手形及び売掛金の増加47,369千円、商品及び製品の増加150,511千円、有形及び無形固定資産の取得による増加10,831千円等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は1,419,114千円(前連結会計年度末1,352,607千円)、その内訳は流動負債927,127千円、固定負債491,986千円となり、前連結会計年度末に比べ66,506千円増加いたしました。これは主に、返済に伴う1年内返済予定を含む借入金の減少47,208千円、使用に伴う株主優待引当金の減少22,561千円、買掛金の増加51,409千円、資産除去債務の増加31,788千円等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は696,229千円(前連結会計年度末673,837千円)となり、22,392千円増加いたしました。これは主に、第三者割当増資を実施したことにより資本金及び資本剰余金がそれぞれ50,322千円増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失77,498千円の計上により利益剰余金が減少したことによるものであります。
(3)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、当社グループは日本リビング株式会社よりアロマ事業譲受したことに伴い、従業員数が大幅に増加しております。
連結会社(当社及び連結子会社)の従業員数は前連結会計年度に比べ、52名(73名)増加し、147名(75名)となりました。
なお、従業員数は就業人員であり、臨時雇用者(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、最近1年間の平均人員(1人1日8時間換算)を( )外数で記載しております。
(4)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、当社グループは日本リビング株式会社よりアロマ事業譲受したことに伴い、販売の実績が著しく増加しております。
本件に関する詳細につきましては「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。