また、得意先業種別では、「飲料・嗜好品」及び「官公庁・団体」などで前年同期を下回りましたが、「流通・小売業」及び「外食・各種サービス」などで前年同期を上回り、21業種中、約半分の10業種が前年同期を上回りました。(注3)
売上総利益に関しても、891億89百万円(同5.6%増加)と前年同期より47億69百万円の増加となりました。なお、このうち国内事業については679億47百万円と5.3%の増加、海外事業についてはアジアにおいて堅調に推移したことに加えて為替影響もあり、240億74百万円と13.3%の増加となりました。販売費及び一般管理費において、中期的な成長を見据えた戦略費の投下や活動費の戻りによる増加があったため、営業利益は37億68百万円(同67.1%減少)、経常利益は59億75百万円(同56.9%減少)となりました。
これに特別利益10億95百万円及び特別損失7億45百万円を加味した税金等調整前四半期純利益は63億25百万円(同53.4%減少)となりました。また、法人税等の税金負担額54億62百万円及び非支配株主に帰属する四半期純利益16億55百万円を差し引いた結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は7億93百万円(前年同期は45億82百万円の純利益)となりました。
2023/08/10 9:45