四半期報告書-第34期第3四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用環境の改善が進んでいる一方、今秋からの消費増税により個人消費への影響が懸念されております。また、世界経済においては、米中間の貿易摩擦の深刻化や中国経済の減速などの影響により、先行き不透明感が続いております。
和装業界におきましては、市場全体としての売上は微減傾向が続いているものの、着付け教室やインターネットを通じての販売、リサイクル等の市場が台頭してきており、購買傾向の多様化がみられています。また、観光客を中心にレンタル市場の認知が定着しており、「観光用きもの」の分野は継続して拡大を続けております。
このような事業環境のもと、当社グループにおきましては、「文化ビジネス創造企業」として、単なる販売の仲介を行うだけではなく新しい流通の仕組みを構築し、日本文化の「モノ」の価値を伝え、感動を生む体験やサービスを提供できるよう、グループを挙げて取り組んでまいりました。前年度には創業者である吉田重久から道面義雄に社長が引き継がれ、新しい経営体制の下、従来作り上げてきたビジネスモデルをさらに進化・発展させるべく取組を開始しております。
当期は、ビジネスの可能性を大きく拡げていく為に、まずは営業部門の次世代リーダーの育成をテーマに、経験の浅い次世代人材を多数登用して組織組成を行いました。こういった背景から、保守的に前期実績よりも低い売上予算でスタートしましたが、組織としての経験値不足から第1四半期は想定を下回る立ち上がりとなりました。その後、第2四半期、第3四半期と徐々に第1四半期の遅れを取り戻す形で推移し、現在に至っております。
当第3四半期連結累計期間につきましては、既存顧客向けの催事やツアーにおける受注が好調に推移し、それに伴い、当社100%子会社であるニチクレ株式会社の業績も順調に伸長いたしました。毎年8月に開催しているきものの着姿コンテスト「きものブリリアンツ全国大会」は、今回初めてお客様に企画会議へご参加いただき、お客様の声をもとに賞を新設する等新しい取組を実施。8月7日のステージでは2013年に認定されたギネス世界記録を超える531名にご出演いただきました。また、大型催事においては、きものの産地や生産者、きものを着る人への応援等をテーマに掲げ、顧客の掘り起しにも注力いたしました。これらの取組が奏功し、前述したとおり売上高の回復基調が鮮明になってきております。
また、海外事業においては、グループ会社である日本和装ベトナム株式会社が、ベトナム国内で人材紹介ビジネスを展開するために必要なライセンスを9月に取得しました。今後は、当社が日本国内で培ってきた「無料きもの着付け教室」を軸にした販売仲介事業のノウハウを活かし、東南アジア各国にて、全く日本語がわからない人に無料で日本語を教えるサービスを展開し、日本語での会話が出来る人材を育て、企業に紹介する「人材紹介ビジネス」を事業化するべく、すでにテストマーケティングを開始している日本和装カンボジア株式会社と共に、テストマーケティングを強化してまいります。
一方、昨年10月31日付け「内部管理体制の見直し及び特別調査委員会による調査報告書の受領に関するお知らせ」にてお知らせしましたとおり、当事業年度は内部管理体制の再構築を進めております。人員の増強をはじめ、コンプライアンスに関する研修の実施や業務フローの再検討をはじめとする内部管理体制強化に向けた各種施策を実施しており、これらに関連するコスト等が増加しております。また、将来を見据え、海外での人材事業に関するテストマーケティングを展開しておりますが、そのためのマーケティングコストの投下等もあり、当事業年度は対前年比では販売費及び一般管理費が増加傾向となっております。なお、これらのコストは期初予想に織込み済みであり、業績は概ね計画通り堅調に推移しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高3,997百万円(前年同四半期比4.7%減)、営業利益443百万円(前年同四半期比21.8%減)、経常利益421百万円(前年同四半期比18.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益271百万円(前年同四半期比18.0%減)となりました。
今後におきまして、ビジネスの可能性を更に大きく拡げていく為には、「人材育成への継続的取組」と「当社のビジネスリソースを有効活用していく仕組みの構築」が不可欠であると判断しております。これらは全て時間のかかる取組ではありますが、創業の精神を引継ぎ、焦らずじっくりと熟成させていく所存であります。
当社グループは、和服及び和装品の販売仲介を中心とした、きもの関連事業の単一セグメントのため、セグメント情報に関連付けた記載を省略しております。
②財政状態
資産合計
当第3四半期連結会期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して364百万円増加して、9,272百万円となりました。主な要因は、割賦売掛金の増加170百万円、現金及び預金の増加120百万円、営業未収入金の増加58百万円等であります。
負債合計
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して313百万円増加して、6,244百万円となりました。主な要因は、長期借入金の増加296百万円等であります。
純資産合計
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して50百万円増加して3,027百万円となりました。主な要因は、当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益271百万円の計上、配当金の支払108百万円、自己株式の取得109百万円等によるものであります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。また、新たに生じた事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用環境の改善が進んでいる一方、今秋からの消費増税により個人消費への影響が懸念されております。また、世界経済においては、米中間の貿易摩擦の深刻化や中国経済の減速などの影響により、先行き不透明感が続いております。
和装業界におきましては、市場全体としての売上は微減傾向が続いているものの、着付け教室やインターネットを通じての販売、リサイクル等の市場が台頭してきており、購買傾向の多様化がみられています。また、観光客を中心にレンタル市場の認知が定着しており、「観光用きもの」の分野は継続して拡大を続けております。
このような事業環境のもと、当社グループにおきましては、「文化ビジネス創造企業」として、単なる販売の仲介を行うだけではなく新しい流通の仕組みを構築し、日本文化の「モノ」の価値を伝え、感動を生む体験やサービスを提供できるよう、グループを挙げて取り組んでまいりました。前年度には創業者である吉田重久から道面義雄に社長が引き継がれ、新しい経営体制の下、従来作り上げてきたビジネスモデルをさらに進化・発展させるべく取組を開始しております。
当期は、ビジネスの可能性を大きく拡げていく為に、まずは営業部門の次世代リーダーの育成をテーマに、経験の浅い次世代人材を多数登用して組織組成を行いました。こういった背景から、保守的に前期実績よりも低い売上予算でスタートしましたが、組織としての経験値不足から第1四半期は想定を下回る立ち上がりとなりました。その後、第2四半期、第3四半期と徐々に第1四半期の遅れを取り戻す形で推移し、現在に至っております。
当第3四半期連結累計期間につきましては、既存顧客向けの催事やツアーにおける受注が好調に推移し、それに伴い、当社100%子会社であるニチクレ株式会社の業績も順調に伸長いたしました。毎年8月に開催しているきものの着姿コンテスト「きものブリリアンツ全国大会」は、今回初めてお客様に企画会議へご参加いただき、お客様の声をもとに賞を新設する等新しい取組を実施。8月7日のステージでは2013年に認定されたギネス世界記録を超える531名にご出演いただきました。また、大型催事においては、きものの産地や生産者、きものを着る人への応援等をテーマに掲げ、顧客の掘り起しにも注力いたしました。これらの取組が奏功し、前述したとおり売上高の回復基調が鮮明になってきております。
また、海外事業においては、グループ会社である日本和装ベトナム株式会社が、ベトナム国内で人材紹介ビジネスを展開するために必要なライセンスを9月に取得しました。今後は、当社が日本国内で培ってきた「無料きもの着付け教室」を軸にした販売仲介事業のノウハウを活かし、東南アジア各国にて、全く日本語がわからない人に無料で日本語を教えるサービスを展開し、日本語での会話が出来る人材を育て、企業に紹介する「人材紹介ビジネス」を事業化するべく、すでにテストマーケティングを開始している日本和装カンボジア株式会社と共に、テストマーケティングを強化してまいります。
一方、昨年10月31日付け「内部管理体制の見直し及び特別調査委員会による調査報告書の受領に関するお知らせ」にてお知らせしましたとおり、当事業年度は内部管理体制の再構築を進めております。人員の増強をはじめ、コンプライアンスに関する研修の実施や業務フローの再検討をはじめとする内部管理体制強化に向けた各種施策を実施しており、これらに関連するコスト等が増加しております。また、将来を見据え、海外での人材事業に関するテストマーケティングを展開しておりますが、そのためのマーケティングコストの投下等もあり、当事業年度は対前年比では販売費及び一般管理費が増加傾向となっております。なお、これらのコストは期初予想に織込み済みであり、業績は概ね計画通り堅調に推移しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高3,997百万円(前年同四半期比4.7%減)、営業利益443百万円(前年同四半期比21.8%減)、経常利益421百万円(前年同四半期比18.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益271百万円(前年同四半期比18.0%減)となりました。
今後におきまして、ビジネスの可能性を更に大きく拡げていく為には、「人材育成への継続的取組」と「当社のビジネスリソースを有効活用していく仕組みの構築」が不可欠であると判断しております。これらは全て時間のかかる取組ではありますが、創業の精神を引継ぎ、焦らずじっくりと熟成させていく所存であります。
当社グループは、和服及び和装品の販売仲介を中心とした、きもの関連事業の単一セグメントのため、セグメント情報に関連付けた記載を省略しております。
②財政状態
資産合計
当第3四半期連結会期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して364百万円増加して、9,272百万円となりました。主な要因は、割賦売掛金の増加170百万円、現金及び預金の増加120百万円、営業未収入金の増加58百万円等であります。
負債合計
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して313百万円増加して、6,244百万円となりました。主な要因は、長期借入金の増加296百万円等であります。
純資産合計
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して50百万円増加して3,027百万円となりました。主な要因は、当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益271百万円の計上、配当金の支払108百万円、自己株式の取得109百万円等によるものであります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。また、新たに生じた事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。