有価証券報告書-第22期(平成26年10月1日-平成27年9月30日)
金融商品関係
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、一時的な余資は安全性の高い預金で運用しており、資金調達については銀行借入及び社債発行によって行っております。デリバティブ取引は行っておりません。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社の与信管理規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を適宜把握する体制としています。
営業債務である買掛金は、そのほとんどが2ヶ月以内の支払期日であります。また、営業債務は、流動性リスクに晒されていますが、当社では、経営管理部において、適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手元資金を十分に確保する方法により対応しております。
短期借入金は、主に運転資金に関わる資金調達であり、社債は、主にソフトウェア及び金型の取得に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は最長で2年6ヶ月であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
(イ)信用リスクの管理
当社は、営業債権については、債権債務管理規程に従い、経営管理部門において取引先ごとに残高及び期日の管理を行うとともに、各事業部において必要に応じて各取引先の状況のモニタリングを行い、回収懸念の早期把握や貸倒リスクの軽減を図っております。
(ロ)資金調達に係る流動性リスクの管理
当社では、経営管理部門が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、手元流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前事業年度(平成26年9月30日)
(*1)長期未収入金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
(*2)1年内償還予定の社債を含んでおります。
当事業年度(平成27年9月30日)
(*1)長期未収入金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
(*2)1年内償還予定の社債を含んでおります。
(*3)1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
(注)1.金融商品の時価の算定方法に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)売掛金、(3)未収入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(4)長期未収入金
当社では、長期未収入金の時価の算定は、一定の期間ごとに分類し、与信管理上の信用リスク区分ごとに、その将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標に信用スプレッドを上乗せした利率で割り引いた現在価値により算定する方法によっております。また、貸倒懸念債権については、同様の割引率による見積キャッシュ・フローの割引現在価値、又は、担保及び保証による回収見込額等により、時価を算定する方法によっております。
負 債
(1)買掛金、(2)短期借入金、(3)未払金、(4)未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(5)社債、(6)長期借入金
これらの時価については、元利金の合計額を、同様の新規借入又は契約を行った場合に想定される利率で割り引いて算出する方法によっております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
敷金及び保証金については、市場価格がなく、かつ、契約等において退去日が確定していないため将来キャッシュ・フローを見積もることができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、上表には含めておりません。
3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成26年9月30日)
当事業年度(平成27年9月30日)
(※)長期未収入金(53,740千円)は、償還予定額が見込めないため記載しておりません。
4.社債及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
前事業年度(平成26年9月30日)
当事業年度(平成27年9月30日)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、一時的な余資は安全性の高い預金で運用しており、資金調達については銀行借入及び社債発行によって行っております。デリバティブ取引は行っておりません。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社の与信管理規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を適宜把握する体制としています。
営業債務である買掛金は、そのほとんどが2ヶ月以内の支払期日であります。また、営業債務は、流動性リスクに晒されていますが、当社では、経営管理部において、適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手元資金を十分に確保する方法により対応しております。
短期借入金は、主に運転資金に関わる資金調達であり、社債は、主にソフトウェア及び金型の取得に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は最長で2年6ヶ月であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
(イ)信用リスクの管理
当社は、営業債権については、債権債務管理規程に従い、経営管理部門において取引先ごとに残高及び期日の管理を行うとともに、各事業部において必要に応じて各取引先の状況のモニタリングを行い、回収懸念の早期把握や貸倒リスクの軽減を図っております。
(ロ)資金調達に係る流動性リスクの管理
当社では、経営管理部門が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、手元流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前事業年度(平成26年9月30日)
| 貸借対照表計上額 (千円) | 時価(千円) | 差額(千円) | |
| (1)現金及び預金 | 487,368 | 487,368 | - |
| (2)売掛金 | 212,307 | 212,307 | - |
| (3)未収入金 | 2,242 | 2,242 | - |
| (4)長期未収入金 | 77,344 | ||
| 貸倒引当金(*1) | △32,756 | ||
| 44,588 | 42,832 | △1,755 | |
| 資産計 | 746,506 | 744,750 | △1,755 |
| (1)買掛金 | 99,994 | 99,994 | - |
| (2)短期借入金 | 775,500 | 775,500 | - |
| (3)未払金 | 19,414 | 19,414 | - |
| (4)未払法人税等 | 3,757 | 3,757 | - |
| (5)社債(*2) | 99,000 | 98,373 | △626 |
| 負債計 | 997,666 | 997,039 | △626 |
(*1)長期未収入金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
(*2)1年内償還予定の社債を含んでおります。
当事業年度(平成27年9月30日)
| 貸借対照表計上額 (千円) | 時価(千円) | 差額(千円) | |
| (1)現金及び預金 | 340,034 | 340,034 | - |
| (2)売掛金 | 212,377 | 212,377 | - |
| (3)未収入金 | 4,742 | 4,742 | - |
| (4)長期未収入金 | 74,321 | ||
| 貸倒引当金(*1) | △53,740 | ||
| 20,580 | 20,576 | △4 | |
| 資産計 | 577,734 | 577,730 | △4 |
| (1)買掛金 | 176,975 | 176,975 | - |
| (2)短期借入金 | 611,000 | 611,000 | - |
| (3)未払金 | 31,820 | 31,820 | - |
| (4)未払法人税等 | 8,353 | 8,353 | - |
| (5)社債(*2) | 45,000 | 45,128 | 128 |
| (6)長期借入金(*3) | 116,400 | 116,415 | 15 |
| 負債計 | 989,549 | 989,692 | 143 |
(*1)長期未収入金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
(*2)1年内償還予定の社債を含んでおります。
(*3)1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
(注)1.金融商品の時価の算定方法に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)売掛金、(3)未収入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(4)長期未収入金
当社では、長期未収入金の時価の算定は、一定の期間ごとに分類し、与信管理上の信用リスク区分ごとに、その将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標に信用スプレッドを上乗せした利率で割り引いた現在価値により算定する方法によっております。また、貸倒懸念債権については、同様の割引率による見積キャッシュ・フローの割引現在価値、又は、担保及び保証による回収見込額等により、時価を算定する方法によっております。
負 債
(1)買掛金、(2)短期借入金、(3)未払金、(4)未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(5)社債、(6)長期借入金
これらの時価については、元利金の合計額を、同様の新規借入又は契約を行った場合に想定される利率で割り引いて算出する方法によっております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
| (単位:千円) |
| 区分 | 前事業年度 (平成26年9月30日) | 当事業年度 (平成27年9月30日) |
| 敷金及び保証金 | 19,987 | 19,326 |
敷金及び保証金については、市場価格がなく、かつ、契約等において退去日が確定していないため将来キャッシュ・フローを見積もることができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、上表には含めておりません。
3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成26年9月30日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 5年以内 (千円) | 5年超 10年以内 (千円) | 10年超 (千円) | |
| 現金及び預金 | 487,368 | - | - | - |
| 売掛金 | 212,307 | - | - | - |
| 未収入金 | 2,242 | - | - | - |
| 長期未収入金 | 11,261 | 66,083 | - | - |
| 合計 | 713,180 | 66,083 | - | - |
当事業年度(平成27年9月30日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 5年以内 (千円) | 5年超 10年以内 (千円) | 10年超 (千円) | |
| 現金及び預金 | 340,034 | - | - | - |
| 売掛金 | 212,377 | - | - | - |
| 未収入金 | 4,742 | - | - | - |
| 長期未収入金(※) | 19,162 | 1,418 | - | - |
| 合計 | 576,316 | 1,418 | - | - |
(※)長期未収入金(53,740千円)は、償還予定額が見込めないため記載しておりません。
4.社債及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
前事業年度(平成26年9月30日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | |
| 短期借入金 | 775,500 | - | - | - | - | - |
| 社債 | 54,000 | 24,000 | 14,000 | 7,000 | - | - |
| 合計 | 829,500 | 24,000 | 14,000 | 7,000 | - | - |
当事業年度(平成27年9月30日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | |
| 社債 | 24,000 | 14,000 | 7,000 | - | - | - |
| 長期借入金 | 50,400 | 50,400 | 15,600 | - | - | - |
| 合計 | 74,400 | 64,400 | 22,600 | - | - | - |