有価証券報告書-第26期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/24 14:13
【資料】
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【項目】
138項目
14.非金融資産の減損
(1)減損損失
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
ソフトウェア事業セグメントに属する当社の子会社であるThis Place Limitedにおいて、足元の採算が悪化しており、取得時点での計画に比して収益性が乖離していることから、帳簿価額を回収可能価額まで減額した結果、のれんの減損損失449,860千円、使用権資産の減損損失20,037千円と有形固定資産の減損損失4,877千円を連結損益計算書の「非継続事業からの当期利益(△は損失)」に計上しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
投資事業セグメントに属する当社の子会社であるAsteria Vision Fund Inc.が管理する投資先であるウタゴエ株式会社において、足元の採算が悪化しており、取得時点での計画に比して収益性が乖離していることから、帳簿価額を回収可能価額まで減額した結果、株式評価の減損損失279,494千円を連結損益計算書の「その他の費用」に計上しております。
(2)のれんの減損テスト
当社グループは、のれんについて、毎期及び減損の兆候がある場合には、その都度、減損テストを実施しております。減損テストの回収可能価額は、使用価値に基づき算定しております。
のれんの減損テストを行う際には、のれんが配分される資金生成単位を、のれんが関連する最小の単位を反映して減損がテストされるように統合しており、企業結合で生じたのれんは、取得日に、企業結合のシナジーが得られると期待される資金生成単位に配分しております。なお、当社グループにおけるのれんは前連結会計年度及び当連結会計年度ともに残高はありません。