有価証券報告書-第19期(2024/04/01-2025/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国の景気動向は、内閣府公表の3月景気ウォッチャー調査によると、緩やかな景気
の回復基調が続いているものの、弱さも見られており、先行きについては、従前からの物価上昇の影響に加え、米
国の通商政策への懸念も存在するとされています。直近では、トランプ大統領による米国関税政策の急激な変更に
より、金融市場が非常に不安定となっており、為替相場は乱高下しております。加えて、ロシア・ウクライナ情
勢、イスラエル・ハマス紛争などの地政学リスクは依然として存在し、景気動向は引き続き不透明であります。
このような環境において当社グループは、企業理念「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメン
トを創出する!」のもと、プリントシール事業の拡大、若年女性層に強みを持つ当社の顧客基盤を活用したマネタ
イズの多様化、キャラクターIP(知的財産)を利用した商品販売に注力し、2028年3月期を最終年度とする「中期
ビジョン」実現に向けた取り組みを行いました。
この結果、当連結会計年度における経営成績は、売上高は44,305百万円(前期比103.6%)、営業利益は2,239百
万円(前期比59.4%)、経常利益は2,280百万円(前期比61.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,627百万
円(前期比65.3%)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(世界観ビジネス)
世界観ビジネスにおきましては、定番キャラクターや、人気漫画作品及び世界的人気ゲーム等のトレンドを踏ま
えた多数のIPの獲得とその商品化に引き続き注力し、売上は順調に伸長しました。
なお、中国で生産する商品はドル建て決済を行っていますが、仕入費用支払に対する為替予約の実施、海外取引
先とのドル建て取引の拡大により、為替変動による営業利益への影響を抑制しております。
クレーンゲーム景品は、クレーンゲーム市場拡大と複数の人気IPの商品化に加え、インバウンド需要の後押しの
結果、堅調に売上を拡大しました。
海外物販は、主要マーケットである中国及び米国、欧州からの受注増により、売上は大きく増加しております。
新規販路の拡大や海外向けの商品化権の取得に注力するとともに、中国などの現地ECサイトと提携した販売を行
い、商品展開の拡大を図っております。
高価格帯ホビーは、収益性を重視した人気IPの商品化を推進し、ホビーECサイト「FURYU HOBBY MALL(フリュー
ホビーモール)」を活用した販売促進に引き続き注力しております。
この結果、世界観ビジネスにおける当連結会計年度の売上高は25,338百万円(前期比108.7%)、営業利益は
1,768百万円(前期比103.4%)となりました。
(ガールズトレンドビジネス)
プリントシール事業におきましては、新型コロナウイルス感染症がもたらしたライフスタイルやニーズの多様化
といった外部環境の変化に対応するため、従来よりも「+αの価値」を体験できる新機種の開発や、定番人気キャ
ラクターとのコラボの実施などにより、プレイ数拡大を図りました。2024年10月には、プロジェクター導入による
新しい演出で撮影する楽しさを体感できる新機種「EVERFILM(エバーフィルム)」を発売、2025年1月には、2名
以上のグループでの「盛れる撮影体験価値」を提供する新機種「Bloomit(ブルーミット)」を発売しました。ま
た、全国のアミューズメント施設の協力のもと、プレイ促進キャンペーンを実施して市場活性化を図りました。施
策単体での効果はあったものの、市場全体の底上げには至らず、当連結会計年度のプレイ回数は2,957万回(前連
結会計年度は3,330万回)と前期比で減少しました。売上、利益についても、プレイ回数に伴い、減少しておりま
す。
プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」におきましては、重要なKPIと位置付けている有料会
員数は、会員規模を維持するための新規入会者の流入強化施策を実施したものの、2025年3月末時点で137万人
(2024年3月末時点は147万人)と前期比で減少しました。なお、当サービスのさらなる成長戦略として前期にフ
ォトストレージ・サービス「PiCTLINK photos」をリリースし、今後の利用者数拡大のため、退会数抑制を推進し
ており、11月には、ピクトリンクの閲覧機会を増やし、撮影動機を喚起するためのカレンダーアプリ「ピクトリン
クカレンダー」の提供を開始し、その戦略強化を図っております。
この結果、ガールズトレンドビジネスにおける当連結会計年度の売上高は14,818百万円(前期比93.1%)、営業
利益は3,147百万円(前期比71.2%)となりました。
(フリューニュービジネス)
家庭用ゲームソフト事業につきましては、7月の新作オリジナルタイトル「REYNATIS/レナティス」や、11月の
新作タイトル「バトルスピリッツクロスオーバー」と「ベイブレードエックスXONE」などの売上が堅調であり、既
存タイトルのダウンロード版や海外販売と合わせ、前期比、売上は増加しました。
アニメ事業は、4月のTVアニメ「ゆるキャン△」第3期をはじめ、複数の幹事タイトルが放送開始された効果に
より、前年を超える売上となりました。
カラーコンタクトレンズ事業につきましては、経営資源をより成長が期待される事業に集中を図るため、3月31
日付で、株式会社カラコンワークスへ事業譲渡を行いました。
この結果、フリューニュービジネスにおける当連結会計年度の売上高は4,148百万円(前期比117.2%)、営業損
失は430百万円(前期は574百万円の営業損失)となりました。
②財政状態の状況
(資産の部)
資産につきましては、前連結会計年度末に比べ235百万円減少し、28,110百万円となりました。これは主に、現
金及び預金の増加243百万円、未収入金の増加232百万円、有形固定資産の増加307百万円があった一方で、電子記
録債権の減少808百万円、前渡金の減少290百万円があったことによるものであります。
(負債の部)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ797百万円減少し、5,686百万円となりました。これは主に、リー
ス債務の増加105百万円、契約負債の増加207百万円、流動負債のその他の増加153百万円があった一方で、未払法
人税等の減少901百万円、未払消費税等の減少189百万円、受注損失引当金の減少228百万円があったことによるも
のであります。
(純資産の部)
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ561百万円増加し、22,424百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益計上に伴う利益剰余金の増加1,627百万円があった一方で、配当金の支払いによ
る利益剰余金の減少1,031百万円があったことによるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、営業活動による収入が3,856百万円、投資活動による支出が2,603百
万円、財務活動による支出が1,036百万円となった結果、前連結会計年度末に比べ239百万円増加し11,728百万円と
なりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動においては、税金等調整前当期純利益を2,265百万円、減価償却費を2,297百万円計上しました。また、売上債権は937百万円減少、前渡金は290百万円減少、仕入債務は100百万円減少、未払金は103百万円減少、法人税
等の支払額は1,489百万円となりました。その結果、営業活動によるキャッシュ・フローは、3,856百万円の収入
(前連結会計年度は3,942百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動においては、有形固定資産の取得による支出が2,073百万円、無形固定資産の取得による支出が632百万
円、差入保証金の差入による支出が88百万円、事業譲渡による収入が160百万円となりました。その結果、投資活
動によるキャッシュ・フローは、2,603百万円の支出(前連結会計年度は2,251百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動においては、セール・アンド・リースバックによる収入が1,747百万円、リース債務の返済による支出
が1,752百万円、配当金の支払額が1,031百万円となりました。その結果、財務活動によるキャッシュ・フローは、
1,036百万円の支出(前連結会計年度は1,009百万円の支出)となりました。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、独自の生産拠点・生産工程を有しておらず、生産能力を表示することは困難であるため、当該記載を省略しております。
b.商品仕入実績
当社グループの事業は、提供するサービスの性格上、商品仕入実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
c.受注実績
当社グループの事業は、受注の確定から売上の計上までの期間が短いため、当該記載を省略しております。
d.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
②経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比較して1,536百万円増加し、44,305百万円となり過去最高を更新しました。これは主に、前連結会計年度と比較すると世界観ビジネスにおいてクレーンゲーム景品及び海外物販の売上が伸長したことが要因になります。プリントシール事業及び「ピクトリンク」事業においては、新型コロナウイルス感染症がもたらした外部環境の変化に対応するための各施策を行ったものの、総プレイ回数、有料会員数ともに前連結会計年度と比較して減少しております。
(売上原価)
当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度と比較して1,444百万円増加し、27,413百万円となりました。これは主に、世界観ビジネスの売上が増加したことが要因になります。また、円安や原材料費の高騰による仕入原価の上昇も引き続き継続しております。
(売上総利益)
上記の結果、当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度と比較して92百万円増加し、16,892百万円となりました。
(販売費及び一般管理費)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比較して1,623百万円増加し、14,652百万円となりました。これは主に、世界観ビジネスの売上拡大に伴う業務委託費及び全社で人件費の増加等があったことによるものであります。
(営業利益)
上記の結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度と比較して1,531百万円減少し、2,239百万円となりました。
(営業外損益)
当連結会計年度の営業外損益は、前連結会計年度の35百万円の損失(純額)から41百万円の利益(純額)となりました。これは主に為替差益及び投資事業組合運用益を計上したことによるものであります。
(特別損益)
当連結会計年度の特別損益は、前連結会計年度の26百万円の損失(純額)から15百万円の損失(純額)となりました。これは主に固定資産除売却損を計上したことによるものであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
上記の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して863百万円減少し、1,627百万円となりました。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因のうち、投資者の判断に重大な影響を与える可能性のある事項については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
④当社グループの資本の財源及び資金の流動性について
当社グループは、十分な手元流動性を有しており、運転資金及び設備投資資金は主として自己資金より充当し、必要に応じて金融機関からの借入れを実施することを基本方針としております。なお、今後、当社グループの成長のために発生する資金需要につきましても、基本方針に基づき、主に自己資金より充当し、必要に応じて金融機関からの借入れを実施する予定です。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国の景気動向は、内閣府公表の3月景気ウォッチャー調査によると、緩やかな景気
の回復基調が続いているものの、弱さも見られており、先行きについては、従前からの物価上昇の影響に加え、米
国の通商政策への懸念も存在するとされています。直近では、トランプ大統領による米国関税政策の急激な変更に
より、金融市場が非常に不安定となっており、為替相場は乱高下しております。加えて、ロシア・ウクライナ情
勢、イスラエル・ハマス紛争などの地政学リスクは依然として存在し、景気動向は引き続き不透明であります。
このような環境において当社グループは、企業理念「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメン
トを創出する!」のもと、プリントシール事業の拡大、若年女性層に強みを持つ当社の顧客基盤を活用したマネタ
イズの多様化、キャラクターIP(知的財産)を利用した商品販売に注力し、2028年3月期を最終年度とする「中期
ビジョン」実現に向けた取り組みを行いました。
この結果、当連結会計年度における経営成績は、売上高は44,305百万円(前期比103.6%)、営業利益は2,239百
万円(前期比59.4%)、経常利益は2,280百万円(前期比61.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,627百万
円(前期比65.3%)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(世界観ビジネス)
世界観ビジネスにおきましては、定番キャラクターや、人気漫画作品及び世界的人気ゲーム等のトレンドを踏ま
えた多数のIPの獲得とその商品化に引き続き注力し、売上は順調に伸長しました。
なお、中国で生産する商品はドル建て決済を行っていますが、仕入費用支払に対する為替予約の実施、海外取引
先とのドル建て取引の拡大により、為替変動による営業利益への影響を抑制しております。
クレーンゲーム景品は、クレーンゲーム市場拡大と複数の人気IPの商品化に加え、インバウンド需要の後押しの
結果、堅調に売上を拡大しました。
海外物販は、主要マーケットである中国及び米国、欧州からの受注増により、売上は大きく増加しております。
新規販路の拡大や海外向けの商品化権の取得に注力するとともに、中国などの現地ECサイトと提携した販売を行
い、商品展開の拡大を図っております。
高価格帯ホビーは、収益性を重視した人気IPの商品化を推進し、ホビーECサイト「FURYU HOBBY MALL(フリュー
ホビーモール)」を活用した販売促進に引き続き注力しております。
この結果、世界観ビジネスにおける当連結会計年度の売上高は25,338百万円(前期比108.7%)、営業利益は
1,768百万円(前期比103.4%)となりました。
(ガールズトレンドビジネス)
プリントシール事業におきましては、新型コロナウイルス感染症がもたらしたライフスタイルやニーズの多様化
といった外部環境の変化に対応するため、従来よりも「+αの価値」を体験できる新機種の開発や、定番人気キャ
ラクターとのコラボの実施などにより、プレイ数拡大を図りました。2024年10月には、プロジェクター導入による
新しい演出で撮影する楽しさを体感できる新機種「EVERFILM(エバーフィルム)」を発売、2025年1月には、2名
以上のグループでの「盛れる撮影体験価値」を提供する新機種「Bloomit(ブルーミット)」を発売しました。ま
た、全国のアミューズメント施設の協力のもと、プレイ促進キャンペーンを実施して市場活性化を図りました。施
策単体での効果はあったものの、市場全体の底上げには至らず、当連結会計年度のプレイ回数は2,957万回(前連
結会計年度は3,330万回)と前期比で減少しました。売上、利益についても、プレイ回数に伴い、減少しておりま
す。
プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」におきましては、重要なKPIと位置付けている有料会
員数は、会員規模を維持するための新規入会者の流入強化施策を実施したものの、2025年3月末時点で137万人
(2024年3月末時点は147万人)と前期比で減少しました。なお、当サービスのさらなる成長戦略として前期にフ
ォトストレージ・サービス「PiCTLINK photos」をリリースし、今後の利用者数拡大のため、退会数抑制を推進し
ており、11月には、ピクトリンクの閲覧機会を増やし、撮影動機を喚起するためのカレンダーアプリ「ピクトリン
クカレンダー」の提供を開始し、その戦略強化を図っております。
この結果、ガールズトレンドビジネスにおける当連結会計年度の売上高は14,818百万円(前期比93.1%)、営業
利益は3,147百万円(前期比71.2%)となりました。
(フリューニュービジネス)
家庭用ゲームソフト事業につきましては、7月の新作オリジナルタイトル「REYNATIS/レナティス」や、11月の
新作タイトル「バトルスピリッツクロスオーバー」と「ベイブレードエックスXONE」などの売上が堅調であり、既
存タイトルのダウンロード版や海外販売と合わせ、前期比、売上は増加しました。
アニメ事業は、4月のTVアニメ「ゆるキャン△」第3期をはじめ、複数の幹事タイトルが放送開始された効果に
より、前年を超える売上となりました。
カラーコンタクトレンズ事業につきましては、経営資源をより成長が期待される事業に集中を図るため、3月31
日付で、株式会社カラコンワークスへ事業譲渡を行いました。
この結果、フリューニュービジネスにおける当連結会計年度の売上高は4,148百万円(前期比117.2%)、営業損
失は430百万円(前期は574百万円の営業損失)となりました。
②財政状態の状況
(資産の部)
資産につきましては、前連結会計年度末に比べ235百万円減少し、28,110百万円となりました。これは主に、現
金及び預金の増加243百万円、未収入金の増加232百万円、有形固定資産の増加307百万円があった一方で、電子記
録債権の減少808百万円、前渡金の減少290百万円があったことによるものであります。
(負債の部)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ797百万円減少し、5,686百万円となりました。これは主に、リー
ス債務の増加105百万円、契約負債の増加207百万円、流動負債のその他の増加153百万円があった一方で、未払法
人税等の減少901百万円、未払消費税等の減少189百万円、受注損失引当金の減少228百万円があったことによるも
のであります。
(純資産の部)
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ561百万円増加し、22,424百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益計上に伴う利益剰余金の増加1,627百万円があった一方で、配当金の支払いによ
る利益剰余金の減少1,031百万円があったことによるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、営業活動による収入が3,856百万円、投資活動による支出が2,603百
万円、財務活動による支出が1,036百万円となった結果、前連結会計年度末に比べ239百万円増加し11,728百万円と
なりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動においては、税金等調整前当期純利益を2,265百万円、減価償却費を2,297百万円計上しました。また、売上債権は937百万円減少、前渡金は290百万円減少、仕入債務は100百万円減少、未払金は103百万円減少、法人税
等の支払額は1,489百万円となりました。その結果、営業活動によるキャッシュ・フローは、3,856百万円の収入
(前連結会計年度は3,942百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動においては、有形固定資産の取得による支出が2,073百万円、無形固定資産の取得による支出が632百万
円、差入保証金の差入による支出が88百万円、事業譲渡による収入が160百万円となりました。その結果、投資活
動によるキャッシュ・フローは、2,603百万円の支出(前連結会計年度は2,251百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動においては、セール・アンド・リースバックによる収入が1,747百万円、リース債務の返済による支出
が1,752百万円、配当金の支払額が1,031百万円となりました。その結果、財務活動によるキャッシュ・フローは、
1,036百万円の支出(前連結会計年度は1,009百万円の支出)となりました。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、独自の生産拠点・生産工程を有しておらず、生産能力を表示することは困難であるため、当該記載を省略しております。
b.商品仕入実績
当社グループの事業は、提供するサービスの性格上、商品仕入実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
c.受注実績
当社グループの事業は、受注の確定から売上の計上までの期間が短いため、当該記載を省略しております。
d.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 世界観ビジネス(千円) | 25,338,241 | 108.7 |
| ガールズトレンドビジネス(千円) | 14,818,823 | 93.1 |
| フリューニュービジネス(千円) | 4,148,920 | 117.2 |
| 合計(千円) | 44,305,986 | 103.6 |
(注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
②経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比較して1,536百万円増加し、44,305百万円となり過去最高を更新しました。これは主に、前連結会計年度と比較すると世界観ビジネスにおいてクレーンゲーム景品及び海外物販の売上が伸長したことが要因になります。プリントシール事業及び「ピクトリンク」事業においては、新型コロナウイルス感染症がもたらした外部環境の変化に対応するための各施策を行ったものの、総プレイ回数、有料会員数ともに前連結会計年度と比較して減少しております。
(売上原価)
当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度と比較して1,444百万円増加し、27,413百万円となりました。これは主に、世界観ビジネスの売上が増加したことが要因になります。また、円安や原材料費の高騰による仕入原価の上昇も引き続き継続しております。
(売上総利益)
上記の結果、当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度と比較して92百万円増加し、16,892百万円となりました。
(販売費及び一般管理費)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比較して1,623百万円増加し、14,652百万円となりました。これは主に、世界観ビジネスの売上拡大に伴う業務委託費及び全社で人件費の増加等があったことによるものであります。
(営業利益)
上記の結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度と比較して1,531百万円減少し、2,239百万円となりました。
(営業外損益)
当連結会計年度の営業外損益は、前連結会計年度の35百万円の損失(純額)から41百万円の利益(純額)となりました。これは主に為替差益及び投資事業組合運用益を計上したことによるものであります。
(特別損益)
当連結会計年度の特別損益は、前連結会計年度の26百万円の損失(純額)から15百万円の損失(純額)となりました。これは主に固定資産除売却損を計上したことによるものであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
上記の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して863百万円減少し、1,627百万円となりました。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因のうち、投資者の判断に重大な影響を与える可能性のある事項については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
④当社グループの資本の財源及び資金の流動性について
当社グループは、十分な手元流動性を有しており、運転資金及び設備投資資金は主として自己資金より充当し、必要に応じて金融機関からの借入れを実施することを基本方針としております。なお、今後、当社グループの成長のために発生する資金需要につきましても、基本方針に基づき、主に自己資金より充当し、必要に応じて金融機関からの借入れを実施する予定です。