有価証券報告書-第13期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/25 13:29
【資料】
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【項目】
144項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国の経済状況は、企業収益や雇用環境の改善を背景とした緩やかな回復傾向がみられるものの、米国の保護主義的な政策による貿易摩擦の懸念等により、先行き不透明な状況が続いております。
このような環境において当社グループは、企業理念「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」のもと、プリントシール事業の拡大、若年女性層の顧客基盤を活用したマネタイズの多様化、キャラクターIP(知的財産)を利用した商品販売に注力してまいりました。
この結果、当連結会計年度における売上高は27,134百万円(前期比106.9%)、営業利益は3,543百万円(前期比144.4%)、経常利益は3,531百万円(前期比142.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,882百万円(前期比109.1%)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(プリントシール事業)
プリントシール事業におきましては、プリントシール機の新機種「PINKPINKMONSTER(ピンクピンクモンスター)」「トキメキルール」「#アオハル」を発売いたしました。また、キャンペーン等の販促活動や、直営店「girls mignon(ガールズミニョン)」および「moreru mignon(モレルミニョン)」の新規出店等を積極的に行い、プリントシール機全体としてのプレイ回数は堅調に推移いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は9,602百万円(前期比105.8%)、営業利益は1,488百万円(前期比135.6%)となりました。
(コンテンツ・メディア事業)
コンテンツ・メディア事業におきましては、プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」の入会促進施策と継続利用促進施策に取り組み、2019年3月末における有料会員数は164万人(過去最高更新)となりました。また、カラーコンタクトレンズの販売において、「LuMia(ルミア)」等のオリジナルブランド商品を中心に売上は増加いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は8,616百万円(前期比102.6%)、営業利益は4,070百万円(前期比98.1%)となりました。
(キャラクタ・マーチャンダイジング事業)
キャラクタ・マーチャンダイジング事業におきましては、多数の新規キャラクター版権の獲得とその商品化を行いました。加えて、高価格帯を中心としたフィギュア等の商品を展開するホビーECサイト「F:NEX(フェネクス)」における販売が本格化し、売上に貢献いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は5,282百万円(前期比108.7%)、営業利益は365百万円(前期比285.0%)となりました。
(ゲーム事業)
ゲーム事業におきましては、PlayStation®4向けオリジナルタイトル「Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ」の発売や、人気TVアニメ「ゆるキャン△」のBlu-ray・DVDの発売等により売上を伸ばしました。また、ゲームアプリを中心として、開発費や広告宣伝費等の費用の見直しを進めた結果、営業損失は前期に比べ縮小いたしました。
なお、従来持分法適用関連会社であった株式会社コアエッジの株式を追加取得し、連結子会社化いたしました。第2四半期連結累計期間の損益については持分法を適用し、第3四半期連結会計期間より損益計算書を連結しております。
この結果、当連結会計年度の売上高は3,318百万円(前期比125.6%)、営業損失は782百万円(前連結会計年度は、1,556百万円の営業損失)となりました。
(その他)
その他の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、書籍の出版事業等を行っております。
当連結会計年度の売上高は316百万円(前期比77.5%)、営業利益は6百万円(前期比17.7%)となりました。
②財政状態の状況
(資産の部)
流動資産は20,907百万円と前連結会計年度末比2,337百万円増加しました。これは主に現金及び預金2,323百万円の増加によるものであります。
固定資産は4,114百万円と前連結会計年度末比173百万円減少しました。これは主に有形固定資産その他269百万円の減少によるものであります。
以上の結果、当連結会計年度末の総資産は25,021百万円となり、前連結会計年度末比2,164百万円増加しました。
(負債の部)
流動負債は6,012百万円と前連結会計年度末比838百万円増加しました。これは主に未払法人税等572百万円の増加および電子記録債務249百万円の増加によるものであります。
固定負債は1,060百万円と前連結会計年度末比259百万円増加しました。これは主に退職給付に係る負債112百万円の増加によるものであります。
以上の結果、当連結会計年度末の負債合計は7,073百万円となり、前連結会計年度末比1,098百万円増加しました。
(純資産の部)
純資産は17,948百万円と前連結会計年度末比1,065百万円増加しました。これは主に利益剰余金の増加によるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、営業活動による収入が投資活動及び財務活動による支出を上回った
ため、前連結会計年度末に比べ2,318百万円増加し13,789百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動においては、税金等調整前当期純利益を2,843百万円、減価償却費を2,014百万円計上しました。また、法人税等の支払額が682百万円となりました。その結果、営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度(2,609百万円の収入)に比べ2,678百万円収入が増加し5,287百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動においては、有形固定資産の取得による支出が1,929百万円、無形固定資産の取得による支出が360百万円あった一方で、連結の範囲の変更を伴う子会社株式(株式会社コアエッジ)の取得による収入が208百万円ありました。その結果、投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度(1,977百万円の支出)に比べ113百万円支出が増加し2,090百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動においては、セール・アンド・リースバックによる収入が1,304百万円あった一方で、リース債務の返済による支出が1,307百万円、配当金の支払額が848百万円となりました。その結果、財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度(852百万円の支出)に比べ27百万円支出が増加し879百万円の支出となりました。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、独自の生産拠点・生産工程を有しておらず、生産能力を表示することは困難であるため、当該記載を省略しております。
b.商品仕入実績
当社グループの事業は、提供するサービスの性格上、商品仕入実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
c.受注実績
当社グループの事業は、受注の確定から売上の計上までの期間が短いため、当該記載を省略しております。
d.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
前年同期比(%)
プリントシール事業(千円)9,602,002105.8
コンテンツ・メディア事業(千円)8,616,274102.6
キャラクタ・マーチャンダイジング事業(千円)5,282,026108.7
ゲーム事業(千円)3,318,305125.6
報告セグメント計(千円)26,818,608107.4
その他(千円)316,11577.5
合計(千円)27,134,724106.9

(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
相手先前連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
㈱NTTドコモ2,524,3099.92,320,2048.6

3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおり
であります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。なお、連結財務諸表の作成にあたっては、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
②経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比較して1,751百万円増加し、27,134百万円となりました。これは主にプリントシール事業におけるプレイ回数の増加、コンテンツ・メディア事業における「ピクトリンク」有料会員数の増加やカラーコンタクトレンズの売上の増加、キャラクタ・マーチャンダイジング事業における高価格帯ホビー販売の増加、ゲーム事業における株式会社コアエッジの連結子会社化の影響によるものであります。
(売上原価)
当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度と比較して654百万円増加し、12,394百万円となりました。これは主にプリントシール事業におけるシール紙販売の増加や直営店店舗数の増加、コンテンツ・メディア事業におけるカラーコンタクトレンズの売上の増加、キャラクタ・マーチャンダイジング事業における高価格帯ホビー販売の増加、ゲーム事業における株式会社コアエッジの連結子会社化の影響によるものであります。
(売上総利益)
上記の結果、当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度と比較して1,096百万円増加し、14,740百万円となりました。
(販売費及び一般管理費)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比較して6百万円増加し、11,196百万円となりました。これは主に人員数増加に伴う諸経費及びゲームアプリ等の販売の際にGoogle PlayやApp Store等のプラットフォーム事業者(決済代行)に支払う手数料が増加した一方で、家庭用ゲーム及びゲームアプリの研究開発費や広告宣伝費が減少したことによるものであります。
(営業利益)
上記の結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度と比較して1,090百万円増加し、3,543百万円となりました。
(営業外損益)
当連結会計年度の営業外損益は、前連結会計年度の21百万円の利益(純額)から12百万円の損失(純額)となりました。これは主に前連結会計年度において投資事業組合運用益や持分法による投資利益を計上していたことに対し、当連結会計年度において為替差損や持分法による投資損失を計上していたことによるものであります。
(特別損益)
当連結会計年度の営業外・特別損益は、前連結会計年度の7百万円の損失(純額)から687百万円の損失(純額)となりました。これは主に当連結会計年度において当社が運営するゲームアプリを原作としたアニメ製作に係る試算について減損損失を計上したことによるものであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
上記の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して156百万円増加し、1,882百万円となりました。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因のうち、投資者の判断に重大な影響を与える可能性のある事項については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
④当社グループの資本の財源及び資金の流動性について
当社グループは、十分な手元流動性を有しており、運転資金及び設備投資資金は主として自己資金より充当し、必要に応じて金融機関からの借入れを実施することを基本方針としております。なお、今後、当社グループの成長のために発生する資金需要につきましても、基本方針に基づき、主に自己資金より充当し、必要に応じて金融機関からの借入れを実施する予定です。

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