四半期報告書-第10期第1四半期(令和3年3月1日-令和3年5月31日)

【提出】
2021/07/07 17:00
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期におけるわが国経済は、輸出および消費支出にも回復傾向がみられるものの、緊急事態宣言の発出・延長やまん延防止等重点措置の適用地域拡大、それに伴う店舗への営業制限によって、外食・娯楽・宿泊など個人向けサービスの需要は低迷を続けており、当社の主要顧客である外食・小売などの内需型サービス産業では、依然として厳しい環境が続いております。
このような環境下、基幹サービスである顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ(以下、MSRという。)」をはじめとしたミステリーショッピングリサーチ事業の国内における売上収益は、前第1四半期と比較し、48.6%増となりました。主な内訳として、MSRは国内の調査数で23.0%増、国内の売上収益で35.6%増、MSRの活用を総合的にサポートするためのコンサルティング・研修(以下、コンサルという。)は、国内の売上収益で204.3%増となっております。以上の結果、前第1四半期と比較し、売上収益で50.1%増、営業損失は150,922千円改善し、業況の回復が進んでおります。
これは、一部の顧客でMSRのみならずオンライン研修などのコンサルも再開されはじめるなど緊急事態宣言等の発出に伴う業績への影響が逓減していることが主な要因です。なお、当第1四半期の受注高は、前連結会計年度で最も高かった前第4四半期の受注高を超え、順調な推移を見せております。
一方、新型コロナウィルス感染症が沈静化せず、当第1四半期の大半が緊急事態宣言等の発出下におかれたことで、外食の顧客を中心にMSRやコンサルの延期または中止が後を絶たず、当社グループの業績に対して甚大な影響が及んでいる状況に変わりありません。ただし、当第2四半期以降は、再びIT導入補助金等の活用が可能となるため、外食の顧客を中心にSaaS(注)の受注が増加するものと想定しております。前下半期業績にも貢献した本活動に改めて注力することで、苦境にある顧客企業を支援するとともに、顧客関係性の維持に努めてまいります。
生産面では、MSRの国内調査数が、前第1四半期と比較し、23.0%増となりましたが、より安定的な稼働に近づくには、外食の顧客動向が鍵となっております。現状は、従来通り雇用調整助成金を有効に活用することで、収益の最大化を図ってまいります。
管理面では、前第1四半期と比較し、原価が7.0%増となった反面、販売費及び一般管理費は19.6%減となりました。これは、SaaS(注)の拡大を念頭に組織を再編したため、人件費の一部が労務費へ振り替えられたことによるものです。また、SaaS(注)の利用者増に伴うサーバーの増強により賃借料が増加したものの、広告宣伝費や地代家賃など各種コストダウンが奏功し、販管費は全体として大幅に減少しております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益309,744千円(前年同期比103,448千円増)、営業損失51,501千円(前年同期は202,423千円の営業損失)、税引前四半期損失52,457千円(前年同期は202,796千円の税引前四半期損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失26,105千円(前年同期は139,678千円の親会社の所有者に帰属する四半期損失)となりました。
なお、当社グループはミステリーショッピングリサーチ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注)2021年4月7日開示の「2021年2月期決算短信[IFRS](連結)」及び「2021年2月期決算説明資料」をご参照ください。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、営業債権及びその他の債権が253,878千円、現金及び現金同等物が88,266千円減少し、その他の流動資産が77,528千円、繰延税金資産が25,382千円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて235,512千円減少し、3,616,384千円となりました。
負債については、営業債務及びその他の債務が89,973千円、借入金が55,552千円、その他の流動負債が33,668千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて206,857千円減少し、920,511千円となりました。
資本については、親会社の所有者に帰属する四半期損失26,105千円等により、前連結会計年度末に比べて28,656千円減少し、2,695,873千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ88,266千円減少し、785,377千円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれら要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、7,601千円の支出(前年同期は91,819千円の収入)となりました。これは、税引前四半期損失の計上52,457千円、営業債権及びその他の債権の減少額267,738千円、営業債務及びその他の債務の減少額89,961千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、17,908千円の支出(前年同期比4,581千円増)となりました。これは、無形資産の取得による支出15,563千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、62,600千円の支出(前年同期比42,634千円減)となりました。これは、長期借入金の返済による支出55,552千円、リース負債の返済による支出7,048千円等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
新型コロナウィルス感染症が沈静化せず、当第1四半期連結累計期間の大半が緊急事態宣言等の発出下におかれたことで、当社グループの生産、受注及び販売に対しても甚大な影響が及んでいる状況に変わりがありませんが、前第1四半期連結累計期間と比較すると外食の顧客を除き緊急事態宣言等の発出に伴う影響が逓減しており、受注高は前年同期比188.2%増、販売高は前年同期比50.1%増の309,744千円となりました。

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