有価証券報告書-第23期(平成29年11月1日-平成30年10月31日)

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2019/01/29 15:00
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(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度(2017年11月1日から2018年10月31日まで)におけるわが国経済は、好調な企業業績を背景に雇用環境の改善、設備投資の増加等、総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、期末にかけては国際的な通商問題や政策動向の影響が懸念される等、景気の先行きが不透明感を増す状況で推移いたしました。
ウェディング業界におきましては、2017年の婚姻件数が60万7千組(厚生労働省「2017年 人口動態統計の年間推計」)と前年と比べ1万4千組減少しており、結婚適齢期人口の減少を背景に、挙式・披露宴件数は緩やかに減少傾向にあるものの、ゲストハウス・ウェディング市場は概ね底堅く推移しております。
このような状況のもと、他社と差別化を図ることが難しくなるなかで、当社グループは「お客さまの幸せと感動のために」という経営理念に基づき、パーソナルなウェディングやサービスを提供すべく、スタッフの人間力・接客力向上を目的とした社内外の研修、独自の営業支援システムを活用した情報分析や集客力向上のための各施策に積極的に取組んでまいりました。
また、ウェディング市場でのシェア拡大に向けて、多様化するお客さまのニーズ・期待に即応できる態勢とお客さまがお客さまをご紹介くださる好循環サイクルの紹介制度を活用し、売上高の拡大と収益力の向上に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ801百万円増加し、20,610百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ280百万円減少し、8,820百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,081百万円増加し、11,790百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の売上高は20,009百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益は2,067百万円(同13.5%増)、経常利益は2,094百万円(同14.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,365百万円(同3.5%増)となりました。
なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。
(婚礼事業)
前連結会計年度(2017年10月)にオープンした「ララシャンスOKAZAKI迎賓館」(岡崎支店)及び当連結会計年度(2017年12月)にオープンした「キャッスルガーデンOSAKA」(大阪支店)が稼働し、既存店の施行組数の減少もありましたが、売上高は19,219百万円(前年同期比10.6%増)となり、「キャッスルガーデンOSAKA」(大阪支店)の開業費用の発生及び人件費の増加等もありましたが、営業利益は2,026百万円(同14.6%増)となりました。
(葬儀事業)
売上高は296百万円(前年同期比8.2%減)、営業利益は6百万円(同70.6%減)となりました。
(介護事業)
売上高は500百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は33百万円(同9.4%増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,468百万円(前年同期比39.4%増)増加し5,200百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3,624百万円(前年同期は1,197百万円の収入)となりました。主な収入要因は、税金等調整前当期純利益2,086百万円及び減価償却費1,179百万円であり、主な支出要因は、法人税等の支払額407百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1,185百万円(前年同期比66.5%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出926百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,278百万円(前年同期は694百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1,060百万円及び配当金の支払額359百万円であります。
③ 施行、仕入、受注及び販売の実績
a.施行実績
当連結会計年度における施行実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2017年11月1日
至 2018年10月31日)
施行数前年同期比(%)
婚礼事業4,674組106.6
葬儀事業193件105.5

(注) 介護事業については、該当事項はありません。
b.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2017年11月1日
至 2018年10月31日)
仕入高(千円)前年同期比(%)
婚礼事業4,520,184106.5
葬儀事業95,33987.6
介護事業33,457110.7
合計4,648,982106.1

(注)1 仕入高には、消費税等は含まれておりません。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
c.受注実績
当連結会計年度における婚礼事業の受注実績は、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2017年11月1日
至 2018年10月31日)
受注数前年同期比(%)受注残高前年同期比(%)
婚礼事業4,645組100.93,594組99.2

(注) 葬儀事業の受注実績は、受注を受けてから施行までの期間が短いため記載を省略しております。
d.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2017年11月1日
至 2018年10月31日)
販売高(千円)前年同期比(%)
婚礼事業19,212,449110.6
葬儀事業296,53091.8
介護事業500,101106.2
合計20,009,080110.1

(注)1 販売高には、消費税等は含まれておりません。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。具体的には「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。これらの連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性の存在により、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ801百万円増加し、20,610百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,453百万円増加し6,216百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1,545百万円増加し、売掛金が143百万円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ651百万円減少し14,393百万円となりました。これは主に、当連結会計年度(2017年12月)に「キャッスルガーデンOSAKA」(大阪支店)がオープンしたものの、減価償却費の計上により有形固定資産が446百万円、当連結会計年度より、PT INTERNATIONAL KANSHA KANDOU INDONESIAを連結の範囲に含めたこと等により、投資その他の資産その他が220百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ280百万円減少し、8,820百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ593百万円増加し4,579百万円となりました。これは主に、未払法人税等が416百万円、流動負債その他が131百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ873百万円減少し4,241百万円となりました。これは主に、長期借入金が1,052百万円減少し、資産除去債務が164百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,081百万円増加し、11,790百万円となりました。
主に、親会社株主に帰属する当期純利益1,365百万円の計上による増加及びPT INTERNATIONAL KANSHA KANDOU INDONESIAの連結に伴う非支配株主持分の増加32百万円と剰余金の配当359百万円による減少であります。以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ2.9ポイント上昇し57.0%となりました。
b.経営成績
当連結会計年度は、売上高20,009百万円(前年同期比10.1%増)、売上総利益10,987百万円(同11.8%増)、営業利益2,067百万円(同13.5%増)、経常利益2,094百万円(同14.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,365百万円(同3.5%増)となりました。
(売上高)
婚礼事業の売上高は、1,835百万円(前年同期比10.6%増)増加し19,219百万円となりました。この主な要因は、前連結会計年度(2017年10月)にオープンした「ララシャンスOKAZAKI迎賓館」(岡崎支店)及び当連結会計年度(2017年12月)にオープンした「キャッスルガーデンOSAKA」(大阪支店)が稼働したこと等によるものであります。なお、施行組数は4,674組(同6.6%増)、受注組数は4,645組(同0.9%増)と、過去最高を計上しました。
葬儀事業の売上高は、26百万円(同8.2%減)減少し、296百万円となりました。
介護事業の売上高は、29百万円(同6.2%増)増加し、500百万円となりました。
(売上原価、売上総利益)
売上原価は、売上高の増加に伴い前連結会計年度に比べ676百万円(前年同期比8.1%増)増加し9,021百万円となりました。
この結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ1,160百万円(同11.8%増)増加し10,987百万円となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ914百万円(前年同期比11.4%増)増加し8,920百万円となりました。これは主に、新規出店の開業費用の発生及び人件費等の増加によるものであります。なお、売上高に占める同比率は前連結会計年度に比べ0.5ポイント上昇し44.6%となりました。
この結果、営業利益は前連結会計年度に比べ246百万円(同13.5%増)増加し2,067百万円となりました。
(営業外収益及び営業外費用、経常利益)
営業外収益は、前連結会計年度に比べ20百万円(前年同期比59.3%増)増加し53百万円となりました。また、営業外費用は、前連結会計年度に比べ2百万円(同8.9%減)減少し26百万円となりました。
この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ269百万円(同14.8%増)増加し2,094百万円となりました。
(特別利益及び特別損失、税金等調整前当期純利益)
特別利益は、前連結会計年度に比べ122百万円(前年同期は13百万円)増加し135百万円となりました。また、特別損失は、前連結会計年度に比べ110百万円(前年同期は33百万円)増加し143百万円となりました。
この結果、税金等調整前当期純利益は前連結会計年度に比べ280百万円(同15.6%増)増加し2,086百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税効果会計適用後の法人税等負担額は、前連結会計年度に比べ236百万円(前年同期比48.7%増)増加し723百万円となりました。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ46百万円(同3.5%増)増加し1,365百万円となりました。
c.キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの事業活動における資金需要は、運転資金需要と設備資金需要があります。運転資金需要は、食材等の仕入や、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。設備資金需要は、新規店舗の建設、既存店のリニューアル等であります。これらの運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または金融機関からの借入により調達を行っております。

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