四半期報告書-第13期第3四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2018年1月1日~2018年9月30日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調が続きました。
国内化粧品市場においては、訪日観光客のインバウンド消費の伸長が落ち着きつつあるものの、堅調に推移しました。なお、インバウンド消費を除く市場規模は微減と推察されます。海外化粧品市場においては、中国を中心に、アジアでは堅調に成長し、緩やかな拡大傾向が続いております。
このような市場環境のもと、2017年からスタートした4ヶ年中期経営計画(2017年から2020年)に基づき、国内のさらなる収益性向上と海外事業での黒字化、次世代の成長ブランド創出を達成すべく、取り組みを進めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における業績は次のとおりとなりました。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、基幹ブランドであるPOLAブランドに加え、育成ブランドであるTHREEブランド及びDECENCIAブランドの好調により、前年同期比3.9%増の184,807百万円となりました。営業利益は売上高増による売上総利益増加により、前年同期比5.9%増の32,335百万円、経常利益は前年同期比4.5%増の32,189百万円となりました。以上の結果により、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比6.6%増の22,393百万円となりました。
[業績の概要]
[セグメント別の業績]
売上高(外部顧客への売上高)
セグメント利益又は損失(△)(営業利益又は損失(△))
(注) セグメント利益の調整額とは、グループの内部取引に伴う利益及びセグメントに含まれない経費などを連結時に消去・加算した金額であります。なお、セグメント利益の調整額の詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) 1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報(注2)」をご覧ください。
(ビューティケア事業)
ビューティケア事業は、基幹ブランドとして「POLA」「ORBIS」を、海外ブランドとして「Jurlique」「H2O PLUS」を、育成ブランドとして「THREE」「DECENCIA」に加え、新たに「Amplitude」「ITRIM」「FIVEISM×THREE」を展開しております。
POLAブランドでは、ブランド認知向上を足がかりにさらなる事業基盤強化、ブランド価値向上を進めるべく、高機能商品の投入及び育成、戦略的な店舗網の拡大に取り組んでおります。国内市場においては、日本で初めて承認されたシワを改善する薬用化粧品「リンクルショットメディカルセラム」を2018年1月に価格改定しました。顧客総数の増加と、その他商品とのクロスセルに繋がっております。また、肌細胞は日々の体調や環境の変化を瞬時に感じ取っていること、変化に対する肌細胞の反応は世代によって個性があるという研究成果を応用し、2018年9月に「Red B.A」を発売開始しました。価値観・生き方が多様化する現代社会の女性のエイジングケアへのニーズに、今後も多面的に取り組んでまいります。海外市場においては、「リンクルショットメディカルセラム」を2018年6月に香港、台湾にて発売開始、中華圏での更なるブランド価値拡大により、全体として好調に売上成長しております。以上の結果、POLAブランドは前年同期を上回る売上高となりました。
ORBISブランドでは、高収益事業へと再成長を遂げるため、ブランド差別性の創出や一貫した市場発信による、存在感の向上に取り組んでおります。国内市場においては、引き続き主力商品である「ORBIS=U」シリーズを中心としたプロモーションを強化したことにより、新規顧客の売上は増加したものの、全体の売上を押し上げるには至らず、前年同期を下回る売上高となりました。海外市場においては、中国市場では成長トレンドを維持しております。以上の結果、ORBISブランドは前年同期を下回る売上高となりました。一方で、費用効率が向上したことにより、前年同期を上回る営業利益となりました。
海外ブランドについては、Jurliqueブランドは豪州とアジア、H2O PLUSブランドは本拠地である米国での事業成長を目指した取り組みを行ってまいりました。Jurliqueブランドは、長期的な成長を支えるためのブランドビジネスに根差した販売モデルへの転換を目指したものの、中国市場や豪州市場での売上が伸び悩み、前年同期を下回る売上高となりました。H2O PLUSブランドは、販売チャネルの適正化を目的とし、主要リテーラーから撤退した影響により、前年同期を下回る売上高となりました。一方で、販管費を抑制したことにより、前年同期で損失削減となりました。
育成ブランドについては、THREEブランドやDECENCIAブランドの好調により、前年同期を上回る売上高となりました。
以上の結果、売上高(外部顧客に対する売上高)は172,024百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は31,113百万円(前年同期比4.8%増)となりました。
(不動産事業)
不動産事業では、都市部のオフィスビル賃貸を中心に、魅力的なオフィス環境の整備による賃料の維持向上と空室率の低下に取り組むとともに、子育て支援に特化した賃貸マンション事業も展開しております。当第3四半期連結累計期間は、市況や他社状況を勘案した入居条件の見直しや、ビルの価値向上に向けた取り組みを行った結果、前年同期を上回る売上高となりました。一方で、オフィス環境整備の費用が一時的に増加したことにより、前年同期を下回る営業利益となりました。
以上の結果、売上高(外部顧客に対する売上高)は2,031百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は833百万円(前年同期比8.8%減)となりました。
(その他)
その他に含まれている事業は、医薬品事業及びビルメンテナンス事業であります。
医薬品事業では、化粧品や医薬部外品研究で培ってきた当社グループの研究成果を活用し、新規医薬品の開発・製造・販売及び医薬品の製造受託を行っております。当第3四半期連結累計期間は、重点領域である皮膚科領域にリソースを集中した継続的な活動に加え、尋常性ざ瘡治療配合剤「デュアック®配合ゲル」の販売や、2016年に発売した爪白癬治療剤「ルコナック®爪外用液5%」及び「ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%[PP]」により、前年同期を上回る売上高となりました。
ビルメンテナンス事業は、当社グループ会社を主な取引先とし、ビルの運営管理を行っております。当第3四半期連結累計期間は、人材獲得競争の激化の影響で、派遣要員の確保が進まなかったことにより、前年同期を下回る売上高となりました。
以上の結果、売上高(外部顧客に対する売上高)は10,752百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は798百万円(前年同期は営業損失126百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ6,090百万円減少し、246,476百万円(前連結会計年度末比2.4%減)となりました。主な増減項目は、余剰資金の運用による投資有価証券の増加5,885百万円により増加し、一方で現金及び預金の減少12,124百万円により減少しております。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ9,912百万円減少し、43,809百万円(前連結会計年度末比18.5%減)となりました。主な増減項目は、短期借入金の減少1,600百万円、未払法人税等の減少1,176百万円、未払金等の減少に伴う流動負債「その他」の減少5,922百万円により減少しております。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3,821百万円増加し、202,667百万円(前連結会計年度末比1.9%増)となりました。主な増減項目は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上22,393百万円により増加し、一方で為替の影響による為替換算調整勘定の減少955百万円、剰余金の配当17,694百万円により減少しております。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3,424百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2018年1月1日~2018年9月30日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調が続きました。
国内化粧品市場においては、訪日観光客のインバウンド消費の伸長が落ち着きつつあるものの、堅調に推移しました。なお、インバウンド消費を除く市場規模は微減と推察されます。海外化粧品市場においては、中国を中心に、アジアでは堅調に成長し、緩やかな拡大傾向が続いております。
このような市場環境のもと、2017年からスタートした4ヶ年中期経営計画(2017年から2020年)に基づき、国内のさらなる収益性向上と海外事業での黒字化、次世代の成長ブランド創出を達成すべく、取り組みを進めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における業績は次のとおりとなりました。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、基幹ブランドであるPOLAブランドに加え、育成ブランドであるTHREEブランド及びDECENCIAブランドの好調により、前年同期比3.9%増の184,807百万円となりました。営業利益は売上高増による売上総利益増加により、前年同期比5.9%増の32,335百万円、経常利益は前年同期比4.5%増の32,189百万円となりました。以上の結果により、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比6.6%増の22,393百万円となりました。
[業績の概要]
| 前第3四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第3四半期 連結累計期間 (百万円) | 前年同期 | ||
| 増減額 (百万円) | 増減率 (%) | |||
| 売上高 | 177,846 | 184,807 | 6,961 | 3.9 |
| 営業利益 | 30,546 | 32,335 | 1,789 | 5.9 |
| 経常利益 | 30,791 | 32,189 | 1,398 | 4.5 |
| 親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 21,014 | 22,393 | 1,379 | 6.6 |
[セグメント別の業績]
売上高(外部顧客への売上高)
| 前第3四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第3四半期 連結累計期間 (百万円) | 前年同期 | ||
| 増減額 (百万円) | 増減率 (%) | |||
| ビューティケア事業 | 165,268 | 172,024 | 6,755 | 4.1 |
| 不動産事業 | 2,020 | 2,031 | 11 | 0.6 |
| その他 | 10,557 | 10,752 | 194 | 1.8 |
| 合 計 | 177,846 | 184,807 | 6,961 | 3.9 |
セグメント利益又は損失(△)(営業利益又は損失(△))
| 前第3四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第3四半期 連結累計期間 (百万円) | 前年同期 | ||
| 増減額 (百万円) | 増減率 (%) | |||
| ビューティケア事業 | 29,689 | 31,113 | 1,423 | 4.8 |
| 不動産事業 | 913 | 833 | △80 | △8.8 |
| その他 | △126 | 798 | 925 | - |
| セグメント利益の調整額(注) | 70 | △408 | △479 | - |
| 合 計 | 30,546 | 32,335 | 1,789 | 5.9 |
(注) セグメント利益の調整額とは、グループの内部取引に伴う利益及びセグメントに含まれない経費などを連結時に消去・加算した金額であります。なお、セグメント利益の調整額の詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) 1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報(注2)」をご覧ください。
(ビューティケア事業)
ビューティケア事業は、基幹ブランドとして「POLA」「ORBIS」を、海外ブランドとして「Jurlique」「H2O PLUS」を、育成ブランドとして「THREE」「DECENCIA」に加え、新たに「Amplitude」「ITRIM」「FIVEISM×THREE」を展開しております。
POLAブランドでは、ブランド認知向上を足がかりにさらなる事業基盤強化、ブランド価値向上を進めるべく、高機能商品の投入及び育成、戦略的な店舗網の拡大に取り組んでおります。国内市場においては、日本で初めて承認されたシワを改善する薬用化粧品「リンクルショットメディカルセラム」を2018年1月に価格改定しました。顧客総数の増加と、その他商品とのクロスセルに繋がっております。また、肌細胞は日々の体調や環境の変化を瞬時に感じ取っていること、変化に対する肌細胞の反応は世代によって個性があるという研究成果を応用し、2018年9月に「Red B.A」を発売開始しました。価値観・生き方が多様化する現代社会の女性のエイジングケアへのニーズに、今後も多面的に取り組んでまいります。海外市場においては、「リンクルショットメディカルセラム」を2018年6月に香港、台湾にて発売開始、中華圏での更なるブランド価値拡大により、全体として好調に売上成長しております。以上の結果、POLAブランドは前年同期を上回る売上高となりました。
ORBISブランドでは、高収益事業へと再成長を遂げるため、ブランド差別性の創出や一貫した市場発信による、存在感の向上に取り組んでおります。国内市場においては、引き続き主力商品である「ORBIS=U」シリーズを中心としたプロモーションを強化したことにより、新規顧客の売上は増加したものの、全体の売上を押し上げるには至らず、前年同期を下回る売上高となりました。海外市場においては、中国市場では成長トレンドを維持しております。以上の結果、ORBISブランドは前年同期を下回る売上高となりました。一方で、費用効率が向上したことにより、前年同期を上回る営業利益となりました。
海外ブランドについては、Jurliqueブランドは豪州とアジア、H2O PLUSブランドは本拠地である米国での事業成長を目指した取り組みを行ってまいりました。Jurliqueブランドは、長期的な成長を支えるためのブランドビジネスに根差した販売モデルへの転換を目指したものの、中国市場や豪州市場での売上が伸び悩み、前年同期を下回る売上高となりました。H2O PLUSブランドは、販売チャネルの適正化を目的とし、主要リテーラーから撤退した影響により、前年同期を下回る売上高となりました。一方で、販管費を抑制したことにより、前年同期で損失削減となりました。
育成ブランドについては、THREEブランドやDECENCIAブランドの好調により、前年同期を上回る売上高となりました。
以上の結果、売上高(外部顧客に対する売上高)は172,024百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は31,113百万円(前年同期比4.8%増)となりました。
(不動産事業)
不動産事業では、都市部のオフィスビル賃貸を中心に、魅力的なオフィス環境の整備による賃料の維持向上と空室率の低下に取り組むとともに、子育て支援に特化した賃貸マンション事業も展開しております。当第3四半期連結累計期間は、市況や他社状況を勘案した入居条件の見直しや、ビルの価値向上に向けた取り組みを行った結果、前年同期を上回る売上高となりました。一方で、オフィス環境整備の費用が一時的に増加したことにより、前年同期を下回る営業利益となりました。
以上の結果、売上高(外部顧客に対する売上高)は2,031百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は833百万円(前年同期比8.8%減)となりました。
(その他)
その他に含まれている事業は、医薬品事業及びビルメンテナンス事業であります。
医薬品事業では、化粧品や医薬部外品研究で培ってきた当社グループの研究成果を活用し、新規医薬品の開発・製造・販売及び医薬品の製造受託を行っております。当第3四半期連結累計期間は、重点領域である皮膚科領域にリソースを集中した継続的な活動に加え、尋常性ざ瘡治療配合剤「デュアック®配合ゲル」の販売や、2016年に発売した爪白癬治療剤「ルコナック®爪外用液5%」及び「ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%[PP]」により、前年同期を上回る売上高となりました。
ビルメンテナンス事業は、当社グループ会社を主な取引先とし、ビルの運営管理を行っております。当第3四半期連結累計期間は、人材獲得競争の激化の影響で、派遣要員の確保が進まなかったことにより、前年同期を下回る売上高となりました。
以上の結果、売上高(外部顧客に対する売上高)は10,752百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は798百万円(前年同期は営業損失126百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ6,090百万円減少し、246,476百万円(前連結会計年度末比2.4%減)となりました。主な増減項目は、余剰資金の運用による投資有価証券の増加5,885百万円により増加し、一方で現金及び預金の減少12,124百万円により減少しております。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ9,912百万円減少し、43,809百万円(前連結会計年度末比18.5%減)となりました。主な増減項目は、短期借入金の減少1,600百万円、未払法人税等の減少1,176百万円、未払金等の減少に伴う流動負債「その他」の減少5,922百万円により減少しております。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3,821百万円増加し、202,667百万円(前連結会計年度末比1.9%増)となりました。主な増減項目は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上22,393百万円により増加し、一方で為替の影響による為替換算調整勘定の減少955百万円、剰余金の配当17,694百万円により減少しております。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3,424百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。