四半期報告書-第35期第2四半期(平成28年7月1日-平成28年9月30日)

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2016/11/11 10:50
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30項目

有報資料

(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による各種政策の効果により緩やかな回復基調で推移したものの、先行きにつきましては新興国を中心とした海外景気の下振れ懸念、英国のEU離脱決定等の影響により不透明な状況が続いております。
当社グループの関連する医療・高齢者福祉分野におきましては、平成28年4月に診療報酬の改定が実施され、病院・病床機能の分化・強化と連携、在宅医療の重点化・効率化と充実等、地域完結型の医療体制「2025年モデル」の実現をより推進する方向で見直しが行われました。また、平成30年度に実施する介護保険制度改革の議論が活発化しております。
このような環境のもと、当社グループは平成28年4月から平成33年3月までの5年間を対象とした中期経営計画「2020プラン」を公表いたしました。重要施策といたしまして「既存事業の維持・拡大」「海外事業拡大の加速」「新たな成長の芽となる技術の開発とビジネスモデルの創造」を掲げ、持続的な発展と企業価値の向上を目指してまいります。同計画におきましては平成33年3月期の連結売上高1,000億円、連結営業利益140億円を目標としております。
製品開発におきましては、平成28年6月、投影された映像に合わせてトレーニングするリハビリテーションシステム「Fieldo(フィールドゥ)」を開発したほか、同年7月、寝返りや立ち上がりの際の支えとなるベッド用の手すり「スイングアーム介助バー」を開発・発売いたしました。
販売面におきましては、上記診療報酬改定等の影響や高齢者施設の新築案件の減少等により医療・高齢者施設向けの販売が減少したものの、メンテナンス、福祉用具レンタル卸等の事業が概ね予算通り推移いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高323億83百万円(前年同期比3.1%減)、営業利益44億43百万円(同16.3%増)、経常利益38億87百万円(同7.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益26億84百万円(同0.7%減)となりました。
また、当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、1,223億62百万円となり、前連結会計年度末より39億17百万円減少いたしました。減少の主な要因は、受取手形及び売掛金が減少したことによるものです。
負債につきましては、364億7百万円となり、前連結会計年度末より46億48百万円減少いたしました。減少の主な要因は、買掛金、未払法人税等が減少したことによるものです。
純資産につきましては、859億55百万円となり、前連結会計年度末より7億31百万円増加いたしました。増加の主な要因は、利益剰余金の増加によるものです。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ2.8ポイント増加し、70.2%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ76億70百万円増加し、302億86百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は84億65百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益39億22百万円、売上債権の減少額78億74百万円、減価償却費23億95百万円等の増加と、法人税等の支払額18億65百万円、仕入債務の減少額39億62百万円、リース債務の支払額7億25百万円等の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、増加した資金は3億96百万円となりました。これは主に、有価証券及び投資有価証券の取得額10億82百万円、有形固定資産の取得額3億52百万円等の減少と、有価証券及び投資有価証券の売却額13億42百万円等の増加によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は10億5百万円となりました。これは主に、配当金の支払額9億95百万円の減少によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動に要した金額は7億2百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
主な開発項目は以下のとおりであります。
国内市場では、平成28年7月、新たなメーティスPROシリーズとして「特別室・個室向けメーティスPRO」を発売いたしました。当ベッドには、居室との調和をコンセプトに上質感を持たせた「アルデコラ」仕様と、落ち着いた木調仕様の2種類のデザインをご用意いたしました。また、背上げ後の姿勢を安定させる「カインドPLUSモーション」機能とご利用者様の起き上がりなどを検知、通知する「離床CATCH」機能を搭載しております。
また、平成28年9月、一般家庭向け電動ベッド「INTIME1000シリーズ」を開発いたしました。当ベッドには、リクライニング機構やポジションのメモリー設定など、快適性や利便性を高める機能を搭載しました。介護が必要になった際には、サイドフレームのカバーを裏返して装着することで、ベッド柵等のオプションを装着できる介護用ベッドに「変身」します。また、ベッドの形状、色柄及び機能などで486通りのラインアップをご用意しておりますので、インテリアや好みに合わせお選びいただくことが可能です。
さらに、生体情報を一元管理することで、ご利用者様の安全と看護業務の負担を軽減させる「スマートベッドシステム™」の開発について、臨床運用を終え、データ分析を開始いたしました。今後もその有用性について展示会、学会等での発表を計画しております。また、日本医療研究開発機構(AMED)委託研究へ参画して、在宅患者の生体情報を遠隔でモニタリングするシステムの提供に加え、数病院において価値検証及び追加機能の検討を開始いたしました。引き続き、さまざまな市場への「スマートベッドシステム™」の提案を拡大してまいります。
海外市場では、平成28年9月、医療施設向け電動ベッド「A5シリーズベッド」を開発いたしました。当社グループが掲げる「海外事業拡大の加速」において基軸となる製品で、従来製品よりも部品点数を約4割削減するなど、徹底的にコストダウンを図りました。35cmという低い床高、凹凸のない表面加工、省スペース設計、超軽量といった利点を備え、安全性、清拭性、ケアの効率性、搬送性などにも配慮しております。大きな成長が見込まれるアジア・中南米を中心に「A5シリーズベッド」を発売し、安全で快適な医療環境を提供してまいります。
※「スマートベッド」はパラマウントベッド株式会社の登録商標です。

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