有価証券報告書-第11期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 15:30
【資料】
PDFをみる
【項目】
88項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については、流動性の高い金融資産で余資運用しております。運転資金及び設備投資資金に関しては、原則として自己資金で賄う方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びに管理体制
イ.営業債権である売掛金及び長期貸付金は、顧客の信用リスクに晒されております。このリスクについては、当社与信管理規程に基づき、顧客企業の信用状況を定期的に把握するとともに、債権残高を随時把握することを通じてリスクの軽減を図っております。
ロ.投資有価証券は、主に投資信託であり、市場価格の変動リスク及び信用リスクを有しておりますが、定期的に時価を把握し、リスク管理を行っております。
ハ.敷金は、建物賃貸借契約に係るものであり、差し入れ先の信用リスクに晒されております。
ニ.営業債務である買掛金、未払法人税等は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。これらは、流動性リスクに晒されておりますが、当社ではキャッシュ・フローの予算管理等を通じて、当該リスクを軽減しております。
2.金融商品の時価等に関する事項
平成27年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
当連結会計年度(平成27年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1)現金及び預金702,387702,387-
(2)売掛金655,842655,842-
(3)投資有価証券
その他有価証券408,636408,636-
(4)敷金144,432138,895△5,536
(5)長期貸付金(*1)42,758
貸倒引当金(*2)△35,358-
小計7,4007,400-
資産計1,918,6981,913,162△5,536
(1)買掛金431,086431,086-
(2)未払法人税等141,481141,481-
負債計572,567572,567-

(*1)長期貸付金には1年内回収予定の長期貸付金7,400千円が含まれております。
(*2)長期貸付金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金(2) 売掛金
これらはすべて短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
投資有価証券は、取引金融機関から提示された価格によっております。
(4) 敷金
敷金の時価については、将来キャッシュ・フローを期末から返還までの見積り期間に基づき、国債の利回り等適切な指標に信用スプレッドを上乗せした利率で割引いた現在価値により算定しております。
(5) 長期貸付金
回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は決算日における貸借対照表価額から現在の貸倒見積高を控除した金額に近似しており、当該価額をもって時価としております。
負 債
(1) 買掛金、(2) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(注)2.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金700,843---
売掛金655,842---
敷金57,170-87,261-
長期貸付金7,40035,358--
合計1,421,25535,35887,261-