有価証券報告書-第20期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/27 15:31
【資料】
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【項目】
127項目
(重要な会計上の見積り)
会計上の見積りにより当連結会計年度に係る連結財務諸表にその額を計上した項目であって、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、以下のとおりであります。
営業権の評価
1.当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
前連結会計年度当連結会計年度
営業権450350

2.識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
①金額の算定方法
営業権は、アーティストの商標権等を使用する権利及び関連する業務受託権の取得を目的として協賛契約に基づきグループを代表して当社が対価を支出した際に発生したものであり、連結グループ全体に対してその効果が及ぶ期間にわたって規則的に償却しており、未償却残高は減損処理の対象となります。
減損の兆候が認められ、かつ、割引前将来キャッシュ・フローの総額が営業権の帳簿価額を下回った場合には、減損損失が認識され、営業権の価値を減少させることがあります。
②当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定
営業権の算定の基礎となる計画には、主に当社グループの過去の経験と利用可能な情報により設定した当該アーティストに関連するファンクラブ会員数が勘案されており、これを主要な仮定としております。
③翌連結会計年度の連結財務諸表における影響
減損の兆候の把握、減損損失の認識および測定にあたっては慎重に検討しておりますが、見積額の前提とした条件や仮定に変更が生じるおそれがあるなど、不確実性が伴います。そのため実績が計画から著しく下方に乖離するなどして、翌連結会計年度に減損の兆候があると判定され、減損損失を認識する必要が生じた場合には、同期間における連結財務諸表に影響を与えるおそれがあります。