四半期報告書-第12期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/07 15:06
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の不確実性に留意する必要はあるものの企業収益や雇用環境の改善が進み、緩やかな回復基調で推移しました。人材サービス市場においては、引き続き人手不足を背景に多くの需要が寄せられ、市場は拡大傾向で推移しました。
このような状況の下、当社グループは「個と組織をポジティブに変革するチェンジエージェント・グループ」をミッションとして掲げ、各事業において専門性の追求による顧客満足の向上と差別化を図ることで、インストアシェア(特定の顧客における派遣・請負スタッフ数のうち、自社の派遣・請負スタッフが占める割合)の拡大及び事業展開地域の拡大に努めました。また、医療・介護分野における人材派遣・紹介、インターネット・IoT分野における人材紹介等の新規分野拡大に注力しました。加えて、ファクトリーアウトソーシング事業において、地域密着型で人材派遣・業務請負事業を展開し、福島県内でトップクラスの取引企業数と登録者数を有する株式会社リトルシーズサービスの連結子会社化(平成29年9月)、海外においては、オーストラリアにおいて事務職、コールセンター関連職の人材紹介及び人材派遣のサービスを提供するDFP Recruitment Holdings Pty.Ltd.の株式取得を決定する等、M&Aを中心とした拡大を推進しました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高57,009百万円(前年同期比31.7%増)、営業利益2,079百万円(同83.5%増)、経常利益2,075百万円(同82.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,045百万円(同143.1%増)となりました。なお、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は2,490百万円(同75.4%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
なお、前連結会計年度より、従来「その他」に含まれていた「介護ビジネス支援事業」について量的な重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法に変更しています。以下の第3四半期連結累計期間比較につきましては、前第3四半期連結累計期間の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。
① セールスアウトソーシング事業
株式会社セントメディアが提供する店頭販売員等の人材サービスについては、通信業界において、通信料金支出の低減を求める一般消費者ニーズを背景とした格安SIM・格安スマートフォン等の需要も堅調であることから、販売による人材サービスの需要が高く、既存顧客のインストアシェアの拡大及び業務請負の受注に注力した他、アパレル業界からの受注案件も堅調に推移しました。株式会社クリエイティブバンクが提供するセールスプロモーションサービスにおいても、大手IT関連企業からのリテールサポートや各種キャンペーン、法人向けのプライベートセミナーや展示会等が堅調に推移したこと、大手ディストリビュータとの協業施策の受注も増加しました。
利益面においては、既存取引先との契約条件の見直し、業務請負案件の受注の拡大により、増益となりました。
以上の結果、セールスアウトソーシング事業は、売上高16,164百万円(前年同期比10.0%増)、セグメント利益1,353百万円(同38.2%増)となりました。
② コールセンターアウトソーシング事業
株式会社セントメディアが提供するコールセンターへの人材サービスについては、近年のスマートフォン市場の急速な拡大により、端末の操作やサービス内容の説明等のアフターサービスを行うオペレータの増員需要が旺盛であり、引き続き堅調に推移しました。また、BPO(企業の業務プロセスの一部を継続的に外部の企業に委託すること)市場、金融業界等の案件獲得に注力しました。
利益面においては、売上高の増加や営業生産性の向上により、増益となりました。
以上の結果、コールセンターアウトソーシング事業は、売上高10,063百万円(前年同期比9.4%増)、セグメント利益577百万円(同22.6%増)となりました。
③ ファクトリーアウトソーシング事業
株式会社エフエージェイが提供する製造業等への人材サービスについては、惣菜、コンビニエンスストア向けスイーツ、弁当の中食等の需要が堅調に推移するなか、食品製造業を中心とする顧客との取引拡大、営業展開地域の拡大及び新規顧客の獲得に努めてまいりました。また、株式会社リトルシーズサービスの連結子会社化(平成29年9月)が業績寄与したことにより順調に拡大しました。
利益面においては、営業展開地域の拡大に伴い人件費等が増加しましたが、売上高の増加、売上高総利益率の改善により、増益となりました。
以上の結果、ファクトリーアウトソーシング事業は、売上高12,411百万円(前年同期比23.2%増)、セグメント利益689百万円(同42.7%増)となりました。
④ 介護ビジネス支援事業
株式会社セントメディアが提供する介護分野における人材派遣・紹介については、積極的な拠点展開、施設の開拓により拡大を図りました。また、業務経験の浅いスタッフや、フルタイム以外の勤務を希望するスタッフでも活躍いただけるよう、就業フォロー・顧客企業に対する多様な働き方の提案等を強化し、稼働スタッフの増加に注力しました。さらに、スタッフの育成に向けて当社及び介護施設スタッフの研修施設として「ウィルケアアカデミー」を11月に開校しました。
利益面においては、拠点新設費用、営業体制の強化による人件費等の先行投資が増加したことから、減益となりました。
以上の結果、介護ビジネス支援事業は、売上高5,237百万円(前年同期比39.0%増)、セグメント損失15百万円(前第3四半期連結累計期間は12百万円の利益)となりました。
⑤ その他
「NET jinzai bank」のブランドで展開するインターネット・IoT分野における人材紹介は、近年のIPOブームを背景としたインターネット・IoTベンチャー企業における幹部人材の需要の高まりを受け、順調に拡大しました。オフィス等への人材派遣は、営業体制、シニア人材支援を強化してまいりました。ALT(外国語指導助手)派遣は、引き続き多くの自治体で英語教育充実への関心が高く、既存案件の継続受注、新規の受注獲得に至りました。また、保育士不足がますます深刻化しており、保育士の派遣・紹介サービスも順調に拡大しました。
ASEAN及びオセアニア地域で展開している海外事業は、Asia Recruit Holdings Sdn. Bhd.の連結子会社化(平成28年6月)、Ethos Corporation Pty. Ltd.他2社の連結子会社化(平成29年1月)が当期首より業績寄与したことにより順調に拡大しました。
以上の結果、その他は、売上高13,133百万円(前年同期比136.0%増)、セグメント利益541百万円(同375.8%増)となりました。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は23,470百万円となり、前連結会計年度末に比べ9,109百万円増加しました。これは主に、現金及び預金が7,845百万円、売掛金が935百万円、仕掛販売用不動産が189百万円それぞれ増加したことによるものです。
固定資産は3,851百万円となり、前連結会計年度末に比べ912百万円増加しました。これは主に、有形固定資産が387百万円、無形固定資産が153百万円、投資その他の資産が371百万円それぞれ増加したことによるものです。
以上の結果、総資産は27,322百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,021百万円増加しました。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は16,187百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,236百万円増加しました。これは主に、賞与引当金が158百万円、1年内返済予定の長期借入金が124百万円減少した一方、短期借入金が4,400百万円、未払金が475百万円、未払費用が574百万円、未払消費税等が345百万円及びその他が788百万円増加したことによるものです。
固定負債は1,787百万円となり、前連結会計年度末に比べ543百万円減少しました。これは主に、長期借入金が554百万円減少したことによるものです。
以上の結果、負債合計は17,975百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,693百万円増加しました。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は9,346百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,328百万円増加しました。これは主に、親会社に帰属する四半期純利益の計上等による利益剰余金が788百万円増加したことに加え、新株予約権の行使による新株の発行及び自己株式の処分等により、資本金が1,369百万円及び資本剰余金が1,655百万円増加、自己株式が314百万円減少したことによるものです。
以上の結果、自己資本比率は30.2%(前連結会計年度末23.3%)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)従業員数
当社グループは、前連結会計年度末に1,240人であった従業員数が、当第3四半期連結累計期間末において1,831人となり591人増加しました。セールスアウトソーシング事業で323人、コールセンターアウトソーシング事業で11人、ファクトリーアウトソーシング事業で86人、介護ビジネス支援事業で60人、その他で111人増加しました。これは主に業容の拡大に伴う新規採用によるもの及び株式会社リトルシーズサービス他2社の連結子会社化等によるものです。

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