訂正有価証券報告書-第6期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)

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2016/06/10 15:05
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有報資料

当社グループは、防除技術、施肥灌水技術及びバイオスティミュラントを主体に、世界の農業分野に事業展開を進めてまいります。
当社グループの事業を取り巻く環境に関しましては、新興国の経済発展にともなう食料需要の増加などを背景とした世界の農薬市場が拡大傾向にあります。また、東南アジアなどを中心に高品質で安全性の高い農作物に対する関心の高まりや、食の安全に対する意識の向上を背景とした農作物の栽培は、ビジネスとしても成長が期待されています。
国内農業に関しましては、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の大筋合意の概要が発表されるとともに、攻めの農林水産業への転換とする政策が示されるなど、農業に対する関心は高いものになっております。
一方、世界的には気候温暖化、農耕地の劣化傾向や減少など農作物生産環境は必ずしも安泰でないことや、国内では生産者の大規模集約化や担い手の育成などが課題とされております。
このような状況下において、当社グループの持つ技術や製品の機能を多面的に提案し、積極的な展開を行うことにより、持続的な企業価値の向上を図ってまいりたいと考えております。
具体的な取り組みにつきましては以下のとおりです。
(1)国内事業の持続的成長
国内における農薬事業及び肥料・バイオスティミュラント事業は、収益基盤として持続的な成長を目指します。マーケティングに基づいた営業活動、用途提案型の肥料・バイオスティミュラント製品の投入などを通じ流通や顧客の需要掘り起こしを行い売上高及び利益の拡大に取り組みます。
(2)海外展開の加速と収益力の向上
市場が拡大傾向にある海外事業においては、農薬登録取得国及び用途拡大など展開を加速すると同時に、コスト改善を図り収益力の向上を目指します。また海外子会社と連携した市場動向の把握による販売戦略の策定や製造の効率化などを進め収益の向上に結びつく活動を強化します。
(3)グループ会社との連携強化による事業の拡大
グローバルな事業展開を目的とした中国における肥料及び施肥灌水システム製造販売の合弁会社「潤禾(舟山)植物科技有限公司」、またインドネシアにおける農薬製造販売の合弁会社「PT.OAT MITOKU AGRIO」の営業開始を平成28年度に予定しております。これら新会社の事業を軌道に乗せるとともに、旭化学工業株式会社、Asahi Chemical Europe s.r.o. などを含めたグループ各社との連携強化を図り事業の拡大を進めます。
(4)幅広い研究開発テーマへの取り組み
研究開発に関しましては、新規農薬の研究開発から実用化に向け、グループ企業のインドOAT&IIL India Laboratories Private Limited社との連携のもと早期の実現を目指します。また、バイオスティミュラントの用途開発、施肥灌水技術に関連した肥料やシステムの海外展開支援など、幅広い分野の研究開発に取り組みます。
(5)コストダウンと財務体質強化
生産・管理部門に関しましては、生産の効率化やグローバルな資材調達などを通じた製造原価の低減による販売競争力の向上及び利益の増大を図ります。また、財務体質の強化に努め、新規事業への投資、研究開発や設備投資への備えを図ります。
当社グループは、これらを具体化するための全社的な取り組みとして、拡大する海外市場を見据えたグローバルな人材育成に継続して取り組んでまいります。また、製品や技術の潜在的可能性を更に探求し、広く社会に貢献する企業グループを目指すとともに、法令を遵守し社会的な責任を果してまいります。

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