有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2015/01/06 15:01
【資料】
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【項目】
89項目

対処すべき課題


(1) KeePerのブランディング
健全なKeePerのブランディングを進めるためには、全国約4,000店舗のキーパープロショップやキーパーLABOをはじめ、全てのキーパー施工店でのキーパーコーティング施工を、高い品質に維持する事が最も重要と考えております。そのために単なるトレーニングセンターでの技術研修会だけではなく、施工店現地で行われる「上達会」、あるいはキーパー技術コンテストの継続した開催などで実践的な技術の向上を図ってまいります。
(2)Webサイトの充実
キーパーコーティングを施工された一般消費者の購買動機は、約50~60%がインターネットで当社サイトの閲覧が契機であり、キーパーコーティングと全国のキーパープロショップを紹介しているkeepercoating.jpと、キーパーLABOを紹介しているkeeperlabo.jpのサイトを常に調査のうえ改善を実施し、より魅力的なサイトにすることによって、集客と購買につながるような効果を高めてまいります。
(3)キーパーLABOの新店用地の確保
キーパープロショップ店舗の著しい増加、テレビコマーシャルなどの宣伝活動でKeePerのブランディングが進み、新店の候補地が複数出てきております。新店開発専属のスタッフを配置し、これらのチャンスを有効に活かして新店確保の実現を目指してまいります。また同時に、経験を積んだ新店開発のスタッフを有効に使って、スムーズな店舗展開を図ってまいります。
(4)人員の確保
新規出店に対応できる人員の数と質を確保していくため、新たに「短縮時間正社員(子育て支援制度)」などを採用して、新たな雇用創出を図ってまいります。また、当社の特徴の一つである技術研修の仕組みの力と社員が活き活き働ける職場環境を提供し、貴重な採用を高い技術力を持った集団に育成することを最重要課題として取組んでまいります。
(5)社内管理体制の強化と内部統制
事業規模拡大に伴い、内部管理体制の強化を通じた経営の健全性・安定性が重要であると考えております。当社としましては、内部統制の実効性を高めるため、権限の明確化、例外なき報告・連絡・相談を日常的に徹底してまいります。これにより健全な業務管理を行い、越権行為、公私混同及び違法行為の未然防止に引き続き注力してまいります。