四半期報告書-第21期第1四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)
当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社グループの連結業績はIFRSに基づき算出しております。
連結業績概況
| 2019年度 第1四半期連結累計期間 | 2020年度 第1四半期連結累計期間 | ||
| 売上収益 | 55,323 | 58,968 | |
| 営業損失 | △7,892 | △4,356 | |
| 継続事業に係る税引前四半期損失 | △11,270 | △10,082 | |
| 四半期純損失 | △10,718 | △10,574 | |
| 当社の株主に帰属する四半期純損失 | △10,314 | △8,283 |
当第1四半期連結累計期間(2020年1月1日から2020年3月31日まで)における売上収益は58,968百万円(前年同期比6.6%増)となりました。売上収益が増加した主な要因は、広告に関連した売上収益の増加によるものです。
当第1四半期連結累計期間における営業損失は4,356百万円(前年同期は7,892百万円の損失)となりました。
営業損失が減少した要因は、前述の売上収益の増加に加え、主に、以下の通りです。
決済手数料及びライセンス料
動画配信サービスに係るライセンス料の増加などにより、決済手数料及びライセンス料が1,334百万円増加しております。
販売手数料
求人広告に係る販売手数料の減少などにより、販売手数料が1,469百万円減少しております。
従業員報酬費用
エンジニアを中心とした人員の増加により、従業員報酬費用が1,515百万円増加しております。
マーケティング費用
主に、Fintechに係るプロモーション費用の減少により、マーケティング費用が2,710百万円減少しております。
外注費及びその他のサービス費用
Fintechに係る開発等の外注費の増加などにより、外注費及びその他のサービス費用が2,203百万円増加しております。
減価償却費及び償却費
オフィス増床等により減価償却費及び償却費が1,303百万円増加しております。
その他の営業費用
LINEポイントに関連する費用の減少及びFriendsに関連する売上減収に伴う商品原価の減少により、その他の営業費用が1,958百万円減少しております。
当第1四半期連結累計期間における継続事業に係る税引前四半期損失は10,082百万円(前年同期は11,270百万円の損失)となりました。
継続事業に係る税引前四半期損失が減少した要因は、金融商品の評価に係る損失などにより、その他の営業外費用が1,517百万円増加する一方、前述の営業損失が減少した要因によるものです。
当第1四半期連結累計期間における四半期純損失は10,574百万円(前年同期は10,718百万円の損失)となりました。
四半期純損失が減少した要因は、主に前述の継続事業に係る税引前損失が減少した要因によるものです。
以上より、当第1四半期連結累計期間における当社の株主に帰属する四半期純損失は8,283百万円(前年同期は10,314百万円の損失)となりました。
セグメント別損益
当社グループはコア事業及び戦略事業の報告セグメントを有しております。各セグメント別損益の状況は以下のとおりです。
コア事業
コア事業の売上収益は51,854百万円(前年同期比8.1%増)となり、セグメント営業利益は11,970百万円(前年同期比44.8%増)となりました。
コア事業の増収及び増益の主な要因は、ディスプレイ広告が好調だったことによる広告売上の増収がコア事業の増収及び増益に貢献したことによるものです。
戦略事業
戦略事業の売上収益は7,114百万円(前年同期比3.5%減)となり、セグメント営業損失は15,192百万円となりました(前年同期は14,987百万円の損失)。
戦略事業の売上収益の主な減少要因は、Friendsに関連する売上収益が減少したことによるものです。戦略事業の損失の主な増加要因は、Fintechに関連するマーケティング費用が減少する一方、前述のFriendsに関連する売上収益の減少及びFintechに係る開発等の外注費の増加によるものです。
セグメント別損益の詳細は4.セグメント情報に記載しております。
当第1四半期連結会計期間末の資産は524,810百万円となり、前連結会計年度末に比べ16,542百万円減少いたしました。これは主として四半期純損失の計上による現金及び現金同等物の減少によるものです。
負債は364,461百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,228百万円減少いたしました。これは主として未払賞与の支払による未払費用の減少によるものです。
資本は160,349百万円となり、前連結会計年度末に比べ14,314百万円減少いたしました。これは主として四半期純損失の計上によるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ38,588百万円減少し、残高は178,757百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比14,196百万円の支出の増加となり、16,262百万円の支出となりました。主な支出の増加要因は、買掛金及びその他の未払金や未払費用の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは前年同期比3,840百万円の支出の増加となり、18,925百万円の支出となりました。主な支出の増加要因は、有形固定資産及び無形資産の取得による支出や保証金の差入による支出が減少する一方、関連会社及び共同支配企業への投資による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは前年同期が9,128百万円の収入であったのに対し、当第1四半期連結累計期間は2,466百万円の支出となりました。主な資金の減少要因は、前年同期は非支配持分からの払込による収入がありましたが、当第1四半期はなかったことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当社グループはFintech、AIなどの研究及び開発をしており、当第1四半期連結累計期間における研究開発費は7,150百万円です。