四半期報告書-第25期第3四半期(平成28年2月1日-平成28年4月30日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
また、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀による金融緩和策を背景として、企業収益の改善や訪日客によるインバウンド効果などによる緩やかな回復基調が見られた反面、中国経済の減速や世界同時株安、年明け以降の急激な円高が進行したことなどの懸念材料もあり先行きは不透明な状況の中で推移しております。
外食業界におきましても、高付加価値業態を中心に回復傾向が見られてはおりますが、人手不足に伴う人材確保や人件費上昇、競合企業との競争激化など、引き続き厳しい状況で推移しております。
このような状況の中、当社グループでは多様な新規出店プロジェクトの企画開発を推進する一方で、新たな店舗運営子会社の経営を担う人材育成に注力してきたことで平成28年2月には新たに個性ある店舗運営子会社3社を設立し、店舗数増加に伴う運営体制はより強化されております。
当第3四半期連結累計期間における店舗の増減といたしましては、レストラン事業では8店舗をオープン、期間限定店舗1店舗をクローズ、スイーツ事業では3店舗をオープンし、当社グループとしては計11店舗をオープン、1店舗をクローズしております。結果、当第3四半期連結会計期間末現在における当社グループの運営する店舗数は68店舗となっております。
この結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は5,911,007千円(前年同期比26.7%増)、営業利益294,201千円(前年同期比22.9%増)、経常利益304,993千円(前年同期比2.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益198,420千円(前年同期比11.8%増)と予想どおりに推移しております。
事業別の業績は以下のとおりであります。
① レストラン事業
レストラン事業におきましては、平成27年9月に東京都新宿区にて大学レストランとして4店舗目となる「グッドモーニングカフェ 早稲田」をオープン、平成27年10月には福岡市中央区にて福岡エリア初出店として海外飲食ブランド「アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ福岡」をオープンしております。また平成27年11月には、東京都台東区にてバッドロケーション戦略に即した出店として「ボン花火」「焼くろ澤」を同時オープン、大阪市天王寺区では不動産デベロッパーより天王寺公園の再活性化プロジェクトである「てんしば」に誘致され、「青いナポリ イン ザ パーク」をオープンしております。
さらに、平成28年4月には名古屋市東区の名城大学にて、名古屋エリア初出店であり大学レストランとしては5店舗目となる「ムー ガーデンテラス」をオープン、福岡市博多区において福岡エリアの旗艦店舗となる「ガーブ リーブス」をオープンし、関東・関西エリアに続く出店エリアの拡大を推進しております。また兵庫県西宮市の商業施設である「西宮ガーデンズ」にて、「イン ザ グリーンガーデンズ」をオープンしております。
店舗運営に関しましては、店舗運営子会社ごとに店舗の状況に合わせたきめ細かいレストラン運営に取り組む一方で、新規店舗における顧客満足度と収益性を向上させる店舗運営方法の確立、営業企画・イベントの立案、夏季におけるビアガーデンやバーベキュー、冬季におけるこたつテラスなど季節に応じた店舗運営などの取り組みを実施しております。
また、当社独自の組織制度である店舗運営子会社につきましては、平成28年2月に関東地区における店舗運営を担う株式会社バルニバービウィルワークス、九州地区における店舗運営を担う株式会社バルニバービイートライズ及び複数の代表取締役が全責任を持って各担当店舗の運営を行う株式会社バルニバービタイムタイムと個性ある店舗運営子会社3社を設立したことで、店舗運営子会社は9社となり、個店ごとに異なる店舗運営体制がより強化されております。
結果、当第3四半期連結会計期間末におけるレストラン事業の店舗数は、関東地区27店舗、関西地区18店舗、その他地域3店舗の計48舗となり、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,154,075千円(前年同期比23.3%増)となりました。
② スイーツ事業
スイーツ事業におきましては、季節商品等やコラボ商品などの商品開発を推進する一方で、平成27年9月には東京都新宿区の早稲田大学の運営する小劇場「どらま館」に「トーキョークレープガール 早稲田どらま館」をオープン、平成27年10月には川崎市幸区「ラゾーナ川崎」に「花のババロア ハバロ/パラディ ラゾーナ川崎店」をオープン、平成28年3月には京都市東山区「高台寺」境内に「スロージェットコーヒー 高台寺」をオープンしております。
結果、当第3四半期連結会計期間末におけるスイーツ事業の店舗数は、関東地区10店舗、関西地区4店舗の計14店舗となり、当第3四半期連結累計期間における売上高は437,476千円(前年同期比34.4%増)となりました。
③ アスリート食堂事業
アスリート食堂事業におきましては、アスリートだけではなく健康志向の顧客へのターゲット層の拡大及びオペレーション効率改善によるコストダウンによる収益性改善を進めております。
結果、当第3四半期連結会計期間末におけるアスリート食堂事業の店舗数は、関東地区4店舗、関西地区1店舗、その他地域1店舗の計6店舗となり、当第3四半期連結累計期間における売上高は295,567千円(前年同期比129.3%増)となりました。
④ その他の事業
その他の事業におきましては、企業、行政機関などに対して、地域ブランド振興、カフェやレストランの企画・開発等のコンサルティングを行っております。当第3四半期連結累計期間における売上高は23,888千円(前年同期比17.6%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末と比較して、841,143千円増加し4,774,257千円となりました。
流動資産につきましては、前連結会計年度末と比較して、95,530千円増加し1,388,994千円となりました。これは主に東京証券取引所マザーズへの上場時における公募増資に伴う現金及び預金の増加98,447千円によるものであります。
固定資産につきましては、前連結会計年度末と比較して、745,613千円増加し3,385,262千円となりました。これは主に店舗用不動産取得に伴う土地の増加389,180千円、新規出店に伴う建物及び構築物の増加227,025千円によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して、56,223千円増加し3,050,447千円となりました。
流動負債につきましては、前連結会計年度末と比較して、99,898千円増加し1,549,200千円となりました。これは主に未払金の増加84,077千円、未払消費税等の増加39,272千円及び未払法人税等の減少129,741千円によるものであります。
固定負債につきましては、前連結会計年度末と比較して、43,675千円減少し1,501,247千円となりました。これは主に資産除去債務の増加26,314千円及び社債の減少50,000千円、長期借入金の減少19,698千円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して、784,920千円増加し1,723,810千円となりました。これは主に公募増資に伴う資本金の増加293,250千円及び資本剰余金の増加293,250千円、利益剰余金の増加198,420千円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、業容拡大による新卒採用等を進めたことにより、当社グループの従業員数は、前連結会計年度末の405名から500名(平均臨時雇用者数は249名から437名)に増加いたしました。
また、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀による金融緩和策を背景として、企業収益の改善や訪日客によるインバウンド効果などによる緩やかな回復基調が見られた反面、中国経済の減速や世界同時株安、年明け以降の急激な円高が進行したことなどの懸念材料もあり先行きは不透明な状況の中で推移しております。
外食業界におきましても、高付加価値業態を中心に回復傾向が見られてはおりますが、人手不足に伴う人材確保や人件費上昇、競合企業との競争激化など、引き続き厳しい状況で推移しております。
このような状況の中、当社グループでは多様な新規出店プロジェクトの企画開発を推進する一方で、新たな店舗運営子会社の経営を担う人材育成に注力してきたことで平成28年2月には新たに個性ある店舗運営子会社3社を設立し、店舗数増加に伴う運営体制はより強化されております。
当第3四半期連結累計期間における店舗の増減といたしましては、レストラン事業では8店舗をオープン、期間限定店舗1店舗をクローズ、スイーツ事業では3店舗をオープンし、当社グループとしては計11店舗をオープン、1店舗をクローズしております。結果、当第3四半期連結会計期間末現在における当社グループの運営する店舗数は68店舗となっております。
この結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は5,911,007千円(前年同期比26.7%増)、営業利益294,201千円(前年同期比22.9%増)、経常利益304,993千円(前年同期比2.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益198,420千円(前年同期比11.8%増)と予想どおりに推移しております。
事業別の業績は以下のとおりであります。
① レストラン事業
レストラン事業におきましては、平成27年9月に東京都新宿区にて大学レストランとして4店舗目となる「グッドモーニングカフェ 早稲田」をオープン、平成27年10月には福岡市中央区にて福岡エリア初出店として海外飲食ブランド「アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ福岡」をオープンしております。また平成27年11月には、東京都台東区にてバッドロケーション戦略に即した出店として「ボン花火」「焼くろ澤」を同時オープン、大阪市天王寺区では不動産デベロッパーより天王寺公園の再活性化プロジェクトである「てんしば」に誘致され、「青いナポリ イン ザ パーク」をオープンしております。
さらに、平成28年4月には名古屋市東区の名城大学にて、名古屋エリア初出店であり大学レストランとしては5店舗目となる「ムー ガーデンテラス」をオープン、福岡市博多区において福岡エリアの旗艦店舗となる「ガーブ リーブス」をオープンし、関東・関西エリアに続く出店エリアの拡大を推進しております。また兵庫県西宮市の商業施設である「西宮ガーデンズ」にて、「イン ザ グリーンガーデンズ」をオープンしております。
店舗運営に関しましては、店舗運営子会社ごとに店舗の状況に合わせたきめ細かいレストラン運営に取り組む一方で、新規店舗における顧客満足度と収益性を向上させる店舗運営方法の確立、営業企画・イベントの立案、夏季におけるビアガーデンやバーベキュー、冬季におけるこたつテラスなど季節に応じた店舗運営などの取り組みを実施しております。
また、当社独自の組織制度である店舗運営子会社につきましては、平成28年2月に関東地区における店舗運営を担う株式会社バルニバービウィルワークス、九州地区における店舗運営を担う株式会社バルニバービイートライズ及び複数の代表取締役が全責任を持って各担当店舗の運営を行う株式会社バルニバービタイムタイムと個性ある店舗運営子会社3社を設立したことで、店舗運営子会社は9社となり、個店ごとに異なる店舗運営体制がより強化されております。
結果、当第3四半期連結会計期間末におけるレストラン事業の店舗数は、関東地区27店舗、関西地区18店舗、その他地域3店舗の計48舗となり、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,154,075千円(前年同期比23.3%増)となりました。
② スイーツ事業
スイーツ事業におきましては、季節商品等やコラボ商品などの商品開発を推進する一方で、平成27年9月には東京都新宿区の早稲田大学の運営する小劇場「どらま館」に「トーキョークレープガール 早稲田どらま館」をオープン、平成27年10月には川崎市幸区「ラゾーナ川崎」に「花のババロア ハバロ/パラディ ラゾーナ川崎店」をオープン、平成28年3月には京都市東山区「高台寺」境内に「スロージェットコーヒー 高台寺」をオープンしております。
結果、当第3四半期連結会計期間末におけるスイーツ事業の店舗数は、関東地区10店舗、関西地区4店舗の計14店舗となり、当第3四半期連結累計期間における売上高は437,476千円(前年同期比34.4%増)となりました。
③ アスリート食堂事業
アスリート食堂事業におきましては、アスリートだけではなく健康志向の顧客へのターゲット層の拡大及びオペレーション効率改善によるコストダウンによる収益性改善を進めております。
結果、当第3四半期連結会計期間末におけるアスリート食堂事業の店舗数は、関東地区4店舗、関西地区1店舗、その他地域1店舗の計6店舗となり、当第3四半期連結累計期間における売上高は295,567千円(前年同期比129.3%増)となりました。
④ その他の事業
その他の事業におきましては、企業、行政機関などに対して、地域ブランド振興、カフェやレストランの企画・開発等のコンサルティングを行っております。当第3四半期連結累計期間における売上高は23,888千円(前年同期比17.6%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末と比較して、841,143千円増加し4,774,257千円となりました。
流動資産につきましては、前連結会計年度末と比較して、95,530千円増加し1,388,994千円となりました。これは主に東京証券取引所マザーズへの上場時における公募増資に伴う現金及び預金の増加98,447千円によるものであります。
固定資産につきましては、前連結会計年度末と比較して、745,613千円増加し3,385,262千円となりました。これは主に店舗用不動産取得に伴う土地の増加389,180千円、新規出店に伴う建物及び構築物の増加227,025千円によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して、56,223千円増加し3,050,447千円となりました。
流動負債につきましては、前連結会計年度末と比較して、99,898千円増加し1,549,200千円となりました。これは主に未払金の増加84,077千円、未払消費税等の増加39,272千円及び未払法人税等の減少129,741千円によるものであります。
固定負債につきましては、前連結会計年度末と比較して、43,675千円減少し1,501,247千円となりました。これは主に資産除去債務の増加26,314千円及び社債の減少50,000千円、長期借入金の減少19,698千円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して、784,920千円増加し1,723,810千円となりました。これは主に公募増資に伴う資本金の増加293,250千円及び資本剰余金の増加293,250千円、利益剰余金の増加198,420千円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、業容拡大による新卒採用等を進めたことにより、当社グループの従業員数は、前連結会計年度末の405名から500名(平均臨時雇用者数は249名から437名)に増加いたしました。