このような経営環境の下当社グループは、「豊かで楽しく快適なくらしの創造」を経営理念に掲げ、「すべての人に持ち家を」というビジョンのもと、主力事業である分譲住宅事業の成長戦略に注力を行い「高品質だけど低価格なデザイン住宅」の提供及び、新規エリアへの進出や既存営業エリアの深耕によるシェア拡大を図ってまいりました。また、在庫回転率の向上を目指す高回転経営を重視したことにより売上高は増加したものの、積極的な販売活動及び建築コストの高騰により売上総利益率は低下しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前第3四半期連結累計期間と比較し37,413,012千円(23.4%)増加の197,622,814千円となりました。営業利益は、第1四半期連結会計期間にて行われた株式会社エルハウジングの企業結合における棚卸資産の時価評価により売上原価が増加したこと、前第3四半期連結累計期間において新型コロナウイルス感染症の影響により高く推移していた不動産需要が、当第3四半期連結累計期間において正常化したことなどにより、前第3四半期連結累計期間と比較し6,798,313千円(△46.3%)減少の7,885,375千円、経常利益は、資金調達に伴う支払手数料を主因に営業外費用が566,492千円増加したことなどにより、前第3四半期連結累計期間と比較し7,159,621千円(△50.5%)減少の7,023,748千円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、負ののれん発生益を495,863千円計上したものの、前第3四半期連結累計期間と比較し4,279,466千円(△47.3%)減少の4,775,647千円となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
2024/02/14 9:10