有価証券報告書-第31期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度(2020年4月1日~2021年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大に伴い、経済活動と個人消費が停滞し、景気が急速に悪化いたしました。政府の第1回目の緊急事態宣言解除後は、徐々に経済活動の再開の動きが見られたものの、その後も断続的に感染が再拡大し、1月には第2回目の緊急事態宣言が発出されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
(和装事業)
和装事業におきましては、新型コロナウイルス感染予防対策を実施しての店舗運営や催事開催、また、自宅にいながら気軽にきものの着方が無料で学べるオンラインきもの着方講座の開設等、コロナ禍でのお客様獲得に努めてまいりましたが、新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のための自粛に伴う一部店舗の営業休止、営業時間短縮、自治体による成人式の延期・中止等により、当連結会計年度の和装事業の売上高は11,698,093千円(前期比13.7%減)となり、セグメント損失は66,785千円となりました。
なお、当連結会計年度末の受注残高は、3,842,008千円(前連結会計年度末比13.7%増)となっております。
(ウエディング事業)
ウエディング事業におきましては、新型コロナウイルス感染予防対策を実施しての式場運営、また、団結・結束を意味する「ユニティ」をキーワードに、心が通い合う少人数の結婚式として、30名様までの新ウエディングプラン「ユニティウエディング」をスタートさせ、コロナ禍でのお客様獲得に努めてまいりましたが、新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のための自粛に伴う結婚式の延期・中止等により、当連結会計年度のウエディング事業の売上高は2,455,553千円(前期比47.7%減)となり、セグメント損失は1,089,269千円となりました。
なお、当連結会計年度末の受注残組数は、1,373組(前連結会計年度末比11.9%増)となっております。
(全社)
上記の結果、当連結会計年度の業績は、売上高14,153,646千円(前期比22.4%減)、営業損失1,904,639千円、経常損失1,533,827千円、当社グループが保有する事業用資産の一部について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失437,962千円を特別損失に計上したこと、また、今後の業績動向を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を取崩し法人税等調整額418,533千円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純損失は2,454,338千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は1,533,346千円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は717,838千円となり、前年同期と比べ1,239,839千円減少いたしました。これは主に税金等調整前当期純損失1,984,520千円、たな卸資産の増加424,629千円があった一方で、減価償却費562,265千円、減損損失437,962千円、前受金の増加639,405千円があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は369,753千円となり、前年同期と比べ500,044千円増加いたしました。これは主に定期預金の預入による支出277,606千円、固定資産の取得による支出299,325千円があった一方で、定期預金の払戻による収入154,000千円があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1,298,360千円となり、前年同期と比べ1,142,568千円増加いたしました。これは主に短期借入れによる収入1,790,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出430,092千円、配当金の支払額77,158千円があったことによります。
③ 生産、受注及び販売の実績
イ.生産実績
当社グループでは生産活動を行っていないため、生産実績の記載を省略しております。
ロ.仕入実績
当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間の取引については内部振替後の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.和装事業の仕入実績額には、レンタル商品勘定に振替計上した269,288千円が含まれております。
4.ウエディング事業の仕入実績額には、レンタル商品勘定に振替計上した9,198千円が含まれております。
ハ.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
① 和装事業
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.売上高の計上につきましては、受注後、仕立てを行うため、受注から1~3ヶ月前後のタイムラグがあります。
② ウエディング事業
(注) ウエディング事業につきましては、挙式施行後に金額が確定するため、ご成約の申込金をお預りしている件数(受注件数)を表示しております。
ニ.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間の取引については内部振替後の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを用いております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における総資産は17,849,455千円(前連結会計年度末比3.9%減)となりました。
流動資産の残高は9,630,766千円(前連結会計年度末比7.7%増)となりました。これは主に現金及び預金が350,800千円、売掛金が289,927千円、有価証券が202,052千円増加したことによります。
固定資産の残高は8,218,688千円(前連結会計年度末比14.7%減)となりました。これは主に建物及び構築物(純額)が716,720千円、投資有価証券が162,524千円、繰延税金資産が369,396千円減少したことによります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債は14,426,847千円(前連結会計年度末比14.0%増)となりました。
流動負債の残高は12,088,681千円(前連結会計年度末比21.8%増)となりました。これは主に短期借入金が1,790,000千円、前受金が638,767千円増加した一方で、未払金が81,167千円、未払法人税等が77,478千円減少したことによります。
固定負債の残高は2,338,165千円(前連結会計年度末比14.6%減)となりました。これは主に長期借入金が496,072千円減少した一方で、繰延税金負債が53,109千円、退職給付に係る負債が39,664千円増加したことによります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産は3,422,608千円(前連結会計年度末比42.1%減)となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純損失を2,454,338千円計上したこと、配当金77,158千円を支払ったことによります。
ロ.経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、14,153,646千円(前期比22.4%減)となりました。
和装事業に関しましては、新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のための自粛に伴う入学式の中止、一部店舗の営業休止、営業時間短縮、自治体による成人式の延期・中止等により、11,698,093千円(前期比13.7%減)となり、ウエディング事業に関しましては、新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のための自粛に伴う結婚式の延期・中止等により、2,455,553千円(前期比47.7%減)となりました。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は、8,234,790千円(前期比26.3%減)となりました。
売上高の減少に伴い売上総利益が減少いたしました。
(営業損失)
当連結会計年度における営業損失は、1,904,639千円となりました。
給与手当2,740,505千円、広告宣伝費1,928,168千円、地代家賃1,402,033千円、減価償却費561,352千円等、販売費及び一般管理費を10,139,430千円計上したことによります。
(経常損失)
当連結会計年度における経常損失は、1,533,827千円となりました。
営業外収益として、助成金収入311,039千円、為替差益46,935千円を計上したこと等によります。
(税金等調整前当期純損失)
当連結会計年度における税金等調整前当期純損失は、1,984,520千円となりました。
当社グループが保有する事業用資産の一部について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失437,962千円を特別損失に計上したこと等によります。
(親会社株主に帰属する当期純損失)
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は、2,454,338千円となりました。
今後の業績動向を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を取崩し法人税等調整額を418,533千円計上したことによります。
ハ.キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
(3) 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの事業活動における資金需要の主なものは、和装事業における新規出店に関わる有形固定資産投資及びウエディング事業における式場開設及び式場改装に関わる有形固定資産投資であります。
運転資金及び設備投資資金につきましては、内部留保金を超える資金を金融機関からの借入金により資金調達をすることとしております。なお、当期末の有利子負債残高は、6,712,098千円となりました。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境の変化や組織体制の整備等、様々なリスク要因が当社の成長や経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。そのため、当社グループは、常に市場の動向等に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保並びに育成し、顧客ニーズにマッチした商品やサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因の低減を図って参ります。
(5) 経営戦略の現状と見通しについて
当社グループは、和装事業については出店、催事、きものを着て楽しむイベントの開催及び着方教室の運営等により、また、ウエディング事業については本物志向のファシリティと専門的なサービスの内製化及び新サービスの提供等により、持続的な成長、企業価値の向上に努めて参ります。詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境並びに入手可能な情報に基づき、迅速かつ最善な経営戦略の立案、施策の実施に努めております。当社グループが今後も持続的に成長するためには、事業規模の拡大に合わせて適時に人材拡充を進めると同時に、組織体制の整備を進めていくことが重要であると認識しております。このため、当社グループの出店計画に必要な人材を適時に採用すると同時に、将来の成長に対応した採用及び教育研修制度の拡充、新規出店による規模拡大や内部管理体制の強化等の組織整備を進めていく方針であります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度(2020年4月1日~2021年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大に伴い、経済活動と個人消費が停滞し、景気が急速に悪化いたしました。政府の第1回目の緊急事態宣言解除後は、徐々に経済活動の再開の動きが見られたものの、その後も断続的に感染が再拡大し、1月には第2回目の緊急事態宣言が発出されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
(和装事業)
和装事業におきましては、新型コロナウイルス感染予防対策を実施しての店舗運営や催事開催、また、自宅にいながら気軽にきものの着方が無料で学べるオンラインきもの着方講座の開設等、コロナ禍でのお客様獲得に努めてまいりましたが、新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のための自粛に伴う一部店舗の営業休止、営業時間短縮、自治体による成人式の延期・中止等により、当連結会計年度の和装事業の売上高は11,698,093千円(前期比13.7%減)となり、セグメント損失は66,785千円となりました。
なお、当連結会計年度末の受注残高は、3,842,008千円(前連結会計年度末比13.7%増)となっております。
(ウエディング事業)
ウエディング事業におきましては、新型コロナウイルス感染予防対策を実施しての式場運営、また、団結・結束を意味する「ユニティ」をキーワードに、心が通い合う少人数の結婚式として、30名様までの新ウエディングプラン「ユニティウエディング」をスタートさせ、コロナ禍でのお客様獲得に努めてまいりましたが、新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のための自粛に伴う結婚式の延期・中止等により、当連結会計年度のウエディング事業の売上高は2,455,553千円(前期比47.7%減)となり、セグメント損失は1,089,269千円となりました。
なお、当連結会計年度末の受注残組数は、1,373組(前連結会計年度末比11.9%増)となっております。
(全社)
上記の結果、当連結会計年度の業績は、売上高14,153,646千円(前期比22.4%減)、営業損失1,904,639千円、経常損失1,533,827千円、当社グループが保有する事業用資産の一部について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失437,962千円を特別損失に計上したこと、また、今後の業績動向を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を取崩し法人税等調整額418,533千円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純損失は2,454,338千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は1,533,346千円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は717,838千円となり、前年同期と比べ1,239,839千円減少いたしました。これは主に税金等調整前当期純損失1,984,520千円、たな卸資産の増加424,629千円があった一方で、減価償却費562,265千円、減損損失437,962千円、前受金の増加639,405千円があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は369,753千円となり、前年同期と比べ500,044千円増加いたしました。これは主に定期預金の預入による支出277,606千円、固定資産の取得による支出299,325千円があった一方で、定期預金の払戻による収入154,000千円があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1,298,360千円となり、前年同期と比べ1,142,568千円増加いたしました。これは主に短期借入れによる収入1,790,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出430,092千円、配当金の支払額77,158千円があったことによります。
③ 生産、受注及び販売の実績
イ.生産実績
当社グループでは生産活動を行っていないため、生産実績の記載を省略しております。
ロ.仕入実績
当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 和装事業 (千円) | 2,644,502 | 77.1 |
| ウエディング事業 (千円) | 507,740 | 57.7 |
| 合計 (千円) | 3,152,243 | 73.1 |
(注) 1.セグメント間の取引については内部振替後の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.和装事業の仕入実績額には、レンタル商品勘定に振替計上した269,288千円が含まれております。
4.ウエディング事業の仕入実績額には、レンタル商品勘定に振替計上した9,198千円が含まれております。
ハ.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
① 和装事業
| 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |||
| 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 12,159,471 | 92.8 | 3,842,008 | 113.7 |
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.売上高の計上につきましては、受注後、仕立てを行うため、受注から1~3ヶ月前後のタイムラグがあります。
② ウエディング事業
| 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |||
| 受注件数(件) | 前年同期比(%) | 受注件数残高(件) | 前年同期比(%) |
| 1,057 | 67.9 | 1,373 | 111.9 |
(注) ウエディング事業につきましては、挙式施行後に金額が確定するため、ご成約の申込金をお預りしている件数(受注件数)を表示しております。
ニ.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 和装事業 (千円) | 11,698,093 | △13.7 |
| ウエディング事業 (千円) | 2,455,553 | △47.7 |
| 合計 (千円) | 14,153,646 | △22.4 |
(注) 1.セグメント間の取引については内部振替後の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを用いております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における総資産は17,849,455千円(前連結会計年度末比3.9%減)となりました。
流動資産の残高は9,630,766千円(前連結会計年度末比7.7%増)となりました。これは主に現金及び預金が350,800千円、売掛金が289,927千円、有価証券が202,052千円増加したことによります。
固定資産の残高は8,218,688千円(前連結会計年度末比14.7%減)となりました。これは主に建物及び構築物(純額)が716,720千円、投資有価証券が162,524千円、繰延税金資産が369,396千円減少したことによります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債は14,426,847千円(前連結会計年度末比14.0%増)となりました。
流動負債の残高は12,088,681千円(前連結会計年度末比21.8%増)となりました。これは主に短期借入金が1,790,000千円、前受金が638,767千円増加した一方で、未払金が81,167千円、未払法人税等が77,478千円減少したことによります。
固定負債の残高は2,338,165千円(前連結会計年度末比14.6%減)となりました。これは主に長期借入金が496,072千円減少した一方で、繰延税金負債が53,109千円、退職給付に係る負債が39,664千円増加したことによります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産は3,422,608千円(前連結会計年度末比42.1%減)となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純損失を2,454,338千円計上したこと、配当金77,158千円を支払ったことによります。
ロ.経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、14,153,646千円(前期比22.4%減)となりました。
和装事業に関しましては、新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のための自粛に伴う入学式の中止、一部店舗の営業休止、営業時間短縮、自治体による成人式の延期・中止等により、11,698,093千円(前期比13.7%減)となり、ウエディング事業に関しましては、新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のための自粛に伴う結婚式の延期・中止等により、2,455,553千円(前期比47.7%減)となりました。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は、8,234,790千円(前期比26.3%減)となりました。
売上高の減少に伴い売上総利益が減少いたしました。
(営業損失)
当連結会計年度における営業損失は、1,904,639千円となりました。
給与手当2,740,505千円、広告宣伝費1,928,168千円、地代家賃1,402,033千円、減価償却費561,352千円等、販売費及び一般管理費を10,139,430千円計上したことによります。
(経常損失)
当連結会計年度における経常損失は、1,533,827千円となりました。
営業外収益として、助成金収入311,039千円、為替差益46,935千円を計上したこと等によります。
(税金等調整前当期純損失)
当連結会計年度における税金等調整前当期純損失は、1,984,520千円となりました。
当社グループが保有する事業用資産の一部について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失437,962千円を特別損失に計上したこと等によります。
(親会社株主に帰属する当期純損失)
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は、2,454,338千円となりました。
今後の業績動向を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を取崩し法人税等調整額を418,533千円計上したことによります。
ハ.キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
(3) 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの事業活動における資金需要の主なものは、和装事業における新規出店に関わる有形固定資産投資及びウエディング事業における式場開設及び式場改装に関わる有形固定資産投資であります。
運転資金及び設備投資資金につきましては、内部留保金を超える資金を金融機関からの借入金により資金調達をすることとしております。なお、当期末の有利子負債残高は、6,712,098千円となりました。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境の変化や組織体制の整備等、様々なリスク要因が当社の成長や経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。そのため、当社グループは、常に市場の動向等に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保並びに育成し、顧客ニーズにマッチした商品やサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因の低減を図って参ります。
(5) 経営戦略の現状と見通しについて
当社グループは、和装事業については出店、催事、きものを着て楽しむイベントの開催及び着方教室の運営等により、また、ウエディング事業については本物志向のファシリティと専門的なサービスの内製化及び新サービスの提供等により、持続的な成長、企業価値の向上に努めて参ります。詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境並びに入手可能な情報に基づき、迅速かつ最善な経営戦略の立案、施策の実施に努めております。当社グループが今後も持続的に成長するためには、事業規模の拡大に合わせて適時に人材拡充を進めると同時に、組織体制の整備を進めていくことが重要であると認識しております。このため、当社グループの出店計画に必要な人材を適時に採用すると同時に、将来の成長に対応した採用及び教育研修制度の拡充、新規出店による規模拡大や内部管理体制の強化等の組織整備を進めていく方針であります。