有価証券報告書-第15期(平成29年8月1日-平成30年7月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策を背景に企業収益や雇用環境に改善が見られるものの、個人消費は依然として横ばい圏の推移が続いております。世界経済につきましては、米国の政策動向や世界的な地政学的リスクの高まりなどにより、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社が属するウエディング業界におきましては、少子化の進展・結婚適齢期人口の減少を背景に、挙式・披露宴件数は緩やかな減少傾向にあります。一方で、ハウスウエディングの需要は底堅く推移し、挙式・披露宴にかける費用は年々増加傾向にあります。
このような環境の中、当社は「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」との企業理念に基づき、一軒家を完全貸切し、施設全体を利用した多彩な演出を実現、自宅にお客さまを招く感覚で挙式・披露宴を挙げることができる仕組みを確立しており、すべての会場を「1チャペル・1パーティ会場・1キッチン」とし、貸切の贅沢感を重視しております。また、結婚式場としては小型店舗のため、用地確保の難しい大都市から、人口が比較的少ない郊外においても出店を可能とし、事業展開をしております。
10月には当社初のM&Aにより「オリゾンブルー(静岡県沼津市)」がオープンし、出店戦略の選択肢を増やすことができました。
また、当事業年度においては、新規予約を本部コールセンターに集約し電話対応の向上を図り、新規サロンの営業日を増やし来館数増加の体制を整えました。さらに昨年に引き続きSNSの有効活用など広告の強化による集客力の向上、店舗の内装コーディネートやディスプレイの充実により訴求力を向上させました。顧客に対しては、前撮りアルバム、DVD撮影、アフターブーケ製作などの思い出の品となる商品を積極的に販売し、一顧客あたりの売上単価は前年比139千円増(3.8%増)の3,782千円となりました。さらに、次なる出店を見据えた72名の新卒採用を実施し、集客向上及び顧客満足度向上のため既存店のメンテナンスを充実しました。
その結果、当事業年度における売上高は9,711,990千円(前事業年度比8.3%増)、営業利益691,180千円(前事業年度比15.5%減)、経常利益709,336千円(前事業年度比10.5%減)、当期純利益226,681千円(前事業年度比54.2%減)となりました。
なお、当社はウエディング事業の単一セグメントであり、セグメントごとの記載をしておりません。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ276,751千円増加し949,324千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は1,125,090千円(前事業年度は1,167,550千円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益を404,547千円及び減価償却費を659,642千円計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は1,291,236千円(前事業年度は1,814,690千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,220,763千円及び差入保証金の差入による支出50,508千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は442,897千円(前事業年度は410,071千円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,255,000千円により資金が増加した一方、長期借入金の返済による支出971,262千円等によるものであります。
③ 施行、受注及び販売の実績
a.施行実績
当事業年度における施行実績を示すと、次のとおりであります。
(注)当社の事業区分は「ウエディング事業」の単一セグメントであります。
b.受注実績
当事業年度における受注実績を示すと、次のとおりであります。
(注)当社の事業区分は「ウエディング事業」の単一セグメントであります。
c.販売実績
当事業年度における販売実績を示すと、次のとおりであります。
(注)1.当社の事業区分は「ウエディング事業」の単一セグメントであります。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりましては、資産、負債、収益及び費用に影響を与える見積り及び判断を必要としております。
当社は財務諸表作成の基礎となる見積り及び判断を過去の実績を参考に合理的と考えられる判断を行った上で計上しております。しかしながら、これらの見積り及び判断は不確実性を伴うため、実際の結果とは異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成において採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載しております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は1,225,127千円(前事業年度末比295,206千円増)となりました。これは主に、売上高の増加に伴い現金及び預金(前事業年度末比276,754千円増)が増加したことによるものであります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は8,072,023千円(前事業年度末比539,682千円増)となりました。これは主に、オリゾンブルーの新規出店等に伴い有形固定資産(前事業年度末比410,602千円増)が増加したことによるものであります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は2,604,738千円(前事業年度末比401,067千円増)となりました。これは主に、オリゾンブルーの新規出店等に伴う短期借入金(前事業年度末比250,000千円増)及び新店舗建設に関する未払金(前事業年度末比173,856千円増)が増加したことによるものであります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は3,369,698千円(前事業年度末比264,233千円増)となりました。これは主に、オリゾンブルーの新規出店等に伴う長期借入金(前事業年度末比277,270千円増)が増加したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は3,322,714千円(前事業年度末比169,588千円増)となりました。これは、利益剰余金(前事業年度末比169,588千円増)が増加したことによるものであります。
2)経営成績の分析
(売上高)
当事業年度の売上高は9,711,990千円(前事業年度比8.3%増)となり、745,174千円増加しました。これは主に、ブランリール大阪及びラピスコライユの通年稼働、オリゾンブルーの新規出店により挙式数が増加したことによるものであります。
(売上総利益)
当事業年度の売上原価は3,635,801千円(前事業年度比7.9%増)となり、267,657千円増加しました。これは主に、ブランリール大阪及びラピスコライユの通年稼働、オリゾンブルーの新規出店により挙式数が増加したことによるものであります。
この結果、売上総利益は6,076,189千円(前事業年度比8.5%増)となり、477,516千円増加しました。
(営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は5,385,008千円(前事業年度比12.7%増)となり、604,709千円増加しました。これは主に、事業規模拡大に伴うもので人件費が160,921千円、地代家賃が53,180千円、広告宣伝費が54,601千円増加したことによるものであります。
この結果、当事業年度の営業利益は、691,180千円(前事業年度比15.5%減)となり、127,192千円減少となりました。
(経常利益)
当事業年度の経常利益は、709,336千円(前事業年度比10.5%減)となり、83,596千円減少となりました。
(当期純利益)
当事業年度の当期純利益は、226,681千円(前事業年度比54.2%減)となり、268,527千円減少となりました。これは主に、愛知県の2店舗について減損損失を292,109千円、法人税等177,866千円を計上したことによるものであります。
3)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析は、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
b.経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の経営成績に重要な影響を与える要因については、「2.事業等のリスク」をご参照ください。
c.資本の財源及び資金の流動性
運転資金としては、食材等の仕入や人件費その他の販売費及び一般管理費に関する支出などがあります。また、継続的な成長を実現するため、既存店のリニューアルや国内の拠点数の拡大を行ってまいります。運転資金や設備投資に必要な資金は、営業活動から創出されるキャッシュ・フローと、金融機関からの借入により賄っております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策を背景に企業収益や雇用環境に改善が見られるものの、個人消費は依然として横ばい圏の推移が続いております。世界経済につきましては、米国の政策動向や世界的な地政学的リスクの高まりなどにより、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社が属するウエディング業界におきましては、少子化の進展・結婚適齢期人口の減少を背景に、挙式・披露宴件数は緩やかな減少傾向にあります。一方で、ハウスウエディングの需要は底堅く推移し、挙式・披露宴にかける費用は年々増加傾向にあります。
このような環境の中、当社は「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」との企業理念に基づき、一軒家を完全貸切し、施設全体を利用した多彩な演出を実現、自宅にお客さまを招く感覚で挙式・披露宴を挙げることができる仕組みを確立しており、すべての会場を「1チャペル・1パーティ会場・1キッチン」とし、貸切の贅沢感を重視しております。また、結婚式場としては小型店舗のため、用地確保の難しい大都市から、人口が比較的少ない郊外においても出店を可能とし、事業展開をしております。
10月には当社初のM&Aにより「オリゾンブルー(静岡県沼津市)」がオープンし、出店戦略の選択肢を増やすことができました。
また、当事業年度においては、新規予約を本部コールセンターに集約し電話対応の向上を図り、新規サロンの営業日を増やし来館数増加の体制を整えました。さらに昨年に引き続きSNSの有効活用など広告の強化による集客力の向上、店舗の内装コーディネートやディスプレイの充実により訴求力を向上させました。顧客に対しては、前撮りアルバム、DVD撮影、アフターブーケ製作などの思い出の品となる商品を積極的に販売し、一顧客あたりの売上単価は前年比139千円増(3.8%増)の3,782千円となりました。さらに、次なる出店を見据えた72名の新卒採用を実施し、集客向上及び顧客満足度向上のため既存店のメンテナンスを充実しました。
その結果、当事業年度における売上高は9,711,990千円(前事業年度比8.3%増)、営業利益691,180千円(前事業年度比15.5%減)、経常利益709,336千円(前事業年度比10.5%減)、当期純利益226,681千円(前事業年度比54.2%減)となりました。
なお、当社はウエディング事業の単一セグメントであり、セグメントごとの記載をしておりません。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ276,751千円増加し949,324千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は1,125,090千円(前事業年度は1,167,550千円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益を404,547千円及び減価償却費を659,642千円計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は1,291,236千円(前事業年度は1,814,690千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,220,763千円及び差入保証金の差入による支出50,508千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は442,897千円(前事業年度は410,071千円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,255,000千円により資金が増加した一方、長期借入金の返済による支出971,262千円等によるものであります。
③ 施行、受注及び販売の実績
a.施行実績
当事業年度における施行実績を示すと、次のとおりであります。
| 当事業年度 (自 平成29年8月1日 至 平成30年7月31日) | ||
| 施行数(組) | 前年同期比(%) | |
| ウエディング事業 | 2,521 | 104.1 |
| 合計 | 2,521 | 104.1 |
(注)当社の事業区分は「ウエディング事業」の単一セグメントであります。
b.受注実績
当事業年度における受注実績を示すと、次のとおりであります。
| 当事業年度 (自 平成29年8月1日 至 平成30年7月31日) | ||||
| 受注数(組) | 前年同期比(%) | 受注残高(組) | 前年同期比(%) | |
| ウエディング事業 | 2,487 | 100.2 | 1,903 | 98.2 |
| 合計 | 2,487 | 100.2 | 1,903 | 98.2 |
(注)当社の事業区分は「ウエディング事業」の単一セグメントであります。
c.販売実績
当事業年度における販売実績を示すと、次のとおりであります。
| 当事業年度 (自 平成29年8月1日 至 平成30年7月31日) | ||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| ウエディング事業 | 9,711,990 | 108.3 |
| 合計 | 9,711,990 | 108.3 |
(注)1.当社の事業区分は「ウエディング事業」の単一セグメントであります。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりましては、資産、負債、収益及び費用に影響を与える見積り及び判断を必要としております。
当社は財務諸表作成の基礎となる見積り及び判断を過去の実績を参考に合理的と考えられる判断を行った上で計上しております。しかしながら、これらの見積り及び判断は不確実性を伴うため、実際の結果とは異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成において採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載しております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は1,225,127千円(前事業年度末比295,206千円増)となりました。これは主に、売上高の増加に伴い現金及び預金(前事業年度末比276,754千円増)が増加したことによるものであります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は8,072,023千円(前事業年度末比539,682千円増)となりました。これは主に、オリゾンブルーの新規出店等に伴い有形固定資産(前事業年度末比410,602千円増)が増加したことによるものであります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は2,604,738千円(前事業年度末比401,067千円増)となりました。これは主に、オリゾンブルーの新規出店等に伴う短期借入金(前事業年度末比250,000千円増)及び新店舗建設に関する未払金(前事業年度末比173,856千円増)が増加したことによるものであります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は3,369,698千円(前事業年度末比264,233千円増)となりました。これは主に、オリゾンブルーの新規出店等に伴う長期借入金(前事業年度末比277,270千円増)が増加したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は3,322,714千円(前事業年度末比169,588千円増)となりました。これは、利益剰余金(前事業年度末比169,588千円増)が増加したことによるものであります。
2)経営成績の分析
(売上高)
当事業年度の売上高は9,711,990千円(前事業年度比8.3%増)となり、745,174千円増加しました。これは主に、ブランリール大阪及びラピスコライユの通年稼働、オリゾンブルーの新規出店により挙式数が増加したことによるものであります。
(売上総利益)
当事業年度の売上原価は3,635,801千円(前事業年度比7.9%増)となり、267,657千円増加しました。これは主に、ブランリール大阪及びラピスコライユの通年稼働、オリゾンブルーの新規出店により挙式数が増加したことによるものであります。
この結果、売上総利益は6,076,189千円(前事業年度比8.5%増)となり、477,516千円増加しました。
(営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は5,385,008千円(前事業年度比12.7%増)となり、604,709千円増加しました。これは主に、事業規模拡大に伴うもので人件費が160,921千円、地代家賃が53,180千円、広告宣伝費が54,601千円増加したことによるものであります。
この結果、当事業年度の営業利益は、691,180千円(前事業年度比15.5%減)となり、127,192千円減少となりました。
(経常利益)
当事業年度の経常利益は、709,336千円(前事業年度比10.5%減)となり、83,596千円減少となりました。
(当期純利益)
当事業年度の当期純利益は、226,681千円(前事業年度比54.2%減)となり、268,527千円減少となりました。これは主に、愛知県の2店舗について減損損失を292,109千円、法人税等177,866千円を計上したことによるものであります。
3)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析は、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
b.経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の経営成績に重要な影響を与える要因については、「2.事業等のリスク」をご参照ください。
c.資本の財源及び資金の流動性
運転資金としては、食材等の仕入や人件費その他の販売費及び一般管理費に関する支出などがあります。また、継続的な成長を実現するため、既存店のリニューアルや国内の拠点数の拡大を行ってまいります。運転資金や設備投資に必要な資金は、営業活動から創出されるキャッシュ・フローと、金融機関からの借入により賄っております。