有価証券報告書-第21期(2023/04/01-2024/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置付けが5類に移行したことを受けて各種制限撤廃が進み、アフターコロナと言われる新たな局面を迎えました。観光分野を中心とした社会経済活動の回復がみられる一方で、ウクライナ情勢、中東情勢をはじめとした世界情勢の不安定化、急激な為替変動を背景に、諸物価全般の上昇や円安が進展し、さらには出生率の急激な進行や人手不足、政治の混乱等、先行きの不透明な状況が続いております。
当社を取り巻く環境においては、新しい市場として、オーディオブック分野が拡大している状況にあります。また、当社は、引き続き、音声合成エンジンの品質向上に努めており、自然で豊かな表現が可能となった新エンジンAITalk6をリリースしました。
法人向け製品においては、防災分野及びロイヤリティ収入が堅調に推移したことに加え、オーディオブック向け音声コンテンツの受託案件が寄与し、対前年同期比で売上が増加、法人向けサービスにおいては、コエステ株式会社の吸収合併によるシナジー効果が寄与し、対前年同期比で売上が増加しました。また、コンシューマー向け製品においては、AITalk6を用いたA.I.VOICE2をリリースしたことが寄与し、対前年同期比で売上が増加、その結果、売上高全体としては前事業年度を上回る結果となりました。
利益面においては、利益率の高い法人向け製品と法人向けサービスの売上が大きく増加したことに加え、一般管理費を抑制したこと等により、営業利益、経常利益、当期純利益のすべてにおいて、前事業年度を大幅に上回る結果となりました。
そのほか、当事業年度においては、Cerence社との協業において日本車メーカーでの採用に向けた取り組みや、生成AIを用いた法人向けチャットアシスタントサービスのリリースと拡販に向けた取り組みを行っております。また、当事業年度において行った株式会社フュートレック(以下、フュートレック)の株式取得により、当社の音声合成事業とフュートレックの音声認識事業とのシナジーを生むべく新サービスの開発に取り組んでおります。フュートレックとは、2024年1月16日付で経営統合に向けた基本合意を行い、2024年5月14日付で、2024年10月1日(予定)を効力発生日として当社を存続会社とする吸収合併契約を締結しております。
今後は、外国語製品の販売を強化するとともに、経営統合により音声合成周辺技術を含めたトータルな音声ソリューションの提供を目指してまいります。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
ⅰ.財政状態
(資産)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末と比較して316,533千円増加し、1,710,046千円となりました。
(負債)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末と比較して206,807千円増加し、409,261千円となりました。
(純資産)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末と比較して109,725千円増加し、1,300,784千円となりました。
ⅱ.経営成績
当事業年度の売上高は734,975千円(前年同期比15.9%増)、営業利益は81,596千円(同310.3%増)、経常利益は81,960千円(同265.7%増)、当期純利益は109,725千円(同570.4%増)となりました。当社は音声合成事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりませんが、特性に応じた3つの区分別の売上高につきましては、法人向け製品337,107千円(同20.2%増)、法人向けサービス226,195千円(同19.0%増)、コンシューマー向け製品171,672千円(同5.1%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して661,597千円減少し、575,198千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、169,608千円(前事業年度は18,158千円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により支出した資金は、1,036,598千円(前事業年度は5,214千円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は、90,835千円(前事業年度は44,375千円の収入)となりました。
③生産、受注及び販売の実績
ⅰ.生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
ⅱ.受注実績
当社は、提供する主要なサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
ⅲ.販売実績
当社は音声合成事業の単一セグメントのため、当事業年度の販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。
(注)最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、次のとおりであります。
ⅰ.財政状態
(資産)
当事業年度末における流動資産は701,842千円となり、前事業年度末に比べ657,389千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が661,597千円減少したことによるものであります。固定資産は1,005,162千円となり、前事業年度末に比べ970,882千円増加いたしました。これは主に関係会社株式が926,328千円増加したことによるものであります。繰延資産は3,041千円となり、前事業年度末に比べ3,041千円増加いたしました。これは社債発行費が3,041千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、1,710,046千円となり、前事業年度末に比べ316,533千円増加いたしました。
(負債)
当事業年度末における流動負債は303,616千円となり、前事業年度末に比べ102,554千円増加いたしました。これは主に契約負債が54,375千円増加、未払金が31,898千円増加、1年内償還予定の社債が30,000千円増加、未払費用が19,159千円増加したことによるものであります。一方で短期借入金は40,000千円減少いたしました。固定負債は105,645千円となり、前事業年度末に比べ104,253千円増加いたしました。これは主に社債が105,000千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、409,261千円となり、前事業年度末に比べ206,807千円増加いたしました。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は1,300,784千円となり、前事業年度末に比べ109,725千円増加いたしました。これは、利益剰余金が109,725千円増加したことによるものです。なお、減資により資本金が51,481千円減少し、資本剰余金が51,481千円増加しております。
この結果、自己資本比率は76.1%(前事業年度末は85.5%)となりました。
ⅱ.経営成績
(売上高)
当事業年度の売上高は734,975千円(前年同期比15.9%増)となりました。法人向け製品においては、防災分野及びロイヤリティ収入が堅調に推移したことに加え、オーディオブック向け音声コンテンツの受託案件が寄与しました。法人向けサービスにおいては、コエステ株式会社の吸収合併によるシナジー効果が寄与しました。コンシューマー向け製品においては、AITalk6を用いたA.I.VOICE2をリリースしたことが寄与しました。以上のことから、売上高は対前年同期比で増加する結果となりました。
(営業利益)
当事業年度の営業利益は81,596千円(同310.3%増)となりました。売上高が対前年同期比で増加したことによる影響が大きく、さらに販売費及び一般管理費の抑制を行ったことから、営業利益は対前年同期比で増加する結果となりました。
(経常利益)
当事業年度の経常利益は81,960千円(同265.7%増)となりました。営業利益が対前年同期比で増加したことによる影響が大きく、支払利息が1,379千円あったものの、補助金収入1,267千円や業務受託料695千円等があったことから、経常利益は対前年同期比で増加する結果となりました。
(当期純利益)
当事業年度の当期純利益は109,725千円(同570.4%増)となりました。経常利益が対前年同期比で増加したことによる影響が大きく、さらにコエステ株式会社の吸収合併による繰越欠損金の増加により法人税等の計上額が減少したことから、当期純利益は対前年同期比で増加する結果となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度のキャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、169,608千円(前事業年度は18,158千円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益が106,385千円、減価償却費が11,587千円、契約負債の増加額49,512千円、未払金の増加額23,740千円、投資有価証券売却益39,845千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,036,598千円(前事業年度は5,214千円の支出)となりました。これは主に、関係会社株式の取得による支出1,069,428千円、投資有価証券の売却による収入39,952千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は90,835千円(前事業年度は44,375千円の収入)となりました。これは主に、社債の発行による収入146,607千円、短期借入金の純減少額40,000千円、社債の償還による支出15,000千円等によるものであります。
(資金需要)
当社の運転資金需要の主なものは、多言語のライセンス使用によるロイヤリティ支払や翻訳等のカスタマイズ開発の仕入、スタジオ収録費用の支払のほか、販売費及び一般管理費等に含まれる営業費用、研究活動における機能拡充・強化等に係る費用であります。
(財務政策)
当社の運転資金につきましては、手持資金(利益等の内部留保資金)で賄っております。自己資金で手当できない場合、借入による調達となりますが、借入先・借入金額・条件等は、所定の手続きにより承認後、資金調達を行うことになります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置付けが5類に移行したことを受けて各種制限撤廃が進み、アフターコロナと言われる新たな局面を迎えました。観光分野を中心とした社会経済活動の回復がみられる一方で、ウクライナ情勢、中東情勢をはじめとした世界情勢の不安定化、急激な為替変動を背景に、諸物価全般の上昇や円安が進展し、さらには出生率の急激な進行や人手不足、政治の混乱等、先行きの不透明な状況が続いております。
当社を取り巻く環境においては、新しい市場として、オーディオブック分野が拡大している状況にあります。また、当社は、引き続き、音声合成エンジンの品質向上に努めており、自然で豊かな表現が可能となった新エンジンAITalk6をリリースしました。
法人向け製品においては、防災分野及びロイヤリティ収入が堅調に推移したことに加え、オーディオブック向け音声コンテンツの受託案件が寄与し、対前年同期比で売上が増加、法人向けサービスにおいては、コエステ株式会社の吸収合併によるシナジー効果が寄与し、対前年同期比で売上が増加しました。また、コンシューマー向け製品においては、AITalk6を用いたA.I.VOICE2をリリースしたことが寄与し、対前年同期比で売上が増加、その結果、売上高全体としては前事業年度を上回る結果となりました。
利益面においては、利益率の高い法人向け製品と法人向けサービスの売上が大きく増加したことに加え、一般管理費を抑制したこと等により、営業利益、経常利益、当期純利益のすべてにおいて、前事業年度を大幅に上回る結果となりました。
そのほか、当事業年度においては、Cerence社との協業において日本車メーカーでの採用に向けた取り組みや、生成AIを用いた法人向けチャットアシスタントサービスのリリースと拡販に向けた取り組みを行っております。また、当事業年度において行った株式会社フュートレック(以下、フュートレック)の株式取得により、当社の音声合成事業とフュートレックの音声認識事業とのシナジーを生むべく新サービスの開発に取り組んでおります。フュートレックとは、2024年1月16日付で経営統合に向けた基本合意を行い、2024年5月14日付で、2024年10月1日(予定)を効力発生日として当社を存続会社とする吸収合併契約を締結しております。
今後は、外国語製品の販売を強化するとともに、経営統合により音声合成周辺技術を含めたトータルな音声ソリューションの提供を目指してまいります。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
ⅰ.財政状態
(資産)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末と比較して316,533千円増加し、1,710,046千円となりました。
(負債)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末と比較して206,807千円増加し、409,261千円となりました。
(純資産)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末と比較して109,725千円増加し、1,300,784千円となりました。
ⅱ.経営成績
当事業年度の売上高は734,975千円(前年同期比15.9%増)、営業利益は81,596千円(同310.3%増)、経常利益は81,960千円(同265.7%増)、当期純利益は109,725千円(同570.4%増)となりました。当社は音声合成事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりませんが、特性に応じた3つの区分別の売上高につきましては、法人向け製品337,107千円(同20.2%増)、法人向けサービス226,195千円(同19.0%増)、コンシューマー向け製品171,672千円(同5.1%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して661,597千円減少し、575,198千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、169,608千円(前事業年度は18,158千円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により支出した資金は、1,036,598千円(前事業年度は5,214千円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は、90,835千円(前事業年度は44,375千円の収入)となりました。
③生産、受注及び販売の実績
ⅰ.生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
ⅱ.受注実績
当社は、提供する主要なサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
ⅲ.販売実績
当社は音声合成事業の単一セグメントのため、当事業年度の販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。
| サービスの名称 | 当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 前事業年度比(%) |
| 法人向け製品 (千円) | 337,107 | 120.2 |
| 法人向けサービス (千円) | 226,195 | 119.0 |
| コンシューマー向け製品 (千円) | 171,672 | 105.1 |
| 合 計 (千円) | 734,975 | 115.9 |
(注)最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | 当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社NTTドコモ | 108,046 | 17.0 | 95,267 | 13.0 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、次のとおりであります。
ⅰ.財政状態
(資産)
当事業年度末における流動資産は701,842千円となり、前事業年度末に比べ657,389千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が661,597千円減少したことによるものであります。固定資産は1,005,162千円となり、前事業年度末に比べ970,882千円増加いたしました。これは主に関係会社株式が926,328千円増加したことによるものであります。繰延資産は3,041千円となり、前事業年度末に比べ3,041千円増加いたしました。これは社債発行費が3,041千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、1,710,046千円となり、前事業年度末に比べ316,533千円増加いたしました。
(負債)
当事業年度末における流動負債は303,616千円となり、前事業年度末に比べ102,554千円増加いたしました。これは主に契約負債が54,375千円増加、未払金が31,898千円増加、1年内償還予定の社債が30,000千円増加、未払費用が19,159千円増加したことによるものであります。一方で短期借入金は40,000千円減少いたしました。固定負債は105,645千円となり、前事業年度末に比べ104,253千円増加いたしました。これは主に社債が105,000千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、409,261千円となり、前事業年度末に比べ206,807千円増加いたしました。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は1,300,784千円となり、前事業年度末に比べ109,725千円増加いたしました。これは、利益剰余金が109,725千円増加したことによるものです。なお、減資により資本金が51,481千円減少し、資本剰余金が51,481千円増加しております。
この結果、自己資本比率は76.1%(前事業年度末は85.5%)となりました。
ⅱ.経営成績
(売上高)
当事業年度の売上高は734,975千円(前年同期比15.9%増)となりました。法人向け製品においては、防災分野及びロイヤリティ収入が堅調に推移したことに加え、オーディオブック向け音声コンテンツの受託案件が寄与しました。法人向けサービスにおいては、コエステ株式会社の吸収合併によるシナジー効果が寄与しました。コンシューマー向け製品においては、AITalk6を用いたA.I.VOICE2をリリースしたことが寄与しました。以上のことから、売上高は対前年同期比で増加する結果となりました。
(営業利益)
当事業年度の営業利益は81,596千円(同310.3%増)となりました。売上高が対前年同期比で増加したことによる影響が大きく、さらに販売費及び一般管理費の抑制を行ったことから、営業利益は対前年同期比で増加する結果となりました。
(経常利益)
当事業年度の経常利益は81,960千円(同265.7%増)となりました。営業利益が対前年同期比で増加したことによる影響が大きく、支払利息が1,379千円あったものの、補助金収入1,267千円や業務受託料695千円等があったことから、経常利益は対前年同期比で増加する結果となりました。
(当期純利益)
当事業年度の当期純利益は109,725千円(同570.4%増)となりました。経常利益が対前年同期比で増加したことによる影響が大きく、さらにコエステ株式会社の吸収合併による繰越欠損金の増加により法人税等の計上額が減少したことから、当期純利益は対前年同期比で増加する結果となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度のキャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、169,608千円(前事業年度は18,158千円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益が106,385千円、減価償却費が11,587千円、契約負債の増加額49,512千円、未払金の増加額23,740千円、投資有価証券売却益39,845千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,036,598千円(前事業年度は5,214千円の支出)となりました。これは主に、関係会社株式の取得による支出1,069,428千円、投資有価証券の売却による収入39,952千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は90,835千円(前事業年度は44,375千円の収入)となりました。これは主に、社債の発行による収入146,607千円、短期借入金の純減少額40,000千円、社債の償還による支出15,000千円等によるものであります。
(資金需要)
当社の運転資金需要の主なものは、多言語のライセンス使用によるロイヤリティ支払や翻訳等のカスタマイズ開発の仕入、スタジオ収録費用の支払のほか、販売費及び一般管理費等に含まれる営業費用、研究活動における機能拡充・強化等に係る費用であります。
(財務政策)
当社の運転資金につきましては、手持資金(利益等の内部留保資金)で賄っております。自己資金で手当できない場合、借入による調達となりますが、借入先・借入金額・条件等は、所定の手続きにより承認後、資金調達を行うことになります。