訂正有価証券届出書(新規公開時)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a 財政状態
第22期連結会計年度(自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日)
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、1,102,418千円(前連結会計年度末比29.1%増)となり、流動資産合計863,868千円(前連結会計年度末比32.8%増)、固定資産合計238,550千円(前連結会計年度末比17.2%増)となりました。
流動資産の主な内訳は、現金及び預金367,923千円(前連結会計年度末比15.9%増)、受取手形及び売掛金129,734千円(前連結会計年度末比46.8%増)、仕掛品247,368千万円(前連結会計年度末比56.5%増)であります。
固定資産の主な内訳は、有形固定資産31,242千円(前連結会計年度末比19.8%増)、無形固定資産21,525千円(前連結会計年度末比31.7%増)、保険積立金117,807千円(前連結会計年度末比22.0%増)であります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、635,621千円(前連結会計年度末比18.3%増)となり、流動負債合計417,581千円(前連結会計年度末比20.7%増)、固定負債合計218,039千円(前連結会計年度末比13.9%増)となりました。
流動負債の主な内訳は、買掛金135,509千円(前連結会計年度末比10.6%増)、未払法人税等65,060千円(前連結会計年度末比48.2%増)、賞与引当金73,636千円(前連結会計年度末比69.0%増)であります。
固定負債の主な内訳は、役員退職慰労引当金113,908千円(前連結会計年度末比20.2%増)、退職給付に係る負債99,130千円(前連結会計年度末比18.1%増)であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、466,797千円(前連結会計年度末比47.4%増)となりました。
第23期第1四半期連結累計期間(自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日)
(資産)
流動資産は、788,800千円(前連結会計年度末比8.7%減)となりました。主な内訳は、現金及び預金347,969千円(前連結会計年度末比5.4%減)であります。
固定資産は、289,401千円(前連結会計年度末比21.3%増)となりました。主な内訳は、保険積立金123,090千円(前連結会計年度末比4.5%増)であります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における総資産は、1,078,202千円(前連結会計年度末比2.2%減)となりました。
(負債)
流動負債は、359,881千円(前連結会計年度末比13.8%減)となりました。主な内訳は、買掛金98,901千円(前連結会計年度末比27.0%減)、その他に含まれる未払金84,245千円(前連結会計年度末比136.8%増)であります。
固定負債は、226,235千円(前連結会計年度末比3.8%増)となりました。主な内訳は、平成30年11月29日開催の第22期定時株主総会の終結の時をもって、当社の役員退職慰労金制度を廃止したことにより、前連結会計年度まで計上しておりました役員退職慰労引当金から振替えた長期未払金114,767千円、退職給付に係る負債103,415千円(前連結会計年度末比4.3%増)であります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、586,116千円(前連結会計年度末比7.8%減)となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、492,085千円(前連結会計年度末比5.4%増)となりました。主な内訳は、資本金88,589千円(前連結会計年度末比-%)、利益剰余金367,780千円(前連結会計年度末比7.4%増)であります。
b 経営成績
第22期連結会計年度(自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日)
当連結会計年度における我が国の経済状況は活況であり、自動車をはじめとする製造業の景況感は高止まりの状況でありました。
このような状況のなか、当社グループの主たる事業分野である組込ソフトウェアにおきましても、新型自動車開発投資、自動運転実用化研究投資、IoTデバイス開発投資などが堅調に推移いたしました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高2,375,816千円(前年同期比9.7%増)、営業利益221,241千円(前年同期比8.2%増)、経常利益223,754千円(前年同期比7.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益135,527千円(前年同期比2.4%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。また各セグメントの金額は、セグメント間取引を相殺消去する前の金額であります。
1.組込システム事業
組込システム事業は、自動車・産業製品向けの制御ソフトウェア、リアルタイムオペレーションシステムなどのソフトウェアプラットフォーム提供、組込セキュリティなどの受託案件などを行っております。
当連結会計年度において、受注状況は堅調に推移し、売上高は1,489,763千円(前年同期比24.9%増)となりました。また未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は263,211千円(前年同期比19.4%増)となりました。
2.システムズエンジニアリング事業
システムズエンジニアリング事業は、自動車関連のシミュレーション及びモデルベース開発技術の提案・開発・提供とデジタルコンシューマ機器向けの基盤技術提供を行っております。
当連結会計年度において、売上高は670,542千円(前年同期比7.6%減)となりました。また、未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は194,644千円(前年同期比28.0%増)となりました。
3.機能安全開発事業
機能安全開発事業は、電子機器装置の安全性を担保するために必要なコンサルティング・安全性分析支援と安全性の高いソフトウェア開発を行うためのソフトウェア開発プロセス作成の支援を行っております。
当連結会計年度において、売上高は180,201千円(前年同期比21.2%減)となりました。また、未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は65,576千円(前年同期比31.6%増)となりました。
4.その他
その他には株式会社アトリエ、株式会社ヴィッツ沖縄が含まれております。
当連結会計年度において、売上高は128,577千円(前年同期比66.8%増)となりました。また、未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は33,279千円(前年同期比902.4%増)となりました。
第23期第1四半期連結累計期間(自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日)
当第1四半期における我が国の経済状況は活況であり、自動車関連ソフトウェアの開発などは堅調な状況でありました。このような状況のなか、当社グループの主たる事業分野である組込ソフトウェアにおきましても、新型自動車開発投資、自動運転実用化研究投資、IoTデバイス開発投資などが堅調に推移いたしました。一方、当第1四半期連結累計期間に検収予定の車載ECU開発案件が開発機能追加により、第2四半期連結期間内の検収となり、営業機会損失を招きました。
この結果、当第1四半期連結累計期間までの実績は、売上高552,786千円、営業利益50,021千円、経常利益50,417千円、親会社株主に帰属する四半期純利益34,287千円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。また各セグメントの金額は、セグメント間取引を相殺消去する前の金額であります。
1.組込システム事業
当第1四半期連結累計期間において、車載組込及び工作機械のソフトウェア開発、組込セキュリティ支援の受注が計画通りに推移いたしました。一方で、当第1四半期連結累計期間に検収予定の車載ECU開発案件が開発機能追加により、第2四半期連結期間内の検収となり、売上高は293,966千円となりました。また未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は35,740千円となりました。
2.システムズエンジニアリング事業
当第1四半期連結累計期間において、自動車向け仮想環境シミュレーション技術の提供が計画通りに推移し、売上高は205,162千円となりました。また未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は66,073千円となりました。
3.機能安全開発事業
当第1四半期連結累計期間において、検収予定の車載ECU開発案件が開発機能追加により、第2四半期連結期間内の検収となり、売上高は47,743千円となりました。また未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は24,628千円となりました。
4.その他
その他には株式会社アトリエ、株式会社ヴィッツ沖縄が含まれております。
当第1四半期連結累計期間において、売上高は30,023千円となりました。また、未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は6,583千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
第22期連結会計年度(自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、367,923千円(前期比50,345千円増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は136,941千円(前連結会計年度は223,272千円の獲得)となりました。この主な要因は、売上債権の増加額41,351千円、たな卸資産の増加額88,390千円、法人税等の支払額80,860千円による資金の減少があったものの、税金等調整前当期純利益の計上220,969千円、賞与引当金の増加額30,059千円の資金の増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は50,827千円(前連結会計年度は26,918千円の支出)となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出9,282千円、無形固定資産の取得による支出14,603千円、保険積立金の積立による支出22,834千円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は35,767千円(前連結会計年度は14,279千円の支出)となりました。この主な要因は、短期借入金の純減少額36,000千円、長期借入金の返済による支出9,012千円、配当金の支払額7,925千円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
第22期連結会計年度及び第23期第1四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は製造原価によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
第22期連結会計年度及び第23期第1四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
第22期連結会計年度及び第23期第1四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度及び第23期第1四半期連結累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、経営者により、一定の会計基準の範囲内で、かつ、合理的と考えられる見積りが行われている部分があり、資産・負債、収益・費用の金額に反映されております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。
②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
第22期連結会計年度(自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ、248,380千円増加の1,102,418千円となりました。これは主に、現金及び預金50,345千円の増加、仕掛品89,272千円の増加、保険積立金21,221千円の増加によるものであります。また負債の合計は、前連結会計年度末に比べ98,267千円増加の635,621千円となりました。これは主に、未払法人税等21,146千円の増加、賞与引当金30,059千円の増加、受注損失引当金19,591千円の増加、役員退職慰労引当金19,166千円の増加によるものであります。純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ、150,113千円増加の466,797千円となりました。これは主に、利益剰余金127,602千円の増加等によるものであります。
以上により、自己資本比率は、前連結会計年度末の36.2%に対して当連結会計年度末は41.2%と5.0ポイント上昇しております。
第23期第1四半期連結累計期間(自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ、24,216千円減少の1,078,202千円となりました。これは主に、現金及び預金19,954千円の減少によるものであります。また負債の合計は、前連結会計年度末に比べ49,505千円減少の586,116千円となりました。これは主に、買掛金36,608千円の減少、未払法人税等46,386千円の減少、賞与引当金35,909千円の減少、長期未払金114,767千円の増加によるものであります。純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ、25,288千円増加の492,085千円となりました。これは主に、利益剰余金25,485千円の増加によるものであります。
以上により、自己資本比率は、前連結会計年度末の41.2%に対して当第1四半期連結会計期間末は44.5%と3.3ポイント上昇しております。
b.経営成績
第22期連結会計年度(自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日)
(売上高、売上原価及び売上総利益)
当連結会計年度の売上高は2,375,816千円(前年度同期比9.7%増)であり、前連結会計年度より209,509千円増加いたしました。主な要因としましては、組込システム事業が行っております自動車関連ソフトウェア開発が好調であったことに加え、沖縄県のニアショア事業における制御装置画面開発が受注・売上ともに好調に推移したことによるものであります。また、売上原価は1,690,852千円(前年同期比5.8%増)、売上総利益は、684,963千円(前年同期比20.7%増)となり、開発効率の改善などが進み売上総利益率は、前連結会計年度の26.2%に対して当連結会計年度は28.8%と2.6ポイント上昇しております。
(販売費及び一般管理費並びに営業利益)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は463,721千円(前年同期比27.7%増)であり、前連結会計年度より100,569千円増加いたしました。主な要因としましては、営業組織の新設による人件費等の増加、技術者や管理部門の採用費用の増加などによるものであります。この結果、営業利益は221,241千円(前年同期比8.2%増)となり、前年連結会計年度より16,697千円増加いたしました。
(営業外損益及び経常利益)
当連結会計年度の営業外収益は3,132千円であります。また、当連結会計年度の営業外費用は620千円であります。この結果、経常利益は223,754千円(前年同期比7.5%増)となり、前連結会計年度より15,580千円増加いたしました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
特別損失にて、固定資産除却損を2,784千円を計上しております。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は135,527千円(前年同期比2.4%減)となり、前連結会計年度より3,287千円減少いたしました。
第23期第1四半期連結累計期間(自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日)
(売上高、売上原価及び売上総利益)
当第1四半期連結累計期間の売上高は552,786千円、売上原価は388,686千円、売上総利益は164,099千円となりました。主な要因としましては、システムズエンジニアリング事業が手掛けるモデル開発及び仮想環境の提供が好調であった一方、組込システム事業及び機能安全開発事業において、当第1四半期連結累計期間に検収予定の車載ECU開発案件が開発機能追加により、第2四半期連結期間内の検収となり、営業機会損失を招いたことによるものであります。
(販売費及び一般管理費並びに営業利益)
当第1四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は114,077千円であり、これは主に人件費であります。この結果、営業利益は50,021千円となりました。
(営業外損益及び経常利益)
当第1四半期連結累計期間の営業外収益は696千円であります。また、当第1四半期連結累計期間の営業外費用は300千円であります。この結果、経常利益は50,417千円となりました。
(親会社株主に帰属する四半期純利益)
当第1四半期連結累計期間において特別利益及び特別損失は発生しておりません。以上の結果より、親会社株主に帰属する四半期純利益は34,287千円となりました。
c.キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの分析につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりでであります。
d.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
e.資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、営業活動によるキャッシュ・フローのほか、一部資金を銀行借入等により調達しております。なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は367,923千円となっており、当面事業を継続していくうえで十分な流動性を確保しております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a 財政状態
第22期連結会計年度(自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日)
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、1,102,418千円(前連結会計年度末比29.1%増)となり、流動資産合計863,868千円(前連結会計年度末比32.8%増)、固定資産合計238,550千円(前連結会計年度末比17.2%増)となりました。
流動資産の主な内訳は、現金及び預金367,923千円(前連結会計年度末比15.9%増)、受取手形及び売掛金129,734千円(前連結会計年度末比46.8%増)、仕掛品247,368千万円(前連結会計年度末比56.5%増)であります。
固定資産の主な内訳は、有形固定資産31,242千円(前連結会計年度末比19.8%増)、無形固定資産21,525千円(前連結会計年度末比31.7%増)、保険積立金117,807千円(前連結会計年度末比22.0%増)であります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、635,621千円(前連結会計年度末比18.3%増)となり、流動負債合計417,581千円(前連結会計年度末比20.7%増)、固定負債合計218,039千円(前連結会計年度末比13.9%増)となりました。
流動負債の主な内訳は、買掛金135,509千円(前連結会計年度末比10.6%増)、未払法人税等65,060千円(前連結会計年度末比48.2%増)、賞与引当金73,636千円(前連結会計年度末比69.0%増)であります。
固定負債の主な内訳は、役員退職慰労引当金113,908千円(前連結会計年度末比20.2%増)、退職給付に係る負債99,130千円(前連結会計年度末比18.1%増)であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、466,797千円(前連結会計年度末比47.4%増)となりました。
第23期第1四半期連結累計期間(自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日)
(資産)
流動資産は、788,800千円(前連結会計年度末比8.7%減)となりました。主な内訳は、現金及び預金347,969千円(前連結会計年度末比5.4%減)であります。
固定資産は、289,401千円(前連結会計年度末比21.3%増)となりました。主な内訳は、保険積立金123,090千円(前連結会計年度末比4.5%増)であります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における総資産は、1,078,202千円(前連結会計年度末比2.2%減)となりました。
(負債)
流動負債は、359,881千円(前連結会計年度末比13.8%減)となりました。主な内訳は、買掛金98,901千円(前連結会計年度末比27.0%減)、その他に含まれる未払金84,245千円(前連結会計年度末比136.8%増)であります。
固定負債は、226,235千円(前連結会計年度末比3.8%増)となりました。主な内訳は、平成30年11月29日開催の第22期定時株主総会の終結の時をもって、当社の役員退職慰労金制度を廃止したことにより、前連結会計年度まで計上しておりました役員退職慰労引当金から振替えた長期未払金114,767千円、退職給付に係る負債103,415千円(前連結会計年度末比4.3%増)であります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、586,116千円(前連結会計年度末比7.8%減)となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、492,085千円(前連結会計年度末比5.4%増)となりました。主な内訳は、資本金88,589千円(前連結会計年度末比-%)、利益剰余金367,780千円(前連結会計年度末比7.4%増)であります。
b 経営成績
第22期連結会計年度(自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日)
当連結会計年度における我が国の経済状況は活況であり、自動車をはじめとする製造業の景況感は高止まりの状況でありました。
このような状況のなか、当社グループの主たる事業分野である組込ソフトウェアにおきましても、新型自動車開発投資、自動運転実用化研究投資、IoTデバイス開発投資などが堅調に推移いたしました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高2,375,816千円(前年同期比9.7%増)、営業利益221,241千円(前年同期比8.2%増)、経常利益223,754千円(前年同期比7.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益135,527千円(前年同期比2.4%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。また各セグメントの金額は、セグメント間取引を相殺消去する前の金額であります。
1.組込システム事業
組込システム事業は、自動車・産業製品向けの制御ソフトウェア、リアルタイムオペレーションシステムなどのソフトウェアプラットフォーム提供、組込セキュリティなどの受託案件などを行っております。
当連結会計年度において、受注状況は堅調に推移し、売上高は1,489,763千円(前年同期比24.9%増)となりました。また未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は263,211千円(前年同期比19.4%増)となりました。
2.システムズエンジニアリング事業
システムズエンジニアリング事業は、自動車関連のシミュレーション及びモデルベース開発技術の提案・開発・提供とデジタルコンシューマ機器向けの基盤技術提供を行っております。
当連結会計年度において、売上高は670,542千円(前年同期比7.6%減)となりました。また、未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は194,644千円(前年同期比28.0%増)となりました。
3.機能安全開発事業
機能安全開発事業は、電子機器装置の安全性を担保するために必要なコンサルティング・安全性分析支援と安全性の高いソフトウェア開発を行うためのソフトウェア開発プロセス作成の支援を行っております。
当連結会計年度において、売上高は180,201千円(前年同期比21.2%減)となりました。また、未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は65,576千円(前年同期比31.6%増)となりました。
4.その他
その他には株式会社アトリエ、株式会社ヴィッツ沖縄が含まれております。
当連結会計年度において、売上高は128,577千円(前年同期比66.8%増)となりました。また、未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は33,279千円(前年同期比902.4%増)となりました。
第23期第1四半期連結累計期間(自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日)
当第1四半期における我が国の経済状況は活況であり、自動車関連ソフトウェアの開発などは堅調な状況でありました。このような状況のなか、当社グループの主たる事業分野である組込ソフトウェアにおきましても、新型自動車開発投資、自動運転実用化研究投資、IoTデバイス開発投資などが堅調に推移いたしました。一方、当第1四半期連結累計期間に検収予定の車載ECU開発案件が開発機能追加により、第2四半期連結期間内の検収となり、営業機会損失を招きました。
この結果、当第1四半期連結累計期間までの実績は、売上高552,786千円、営業利益50,021千円、経常利益50,417千円、親会社株主に帰属する四半期純利益34,287千円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。また各セグメントの金額は、セグメント間取引を相殺消去する前の金額であります。
1.組込システム事業
当第1四半期連結累計期間において、車載組込及び工作機械のソフトウェア開発、組込セキュリティ支援の受注が計画通りに推移いたしました。一方で、当第1四半期連結累計期間に検収予定の車載ECU開発案件が開発機能追加により、第2四半期連結期間内の検収となり、売上高は293,966千円となりました。また未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は35,740千円となりました。
2.システムズエンジニアリング事業
当第1四半期連結累計期間において、自動車向け仮想環境シミュレーション技術の提供が計画通りに推移し、売上高は205,162千円となりました。また未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は66,073千円となりました。
3.機能安全開発事業
当第1四半期連結累計期間において、検収予定の車載ECU開発案件が開発機能追加により、第2四半期連結期間内の検収となり、売上高は47,743千円となりました。また未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は24,628千円となりました。
4.その他
その他には株式会社アトリエ、株式会社ヴィッツ沖縄が含まれております。
当第1四半期連結累計期間において、売上高は30,023千円となりました。また、未実現利益などを含めたセグメント利益(営業利益)は6,583千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
第22期連結会計年度(自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、367,923千円(前期比50,345千円増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は136,941千円(前連結会計年度は223,272千円の獲得)となりました。この主な要因は、売上債権の増加額41,351千円、たな卸資産の増加額88,390千円、法人税等の支払額80,860千円による資金の減少があったものの、税金等調整前当期純利益の計上220,969千円、賞与引当金の増加額30,059千円の資金の増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は50,827千円(前連結会計年度は26,918千円の支出)となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出9,282千円、無形固定資産の取得による支出14,603千円、保険積立金の積立による支出22,834千円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は35,767千円(前連結会計年度は14,279千円の支出)となりました。この主な要因は、短期借入金の純減少額36,000千円、長期借入金の返済による支出9,012千円、配当金の支払額7,925千円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
第22期連結会計年度及び第23期第1四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 第22期連結会計年度 (自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日) | 前年同期比(%) | 第23期第1四半期 連結累計期間 (自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日) |
| 組込システム事業 (千円) | 1,068,673 | 120.1 | 229,519 |
| システムズエンジニアリング事業 (千円) | 443,125 | 82.8 | 133,158 |
| 機能安全開発事業 (千円) | 85,263 | 65.7 | 14,531 |
| 報告セグメント計 (千円) | 1,597,063 | 102.7 | 377,209 |
| その他 (千円) | 16,045 | 196.7 | 2,499 |
| 合計 (千円) | 1,613,108 | 103.2 | 379,709 |
(注)1.金額は製造原価によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
第22期連結会計年度及び第23期第1四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 第22期連結会計年度 (自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日) | 第23期第1四半期 連結累計期間 (自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日) | ||||
| 受注高 (千円) | 前年同期比 (%) | 受注残高 (千円) | 前年同期比 (%) | 受注高 (千円) | 受注残高 (千円) | |
| 組込システム事業 (千円) | 1,454,157 | 109.3 | 263,897 | 88.1 | 278,034 | 247,964 |
| システムズエンジニアリング事業 (千円) | 741,362 | 104.5 | 177,534 | 166.4 | 198,417 | 170,790 |
| 機能安全開発事業 (千円) | 181,720 | 96.3 | 23,680 | 106.9 | 72,790 | 48,727 |
| 報告セグメント計 (千円) | 2,377,240 | 106.7 | 465,111 | 108.6 | 549,242 | 467,481 |
| その他 (千円) | 44,608 | 231.0 | 9,300 | - | 6,413 | 9,800 |
| 合計 (千円) | 2,421,848 | 107.7 | 474,411 | 110.8 | 555,655 | 477,281 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
第22期連結会計年度及び第23期第1四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 第22期連結会計年度 (自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日) | 前年同期比(%) | 第23期第1四半期 連結累計期間 (自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日) |
| 組込システム事業 (千円) | 1,489,763 | 124.9 | 293,966 |
| システムズエンジニアリング事業 (千円) | 670,542 | 92.4 | 205,162 |
| 機能安全開発事業 (千円) | 180,201 | 78.8 | 47,743 |
| 報告セグメント計 (千円) | 2,340,507 | 109.0 | 546,872 |
| その他 (千円) | 35,308 | 182.8 | 5,913 |
| 合計 (千円) | 2,375,816 | 109.7 | 552,786 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度及び第23期第1四半期連結累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 第21期連結会計年度 (自 平成28年9月1日 至 平成29年8月31日) | 第22期連結会計年度 (自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日) | 第23期第1四半期 連結累計期間 (自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日) | |||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| パナソニック㈱オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 | 135,148 | 6.2 | 349,949 | 14.7 | 85,057 | 15.4 |
| アイシン精機㈱ | 361,982 | 16.7 | 330,012 | 13.9 | 106,834 | 19.3 |
| トヨタ自動車㈱ | 258,454 | 11.9 | 257,297 | 10.8 | 88,458 | 16.0 |
| パナソニックアドバンストテクノロジー㈱ | 404,068 | 18.7 | 177,910 | 7.5 | 10,310 | 1.9 |
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、経営者により、一定の会計基準の範囲内で、かつ、合理的と考えられる見積りが行われている部分があり、資産・負債、収益・費用の金額に反映されております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。
②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
第22期連結会計年度(自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ、248,380千円増加の1,102,418千円となりました。これは主に、現金及び預金50,345千円の増加、仕掛品89,272千円の増加、保険積立金21,221千円の増加によるものであります。また負債の合計は、前連結会計年度末に比べ98,267千円増加の635,621千円となりました。これは主に、未払法人税等21,146千円の増加、賞与引当金30,059千円の増加、受注損失引当金19,591千円の増加、役員退職慰労引当金19,166千円の増加によるものであります。純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ、150,113千円増加の466,797千円となりました。これは主に、利益剰余金127,602千円の増加等によるものであります。
以上により、自己資本比率は、前連結会計年度末の36.2%に対して当連結会計年度末は41.2%と5.0ポイント上昇しております。
第23期第1四半期連結累計期間(自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ、24,216千円減少の1,078,202千円となりました。これは主に、現金及び預金19,954千円の減少によるものであります。また負債の合計は、前連結会計年度末に比べ49,505千円減少の586,116千円となりました。これは主に、買掛金36,608千円の減少、未払法人税等46,386千円の減少、賞与引当金35,909千円の減少、長期未払金114,767千円の増加によるものであります。純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ、25,288千円増加の492,085千円となりました。これは主に、利益剰余金25,485千円の増加によるものであります。
以上により、自己資本比率は、前連結会計年度末の41.2%に対して当第1四半期連結会計期間末は44.5%と3.3ポイント上昇しております。
b.経営成績
第22期連結会計年度(自 平成29年9月1日 至 平成30年8月31日)
(売上高、売上原価及び売上総利益)
当連結会計年度の売上高は2,375,816千円(前年度同期比9.7%増)であり、前連結会計年度より209,509千円増加いたしました。主な要因としましては、組込システム事業が行っております自動車関連ソフトウェア開発が好調であったことに加え、沖縄県のニアショア事業における制御装置画面開発が受注・売上ともに好調に推移したことによるものであります。また、売上原価は1,690,852千円(前年同期比5.8%増)、売上総利益は、684,963千円(前年同期比20.7%増)となり、開発効率の改善などが進み売上総利益率は、前連結会計年度の26.2%に対して当連結会計年度は28.8%と2.6ポイント上昇しております。
(販売費及び一般管理費並びに営業利益)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は463,721千円(前年同期比27.7%増)であり、前連結会計年度より100,569千円増加いたしました。主な要因としましては、営業組織の新設による人件費等の増加、技術者や管理部門の採用費用の増加などによるものであります。この結果、営業利益は221,241千円(前年同期比8.2%増)となり、前年連結会計年度より16,697千円増加いたしました。
(営業外損益及び経常利益)
当連結会計年度の営業外収益は3,132千円であります。また、当連結会計年度の営業外費用は620千円であります。この結果、経常利益は223,754千円(前年同期比7.5%増)となり、前連結会計年度より15,580千円増加いたしました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
特別損失にて、固定資産除却損を2,784千円を計上しております。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は135,527千円(前年同期比2.4%減)となり、前連結会計年度より3,287千円減少いたしました。
第23期第1四半期連結累計期間(自 平成30年9月1日 至 平成30年11月30日)
(売上高、売上原価及び売上総利益)
当第1四半期連結累計期間の売上高は552,786千円、売上原価は388,686千円、売上総利益は164,099千円となりました。主な要因としましては、システムズエンジニアリング事業が手掛けるモデル開発及び仮想環境の提供が好調であった一方、組込システム事業及び機能安全開発事業において、当第1四半期連結累計期間に検収予定の車載ECU開発案件が開発機能追加により、第2四半期連結期間内の検収となり、営業機会損失を招いたことによるものであります。
(販売費及び一般管理費並びに営業利益)
当第1四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は114,077千円であり、これは主に人件費であります。この結果、営業利益は50,021千円となりました。
(営業外損益及び経常利益)
当第1四半期連結累計期間の営業外収益は696千円であります。また、当第1四半期連結累計期間の営業外費用は300千円であります。この結果、経常利益は50,417千円となりました。
(親会社株主に帰属する四半期純利益)
当第1四半期連結累計期間において特別利益及び特別損失は発生しておりません。以上の結果より、親会社株主に帰属する四半期純利益は34,287千円となりました。
c.キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの分析につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりでであります。
d.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
e.資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、営業活動によるキャッシュ・フローのほか、一部資金を銀行借入等により調達しております。なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は367,923千円となっており、当面事業を継続していくうえで十分な流動性を確保しております。