有価証券報告書-第57期(2023/08/01-2024/07/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
当事業年度における総資産は4,272百万円、負債は2,748百万円、純資産は1,523百万円であり、自己資本比率は35.7%となりました。当事業年度における財政状態の状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(流動資産)
流動資産につきましては前事業年度末に比べ156百万円増加し、1,552百万円となりました。これは主に現金及び預金が173百万円増加したことによるものであります。
(固定資産)
固定資産につきましては前事業年度末に比べ257百万円増加し、2,719百万円となりました。これは主に建物が134百万円、建設仮勘定が60百万円増加したことによるものであります。
(流動負債)
流動負債につきましては前事業年度末に比べ67百万円増加し、975百万円となりました。これは主に未払法人税等が37百万円、1年内返済予定の長期借入金が27百万円増加したことによるものであります。
(固定負債)
固定負債につきましては前事業年度末に比べ237百万円増加し、1,772百万円となりました。これは主に長期借入金が193百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産につきましては前事業年度末に比べ108百万円増加し、1,523百万円となりました。これは主に利益剰余金が95百万円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当事業年度(2023年8月1日から2024年7月31日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が収束したことで、経済活動の活性化が進展し、インバウンド需要の大幅な増加もあって、景気は緩やかに回復いたしました。しかしながら、円安の進行等による物価上昇の影響に加え、ウクライナや中東情勢などの地政学的リスクや世界的な政情不安などにより景気が後退する懸念もあり、依然として先行き不透明な状況となっております。
外食業界におきましては、人流の回復やインバウンド消費の拡大が追い風となり、外食需要は堅調に推移いたしました。その一方で、食材の仕入価格をはじめとするコストの上昇傾向は収まらず、慢性的な労働力不足も深刻化しており、引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社におきましては、「新町中華」をコンセプトとした日常マーケット新業態の出店強化として、2023年9月に「中国食堂はまゆう 野並店」(名古屋市天白区)を新規に出店いたしました。また、既存業態店舗につきましては、浜木綿業態では「季節先取牡蠣クンポーフェア」、「五大名物をトコトン満喫する創業祭」、四季亭業態では「秋のふかひれ堪能祭り」、「春の訪れを祝う春節祭」などの各種フェアを実施し、集客に努めました。さらに、消費者のライフスタイルの変化に対応した店舗づくりを行うための改装を実施し、2023年9月に「浜木綿 黒川店」(名古屋市北区)、同年11月に「浜木綿 春日井店」(愛知県春日井市)をそれぞれリニューアルオープンいたしました。
一方、退店につきましては「浜木綿 青葉台南店」(横浜市青葉区)を1店舗実施いたしました。
これらにより、当事業年度末の店舗数は、「浜木綿」30店舗、「四季亭」3店舗、「桃李蹊」3店舗、「中国食堂はまゆう」4店舗の合計40店舗(全て直営店)となっております。
また、今後の店舗数拡大を見据えて、2024年2月に「植田工場」(名古屋市天白区)を移管し、新セントラルキッチン「豊川工場」(愛知県豊川市)を開設いたしました。これにより、製造能力の増強を図るとともに店舗内の生産性向上に取り組んでまいります。さらに、新工場では品質向上のための新たな設備の導入に加え、衛生管理もこれまでよりもう一段強化しており、今後も引き続き、お客様に安心・安全でおいしいお料理を提供してまいります。
当事業年度はこれまでの新型コロナウイルス感染症による影響から脱し、客足は回復傾向にあります。この結果、売上高は、前期に比べて502百万円増加し、3期連続で増収となりました。
利益面につきましては、売上が回復する中、原材料価格は継続的に上昇し、売上原価率は前期より増加いたしました。一方で引き続きコストコントロールに努め、売上高販売管理費率は前期に比べ減少しました。これにより、営業利益及び経常利益は前期に比べ大幅に増益となりました。また、特別損失として減損損失41百万円、固定資産除却損15百万円など合計62百万円を計上しております。
以上の結果、当事業年度の売上高は5,774百万円(前年同期比9.5%増)、営業利益は219百万円(前年同期比81.2%増)、経常利益は224百万円(前年同期比84.1%増)、当期純利益は116百万円(前年同期は当期純損失62百万円)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比べ151百万円増加し、1,068百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は373百万円(前年同期は350百万円の増加)となりました。これは主に、減価償却費179百万円及び税引前当期純利益162百万円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は383百万円(前年同期は117百万円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出395百万円を計上したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は161百万円(前年同期は668百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入れによる収入455百万円により増加した一方、長期借入金の返済による支出234百万円により減少したものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当事業年度における生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、生産実績につきましては、飲食事業について記載しております。
(注) 金額は製造原価によっております。
b.受注実績
当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
c.仕入実績
当事業年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、仕入実績につきましては、飲食事業について記載しております。
(注) 金額は仕入価格によっております。
d.販売実績
当事業年度における販売実績を業態別及び都道府県別に示すと、次のとおりであります。なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、販売実績につきましては、飲食事業について記載しております。
(注) 1.金額は販売価格によっております。
2.主要な販売先については、総販売実績の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に含めて記載しております。
なお、当社は店舗における客数、売上原価率及び人時売上高を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として捉えております。
客数は、第57期事業年度においては、これまでの新型コロナウイルス感染症による影響を脱して回復傾向にあり、既存店の客数が2.5%、全店の客数が4.9%それぞれ前事業年度から増加いたしました。
売上原価率は、円安を背景にした輸入原材料価格の上昇等により、食材の仕入価格も継続的に高騰を続け、第57期事業年度は前事業年度と比べ、0.2%増となりました。
生産性の指標である人時売上高は、人流の回復などが追い風となり、売上高は順調に回復する中、労働時間の抑制にも努め、第57期事業年度は前事業年度から0.7%増加いたしました。
また、当社の経営成績に重要な影響を与える要因としては、市場規模の変動、消費者の嗜好の変化、他社との競合等が挙げられます。この対応策として、新商品の開発やメニュー改定等により既存店舗の売上高の確保を図るとともに、新規出店による事業拡大を積極的に行ってまいります。消費者のライフスタイルの変化に向けた新たな取り組みを行い、既存店舗の営業強化とビジネスモデルの再構築を図ってまいります。
また、当社の安定的な成長には、人材の確保が必要不可欠であり、当社の経営成績に重要な影響を与えます。近時、多くの業界で人手不足が深刻な問題となっており、当社におきましても予定どおり人材の確保を行うことが困難な場合には、新規出店等が不可能となるため当社の経営成績に影響を与えます。この対応策として、積極的な採用活動とともに、採用後の人材教育に注力し早期戦力化を図っております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に含めて記載しております。
当社の主な資金需要としては、大きく分けて設備投資資金及び運転資金となっております。基本的には「営業活動によるキャッシュ・フロー」を中心としながらも、新規出店等の設備資金については、長期借入金により資金調達を行っております。
また、銀行借入金につきましては、当座貸越枠350百万円を設定し、手許流動性預金とあわせ、緊急な支出にも対応可能な体制を整えております。
当事業年度においては、長期の運転資金及び設備投資に充当するため、金融機関から455百万円の資金調達を行っております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
この財務諸表の作成に当たって、必要な見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
当事業年度における総資産は4,272百万円、負債は2,748百万円、純資産は1,523百万円であり、自己資本比率は35.7%となりました。当事業年度における財政状態の状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(流動資産)
流動資産につきましては前事業年度末に比べ156百万円増加し、1,552百万円となりました。これは主に現金及び預金が173百万円増加したことによるものであります。
(固定資産)
固定資産につきましては前事業年度末に比べ257百万円増加し、2,719百万円となりました。これは主に建物が134百万円、建設仮勘定が60百万円増加したことによるものであります。
(流動負債)
流動負債につきましては前事業年度末に比べ67百万円増加し、975百万円となりました。これは主に未払法人税等が37百万円、1年内返済予定の長期借入金が27百万円増加したことによるものであります。
(固定負債)
固定負債につきましては前事業年度末に比べ237百万円増加し、1,772百万円となりました。これは主に長期借入金が193百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産につきましては前事業年度末に比べ108百万円増加し、1,523百万円となりました。これは主に利益剰余金が95百万円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当事業年度(2023年8月1日から2024年7月31日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が収束したことで、経済活動の活性化が進展し、インバウンド需要の大幅な増加もあって、景気は緩やかに回復いたしました。しかしながら、円安の進行等による物価上昇の影響に加え、ウクライナや中東情勢などの地政学的リスクや世界的な政情不安などにより景気が後退する懸念もあり、依然として先行き不透明な状況となっております。
外食業界におきましては、人流の回復やインバウンド消費の拡大が追い風となり、外食需要は堅調に推移いたしました。その一方で、食材の仕入価格をはじめとするコストの上昇傾向は収まらず、慢性的な労働力不足も深刻化しており、引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社におきましては、「新町中華」をコンセプトとした日常マーケット新業態の出店強化として、2023年9月に「中国食堂はまゆう 野並店」(名古屋市天白区)を新規に出店いたしました。また、既存業態店舗につきましては、浜木綿業態では「季節先取牡蠣クンポーフェア」、「五大名物をトコトン満喫する創業祭」、四季亭業態では「秋のふかひれ堪能祭り」、「春の訪れを祝う春節祭」などの各種フェアを実施し、集客に努めました。さらに、消費者のライフスタイルの変化に対応した店舗づくりを行うための改装を実施し、2023年9月に「浜木綿 黒川店」(名古屋市北区)、同年11月に「浜木綿 春日井店」(愛知県春日井市)をそれぞれリニューアルオープンいたしました。
一方、退店につきましては「浜木綿 青葉台南店」(横浜市青葉区)を1店舗実施いたしました。
これらにより、当事業年度末の店舗数は、「浜木綿」30店舗、「四季亭」3店舗、「桃李蹊」3店舗、「中国食堂はまゆう」4店舗の合計40店舗(全て直営店)となっております。
また、今後の店舗数拡大を見据えて、2024年2月に「植田工場」(名古屋市天白区)を移管し、新セントラルキッチン「豊川工場」(愛知県豊川市)を開設いたしました。これにより、製造能力の増強を図るとともに店舗内の生産性向上に取り組んでまいります。さらに、新工場では品質向上のための新たな設備の導入に加え、衛生管理もこれまでよりもう一段強化しており、今後も引き続き、お客様に安心・安全でおいしいお料理を提供してまいります。
当事業年度はこれまでの新型コロナウイルス感染症による影響から脱し、客足は回復傾向にあります。この結果、売上高は、前期に比べて502百万円増加し、3期連続で増収となりました。
利益面につきましては、売上が回復する中、原材料価格は継続的に上昇し、売上原価率は前期より増加いたしました。一方で引き続きコストコントロールに努め、売上高販売管理費率は前期に比べ減少しました。これにより、営業利益及び経常利益は前期に比べ大幅に増益となりました。また、特別損失として減損損失41百万円、固定資産除却損15百万円など合計62百万円を計上しております。
以上の結果、当事業年度の売上高は5,774百万円(前年同期比9.5%増)、営業利益は219百万円(前年同期比81.2%増)、経常利益は224百万円(前年同期比84.1%増)、当期純利益は116百万円(前年同期は当期純損失62百万円)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比べ151百万円増加し、1,068百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は373百万円(前年同期は350百万円の増加)となりました。これは主に、減価償却費179百万円及び税引前当期純利益162百万円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は383百万円(前年同期は117百万円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出395百万円を計上したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は161百万円(前年同期は668百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入れによる収入455百万円により増加した一方、長期借入金の返済による支出234百万円により減少したものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当事業年度における生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、生産実績につきましては、飲食事業について記載しております。
| 品目別 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 点心 | 227,091 | 131.6 |
| 加工材料 | 102,125 | 98.5 |
| 主菜、スープ | 77,956 | 111.2 |
| 調味料 | 74,719 | 127.0 |
| 嗜好飲料 | 42,142 | 105.9 |
| 合計 | 524,034 | 117.8 |
(注) 金額は製造原価によっております。
b.受注実績
当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
c.仕入実績
当事業年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、仕入実績につきましては、飲食事業について記載しております。
| 品目別 | 仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
| 農産物類 | 510,003 | 108.9 |
| 畜産物類 | 299,999 | 112.5 |
| 調味料類 | 209,280 | 103.7 |
| 海産物類 | 186,554 | 91.3 |
| 嗜好飲料類 | 156,585 | 116.0 |
| その他 | 59,481 | 157.3 |
| 合計 | 1,421,904 | 108.2 |
(注) 金額は仕入価格によっております。
d.販売実績
当事業年度における販売実績を業態別及び都道府県別に示すと、次のとおりであります。なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、販売実績につきましては、飲食事業について記載しております。
| 業態別 | 販売高(千円) | 構成比(%) | 前年同期比(%) | |
| 浜木綿業態 | 4,755,496 | 82.4 | 106.1 | |
| 四季亭業態 | 434,850 | 7.5 | 116.5 | |
| 桃李蹊業態 | 171,372 | 3.0 | 86.0 | |
| 中国食堂はまゆう業態 | 404,911 | 7.0 | 193.8 | |
| その他業態 | 8,099 | 0.1 | 102.9 | |
| 飲食事業 | 5,774,730 | 100.0 | 109.5 | |
| 合計 | 5,774,730 | 100.0 | 109.5 | |
| 都道府県別 | 販売高(千円) | 構成比(%) | 前年同期比(%) |
| 愛知県 | 3,916,201 | 67.8 | 111.6 |
| 岐阜県 | 612,456 | 10.6 | 107.9 |
| 三重県 | 535,042 | 9.3 | 108.5 |
| 滋賀県 | 235,178 | 4.1 | 115.2 |
| 東京都 | 176,392 | 3.1 | 111.2 |
| 静岡県 | 153,127 | 2.6 | 113.6 |
| 大阪府 | 133,655 | 2.3 | 114.6 |
| 神奈川県 | 12,675 | 0.2 | 14.6 |
| 合 計 | 5,774,730 | 100.0 | 109.5 |
(注) 1.金額は販売価格によっております。
2.主要な販売先については、総販売実績の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に含めて記載しております。
なお、当社は店舗における客数、売上原価率及び人時売上高を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として捉えております。
客数は、第57期事業年度においては、これまでの新型コロナウイルス感染症による影響を脱して回復傾向にあり、既存店の客数が2.5%、全店の客数が4.9%それぞれ前事業年度から増加いたしました。
売上原価率は、円安を背景にした輸入原材料価格の上昇等により、食材の仕入価格も継続的に高騰を続け、第57期事業年度は前事業年度と比べ、0.2%増となりました。
生産性の指標である人時売上高は、人流の回復などが追い風となり、売上高は順調に回復する中、労働時間の抑制にも努め、第57期事業年度は前事業年度から0.7%増加いたしました。
また、当社の経営成績に重要な影響を与える要因としては、市場規模の変動、消費者の嗜好の変化、他社との競合等が挙げられます。この対応策として、新商品の開発やメニュー改定等により既存店舗の売上高の確保を図るとともに、新規出店による事業拡大を積極的に行ってまいります。消費者のライフスタイルの変化に向けた新たな取り組みを行い、既存店舗の営業強化とビジネスモデルの再構築を図ってまいります。
また、当社の安定的な成長には、人材の確保が必要不可欠であり、当社の経営成績に重要な影響を与えます。近時、多くの業界で人手不足が深刻な問題となっており、当社におきましても予定どおり人材の確保を行うことが困難な場合には、新規出店等が不可能となるため当社の経営成績に影響を与えます。この対応策として、積極的な採用活動とともに、採用後の人材教育に注力し早期戦力化を図っております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に含めて記載しております。
当社の主な資金需要としては、大きく分けて設備投資資金及び運転資金となっております。基本的には「営業活動によるキャッシュ・フロー」を中心としながらも、新規出店等の設備資金については、長期借入金により資金調達を行っております。
また、銀行借入金につきましては、当座貸越枠350百万円を設定し、手許流動性預金とあわせ、緊急な支出にも対応可能な体制を整えております。
当事業年度においては、長期の運転資金及び設備投資に充当するため、金融機関から455百万円の資金調達を行っております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
この財務諸表の作成に当たって、必要な見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。