有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2019/09/03 15:01
【資料】
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【項目】
96項目
(2) 【手取金の使途】
上記の手取概算額2,381,200千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限396,198千円と合わせて、設備資金として①当社グループの「医心館事業」の新規開設に係る資金に充当し、運転資金として②従業員採用費、③ネットワークシステム構築及び各種業務システム整備等の費用、借入金返済資金として④債務返済等に充当する予定であります。
① 医心館事業における新規施設(2020年9月期:3施設)の開設資金(保証金、設備投資、什器備品購入及びオープンイベント関係費用等)として、1,500,000千円(2020年9月期:1,500,000千円)を充当する予定であります。なお、当社グループでは、当該事業において「医心館」を年間7~10施設、新規に開設する計画となっております。このうち3施設の新規開設に係る資金を手取金により充当する予定であります。
② 医心館事業における事業規模及び利用対象者層の拡大への対応に係る従業員採用費として、277,398千円(2020年9月期:130,000千円、2021年9月期:147,398千円)を充当する予定であります。なお、当該費用は、当社グループで就業する従業員を採用及び雇用する費用であり、採用のために人材紹介会社等へ支払う報酬を含んでおります。
③ グループ内におけるコミュニケーションの強化(意思決定の迅速化)に係るネットワークシステム構築及び事務効率化に係る各種業務システム整備等の費用として、200,000千円(2020年9月期:200,000千円)を充当する予定であります。なお、その内訳は、当社と子会社、及び子会社の本部と各施設をつなぐネットワークシステム構築の費用が50,000千円、医療や介護に係る業務システム、及び経理、財務、人事などに係る業務システム整備等の費用が150,000千円となっております。
④ 長期債務返済として、800,000千円(2020年9月期:800,000千円)を充当する予定であります。なお、手取金により返済予定の長期借入金は「医心館」の開設資金として行った金融機関からの借入れであります。
また、残額が生じた場合には、将来における広告宣伝費及び販売促進費や事業拡大のための運転資金に充当する方針であります。
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(注)設備資金の内容については、「第二部 企業情報 第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」の項をご参照ください。