四半期報告書-第8期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/13 16:40
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【項目】
19項目
(1)経営成績等の状況の概要
当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当社は企業理念として、「健康で豊かな人生をすべての人に」を掲げており、医療ビッグデータを活用した社会生活者に向けた健康増進の取組み、デジタル化による医療の効率化、調剤薬局の情報化による薬局薬剤費の最適化を合わせ、グループ全体で国民医療費の健全化を目指すべく業務を進めております。
ヘルスビッグデータセグメントは、健康保険組合の保健事業を推進するため、健康保険組合が保有するデータの分析サービスの他、当社開発のPHRサービスを提供しております。また、こうした業務の付帯として受領した匿名加工情報をデータベース化し、学術・産業利用を進めております。また、医療機関に対しても医療データ分析サービス、診療報酬ファクタリングサービスの他、薬剤DBの提供等を行っております。
遠隔医療セグメントは、放射線診断専門医が不足している医療機関と契約読影医を遠隔読影システムでつなぐマッチングサービスの他、医療機関と放射線診断専門医をクラウドでつなぎ、遠隔での画像診断を可能としたASPサービスを提供しております。
調剤薬局支援セグメントは、保険薬局に対してレセコン及び電子薬歴システムなどのシステム開発・販売事業を行う他、自らも調剤薬局を運営する中で、自社システムのオペレーションテストを実施しております。
当第1四半期連結累計期間の業績は、以下のとおりであります。
(当期の業績)
(単位:百万円)
区 分第7期
第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年6月30日)
第8期
第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年6月30日)
比較増減
売上収益2,5583,212+654+25.6%
営業利益266357+91+34.2%
EBITDA(マージン)480(18.8%)614(19.1%)+134+27.9%

(セグメントの業績)
(単位:百万円)
区 分第7期
第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年6月30日)
第8期
第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年6月30日)
比較増減
ヘルスビッグデータセグメント売上収益1,0371,798+761+73.4%
セグメント利益(率)232(22.4%)406(22.6%)+174+75.0%
遠隔医療セグメント売上収益934861△73△7.8%
セグメント利益(率)234(25.1%)231(26.8%)△3△1.3%
調剤薬局支援セグメント売上収益645588△57△8.8%
セグメント利益(率)55(8.5%)39(6.6%)△16△29.1%
調整額セグメント売上収益△58△35+23-
セグメント利益△41△63△22-
合計売上収益2,5583,212+654+25.6%
EBITDA(マージン)480(18.8%)614(19.1%)+134+27.9%

(注)当社グループの経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、EBITDAがあります。当社グループは、EBITDAを用いて各セグメントの業績を測定しており、当社グループの業績評価をより効果的に行うために有用かつ必要な指標であると考えております。EBITDA及びEBITDAマージンの計算式は以下のとおりです。
・EBITDA :営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用
・EBITDAマージン:EBITDA/売上収益×100
[ヘルスビッグデータ]
当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、健康保険組合・医療機関等に対する訪問抑制により営業活動が鈍化し、また、データ利活用事業におけるアドホック販売(個別の要望事項に対して必要なデータを抽出・分析するサービス)の需要が一時的に抑制される結果となりました。
しかしながら、ヘルスビッグデータ活用の機運は高まりを続けており、取引先健康保険組合数、健康保険組合員向けの健康情報プラットフォーム「PepUp」(ペップアップ)の発行ID数、製薬企業及び生損保企業での1顧客あたりの年間取引額のすべてが前年同期比ベースで増加しております。また、保険者・生活者向け事業及び医療機関向け事業の売上収益も大きく成長しました。
一方で、データの量及び種類の増加等による将来の成長に向けて、引き続き人件費を中心に積極的な先行投資を実施しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上収益は、1,798百万円となり、セグメント利益(セグメントEBITDA)は406百万円となりました。
[遠隔医療]
当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、新型コロナウィルス以外の患者の来院控え、及び健康診断の受診控えによる画像診断依頼の減少がみられ、前年同期比ベースでの売上収益は減収となりました。一方で、自粛の影響を受け、営業活動費用や採用費用等が減少した結果、前年同期比ベースでのセグメント利益は横ばいとなりました。
なお、画像診断をアシストする人工知能エンジンプラットフォーム「AI―RAD」の開発や中国での事業展開を本格化するための準備等、事業拡大のための施策は引き続き進めております。
この結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上収益は、861百万円となり、セグメント利益(セグメントEBITDA)は231百万円となりました。
[調剤薬局支援]
当第1四半期連結累計期間においては、既存顧客の買換え(リプレース)需要を確保しつつ、新規顧客の開拓に努めてまいりました。しかしながら、新型コロナウィルス感染症拡大の影響による営業活動の自粛、及び調剤薬局への来局者数の減少等により前年同期比ベースでは減収減益となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上収益は、588百万円となり、セグメント利益(セグメントEBITDA)は39百万円となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は3,212百万円、営業利益は357百万円、EBITDAは614百万円の増収増益となりました。なお、EBITDAから営業利益への調整は以下のとおりであります。
(EBITDAから営業利益への調整表)
(単位:百万円)
第7期
第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年6月30日)
第8期
第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年6月30日)
EBITDA480614
減価償却費及び償却費△206△261
その他の収益23
その他の費用△10△0
営業利益266357

② 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末と比べ8,373百万円増加し35,317百万円となりました。これは主に、医療機関向け事業の拡大等に伴い、営業債権及びその他の債権が5,057百万円、有形固定資産が2,041百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べ11,721百万円増加し25,542百万円となりました。これは主に、連結子会社(エヌエスパートナーズ株式会社)取得のための借入等により、流動負債の借入金が1,019百万円、非流動負債の借入金が5,228百万円の増加となったこと、及び医療機関向け事業の拡大等に伴い営業債務及びその他の債務が4,710百万円増加したことが主な理由であります。
(資本)
当第1四半期連結会計期間末における資本は、前連結会計年度末と比べ3,348百万円減少し9,775百万円となりました。これは主に、四半期利益235百万円を計上したことによる増加があった一方で、連結子会社(エヌエスパートナーズ株式会社)取得に伴う受入資産と支払対価との差額を資本より控除したことによる減少3,593百万円があったことによるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ425百万円増加し、8,117百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間における税引前四半期利益は352百万円、減価償却費及び償却費は261百万円となり、前年同期比ベースでそれぞれ103百万円、55百万円増加しております。一方で、法人所得税の支払額632百万円を計上した結果、営業活動の結果得られた資金は、181百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、5,058百万円となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出3,630百万円、有形固定資産の取得による支出1,161百万円を計上したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、5,302百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入5,669百万円を計上したことによるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定には、新型コロナウィルス感染症の影響を考慮しております。前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は22百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第1四半期連結累計期間において、当社グループはエヌエスパートナーズ株式会社を連結の範囲に含めたこと等により、従業員数が前連結会計年度末比145人増加し、648名となりました。なお、従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員)は含んでおりません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。

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