有価証券報告書-第17期(2024/09/01-2025/08/31)

【提出】
2025/11/21 13:00
【資料】
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【項目】
153項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
a 財政状態
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ21億69百万円減少し392億5百万円(前連結会計年度末比5.2%減)となりました。
流動資産は14億26百万円増加し169億16百万円(同比9.2%増)となりました。これは主に、現金及び預金が4億7百万円、受取手形及び売掛金が4億64百万円増加したことなどによるものです。
有形固定資産は1億19百万円増加し6億2百万円(同比24.6%増)となりました。
無形固定資産は38億58百万円減少し203億79百万円(同比15.9%減)となりました(注)。
投資その他の資産は1億43百万円増加し13億7百万円(同比12.4%増)となりました。
固定資産の総額は35億95百万円減少し222億88百万円(同比13.9%減)となりました。
(注)無形固定資産のうちCurves International, Inc.買収時に発生したのれん・商標権の資産価額が、毎期の償却、および対米ドルの期末為替換算レートが前連結会計年度に比べ、1ドルにつき16.26円円高となったことにより、円換算では37億32百万円の減少となりました。
(前連結会計年度末 139,304千ドル 1ドル=161.07円 円換算 224億37百万円
償却による減少 △10,131千ドル
当連結会計年度末 129,172千ドル 1ドル=144.81円 円換算 187億5百万円
)

(負債)
流動負債は2億2百万円減少し114億51百万円(同比1.7%減)となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が12億50百万円減少した一方、支払手形及び買掛金が3億32百万円、未払法人税等が2億79百万円増加したことなどによるものです。
固定負債は27億17百万円減少し75億93百万円(同比26.4%減)となりました。これは主に、長期借入金が20億40百万円減少したことなどによるものです。
負債の総額は29億20百万円減少し190億45百万円(同比13.3%減)となりました。
(純資産)
純資産は7億50百万円増加し201億60百万円(同比3.9%増)、うち株主資本は27億8百万円増加し158億66百万円(同比20.6%増)となりました。
これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益43億3百万円の計上と配当金15億95百万円の支払いにより利益剰余金が27億7百万円増加したことによるものです。また、円高進行により為替換算調整勘定が19億57百万円減少し42億93百万円(同比31.3%減)となりました。
b 経営成績
当社グループ(当社及び連結子会社)は主力事業である「女性だけの30分健康フィットネス カーブス」(以下カーブス)などを通じて健康寿命の延伸に寄与し、社会課題の解決に貢献する「地域密着の健康インフラ」として、顧客サービス強化による会員満足度向上、会員数拡充、店舗網拡大に努めております。
当連結会計年度(2024年9月~2025年8月)の経営成績は以下の通りです。売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益全てにおいて過去最高となっております。
前連結会計年度
(百万円)
当連結会計年度
(百万円)
増減額
(百万円)
増減率
(%)
売上高35,46537,5662,1005.9
営業利益
(利益率)
5,458
(15.4%)
6,342
(16.9%)
88316.2
経常利益5,4726,4811,00918.4
親会社株主に帰属する
当期純利益
3,5664,30373620.6

カーブス会員数は前連結会計年度末の81.7万名から4.6万名純増し86.3万名となり、連結会計年度末における過去最高会員数となりました。年3回の新規入会募集キャンペーンを行い、TV、WEBを中心としたメディアミックスマーケティング、口コミ紹介マーケティング、地域密着プロモーションを展開したことにより、新規入会増において着実な成果を上げることができました。
またサービス産業生産性協議会が実施する日本版顧客満足度指数(JCSI)調査において11年連続第1位(フィットネス部門)となるなど顧客満足度の一層の向上により、月次退会率は過去最低水準に抑えることができています。
会員向け物販は、会員様への「食生活の相談強化月間」を展開した結果、連結会計年度における会員向け物販売上高は過去最高を更新しました。また、当連結会計年度末の定期便契約者数も過去最高となりました。
これらの結果、当連結会計年度のチェーン売上(フランチャイズ店を含めた会費入会金売上および会員向け物販売上の合計額)は、856億円となり過去最高を更新しました。会費入会金売上、会員向け物販売上ともに過去最高の実績です。
当連結会計年度末(2025年8月31日)の国内カーブス店舗数、会員数、チェーン売上高は次の通りです。
国内カーブス(メンズ・カーブスを除く)店舗数・会員数
前連結会計
年度末
(2024年8月末)
当連結会計年度末
(2025年8月末)
前連結会計
年度末比
店舗数1,978店舗1,996店舗18店舗0.9%
内、直営店舗数79店舗82店舗3店舗3.8%
FC店舗数1,899店舗1,914店舗15店舗0.8%
会員数81.7万名86.3万名4.6万名5.6%

(注)1.当連結会計年度の新規出店数は25店舗、閉店・統合数は7店舗となっております。
2.国内カーブス会員数には、オンラインフィットネス「おうちでカーブス」および店舗とオンラインのハイブリッドサービス「おうちでカーブスWプラン」の会員数を含んでおります。
国内カーブス(メンズ・カーブスを除く)チェーン売上高
前連結会計年度
(2023年9月~2024年8月)
当連結会計年度
(2024年9月~2025年8月)
前年同期間比
チェーン売上高809.7億円856.0億円46.2億円5.7%
内、会費・入会金売上589.1億円626.4億円37.3億円6.3%
会員向け物販売上220.6億円229.5億円8.9億円4.0%

(注)チェーン売上高はフランチャイズ店を含めた末端売上、全店の会費入会金売上および会員向け物販売上の合計額です。
男性向け運動施設「メンズ・カーブス」では当連結会計年度に6店舗を新規出店し、総店舗数は25店舗となりました。既存店舗の会員数増加に加え、新規出店店舗の順調な立ち上げが実現できており、出店を加速して参ります。
「からだ動き回復センター ピント・アップ」の総店舗数は27店舗を新規出店し、37店舗となりました。
海外事業は、2019年7月にカーブスFC本部事業を買収した欧州を重点地域と位置付けています。当連結会計年度末(2025年6月末(決算期のずれにより、2ヶ月遅れでの連結取り込み))の欧州カーブス(イギリス・イタリア・スペイン・他5ヶ国)店舗数は124店舗となりました。1店舗当たり会員数および売上高は過去最高となっています。
販売費及び一般管理費は、前年同期比19百万円増加しました。これは主にFC加盟店を含めた全国のインストラクター7,000名強を一堂に集めた研修実施などによる教育費の増加や人件費増など人的資本強化によるものです。一方で、広告宣伝費は前年同期比減少しました。広告宣伝費の減少は、会員数増加に伴いフランチャイズ加盟店からの広告分担金供出額が増加したこと、マーケティングの効率が改善したことなどによるものです。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は375億66百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は63億42百万円(前年同期比16.2%増)、経常利益は64億81百万円(前年同期比18.4%増)となり、いずれも過去最高となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税、住民税及び事業税を25億90百万円計上したことなどにより、43億3百万円(前年同期比20.6%増)となりました。
なお、海外連結子会社等の財務諸表項目の主な為替の換算レートは、次の通りです。
1米ドル第1四半期
9-11月
第2四半期
12-2月
第3四半期
3-5月
第4四半期
6-8月
期中平均
為替換算レート
150.26円[145.44円]151.94円[145.74円]151.72円[146.98円]149.88円[149.58円]
連結会計期間末の為替換算レート142.73円[149.58円]158.18円[141.83円]149.52円[151.41円]144.81円[161.07円]

[ ]内は前年同期の換算レート
また、当社グループはカーブス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して3億81百万円増加し、83億83百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、62億11百万円の資金増加(前連結会計年度54億26百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が64億67百万円、商標権償却額が14億10百万円だった一方、法人税等の支払額が24億63百万円だったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、7億27百万円の資金減少(前連結会計年度△9億67百万円)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出が5億43百万円、有形固定資産の取得による支出が1億51百万円だったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、48億92百万円の資金減少(前連結会計年度△43億27百万円)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が32億90百万円、配当金の支払額が15億95百万円だったこと等によるものです。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産の実績
該当事項はありません。
b.仕入の実績
セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)
カーブス事業8,989106.2
合計8,989106.2

(注) 1.当社グループは「カーブス事業」の単一セグメントです。
c.受注の実績
該当事項はありません。
d.販売の実績
セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)
カーブス事業37,566105.9
合計37,566105.9

(注) 1.当社グループは「カーブス事業」の単一セグメントです。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日時点において判断したものです。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表を作成するに当たり、必要な見積りを行っており、それらは資産、負債、収益及び費用の計上金額に影響を与えております。これらの見積りは、その性質上判断及び入手し得る情報に基づいて行いますので、実際の結果がそれらの見積りと相違する場合があります。特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。
(繰延税金資産)
繰延税金資産は、将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性を十分に検討し、回収可能見込額を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ、課税所得が減少した場合、繰延税金資産が取り崩され、税金費用を計上する可能性があります。
(固定資産の減損処理)
減損の兆候のある資産又は資産グループについて、回収可能価額に基づき減損の判定を行っております。回収可能価額は、使用価値と正味売却価額のいずれか高い方により測定しております。回収可能価額は、事業計画や市場環境の変化により、その見積り金額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、追加の減損処理が必要になる可能性があります。見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高375億66百万円、営業利益63億42百万円、経常利益64億81百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は43億3百万円となりました。
当連結会計年度における売上高及び営業利益の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりで す。
また、連結ROA(総資産経常利益率)は16.1%、営業利益成長率は16.2%となりました。これは、
「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載の通り、会員数が計画通りに推移し、会員向け物販売上高も順調に推移したことによるものです。
③ 当連結会計年度における資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金、設備資金については、主に自己資金を充当しております。当連結会計年度における資本の財源及び資金の流動性についての分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりです。
当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は83億83百万円となっており、将来に向けて十分な財源と流動性を確保しております。

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