有価証券報告書-第15期(2022/09/01-2023/08/31)

【提出】
2023/11/24 15:00
【資料】
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【項目】
135項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a 財政状態
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ7億59百万円増加し391億11百万円(前連結会計年度末比2.0%増)となりました。
流動資産は5億98百万円増加し143億38百万円(同比4.4%増)となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が2億88百万円増加したことなどによるものです。
有形固定資産は12百万円増加し4億37百万円(同比2.9%増)となりました。
無形固定資産は2億18百万円減少し231億83百万円(同比0.9%減)となりました(注)。
投資その他の資産は3億66百万円増加し11億53百万円(同比46.6%増)となりました。
固定資産の総額は1億60百万円増加し247億73百万円(同比0.7%増)となりました。
(注)無形固定資産のうちCurves International, Inc.買収時に発生したのれん・商標権の資産価額が、毎期の償却により米ドル建てで減少した一方、対米ドルの期末為替換算レートが前連結会計年度に比べ、1ドルにつき8.31円円安となったことにより、円換算では1億42百万円の減少となっています。
(前連結会計年度末 159,566千ドル 1ドル=136.68円 円換算 218億9百万円
償却による減少 △10,131千ドル
当連結会計年度末 149,435千ドル 1ドル=144.99円 円換算 216億66百万円
)

(負債)
流動負債は13億78百万円増加し106億86百万円(同比14.8%増)となりました。これは主に、未払法人税等が5億4百万円および預り金が3億75百万円増加したことなどによるものです。
固定負債は33億33百万円減少し133億54百万円(同比20.0%減)となりました。これは主に、長期借入金が32億90百万円減少したことなどによるものです。
負債の総額は19億55百万円減少し240億41百万円(同比7.5%減)となりました。
(純資産)
純資産は27億14百万円増加し150億70百万円(同比22.0%増)となりました。
そのうち株主資本は17億53百万円増加し106億21百万円(同比19.8%増)となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益25億51百万円の計上と配当金7億97百万円の支払いにより利益剰余金が17億53百万円増加したことによるものです。また、為替換算調整勘定は円安進行により9億68百万円増加し44億50百万円となりました。
b 経営成績
当社グループ(当社及び連結子会社)は主力事業である「女性だけの30分フィットネス カーブス」などを通じて健康寿命の延伸に寄与し、社会課題の解決に貢献する「地域密着の健康インフラ」として、顧客サービス強化による会員満足度向上、会員数拡充、店舗網拡大に努めております。
当連結会計年度(2022年9月~2023年8月)の経営成績は以下の通りです。
前連結会計年度
(百万円)
当連結会計年度
(百万円)
増減額
(百万円)
増減率
(%)
売上高27,50930,0222,5129.1
営業利益
(利益率)
2,742
(10.0%)
3,851
(12.8%)
1,10840.4
経常利益3,3113,84153016.0
親会社株主に帰属する
当期純利益
2,2472,55130313.5

会員数は、前連結会計年度末75.4万人から2.2万人純増し、77.7万人となりました。(*会員数はオンラインフィットネス「おうちでカーブス」会員および店舗とオンラインのハイブリッドサービス「おうちでカーブスWプラン」会員を含む)年3回の新規入会募集キャンペーンを行い、TV、WEBを中心としたメディアミックスマーケティングおよび地域密着の販促活動を展開したことにより、コロナ下以降に注力をしてきたヤング層(50~64歳)の新規入会において引き続き着実な成果を上げることができました。またサービス産業生産性協議会が実施する日本版顧客満足度指数(JCSI)調査において9年連続第1位(フィットネス部門)となるなど顧客満足度の一層の向上により、2023年6月に実施をした既存会員の会費価格改定の影響もなく、月次退会率はコロナ前の水準以下に抑えることができております。当連結会計年度末の会員数は当初計画を下回ったものの回復基調は変わらず会員数は着実に純増しております。
会員向け物販は、会員様への「食生活の相談」を強化した結果、5月にプロテインの定期契約者数が過去最高となり、当連結会計年度の会員向け物販収入は過去最高となりました。
これらにより当連結会計年度のチェーン売上(フランチャイズ店を含めた会費入会金売上および会員向け物販売上の合計額)は713億円となりコロナ前を超え過去最高となりました。フランチャイズ店の1店舗当たり売上額もコロナ前を超える水準となっております。
当連結会計年度末(2023年8月31日)の国内カーブス(メンズ・カーブスを除く)店舗数および会員数は次の通りとなりました。
国内カーブス(メンズ・カーブスを除く)店舗数・会員数
前連結会計
年度末
(2022年8月末)
当連結会計年度末
(2023年8月末)
※ご参考:
コロナ前実績
2020年8月期
第2四半期末
(2020年2月末)
前連結会計年度末比
店舗数1,947店舗1,962店舗15店舗0.8%2,014店舗
内、直営店舗数75店舗76店舗1店舗1.3%65店舗
FC店舗数1,872店舗1,886店舗14店舗0.7%1,949店舗
会員数75.4万人77.7万人2.2万人3.0%83.2万人

(注)1.当連結会計年度の新規出店数は25店舗、閉店・統合数は10店舗となっております。
2.国内カーブス会員数には、オンラインフィットネス「おうちでカーブス」および店舗とオンラインの
ハイブリッドサービス「おうちでカーブスWプラン」の会員数を含んでおります。
男性向け運動施設「メンズ・カーブス」では当連結会計年度に5店舗を新規出店し、総店舗数は17店舗となりました。
海外事業は、2019年7月にFC本部事業を買収いたしました欧州を重点地域と位置付けています。当連結会計年度末(2023年6月末(決算期のずれにより、2ヶ月遅れでの連結取り込み))の欧州カーブス(イギリス・イタリア・スペイン・他5ヶ国)店舗数は、137店舗(全店FC店舗)となっております。
販売費及び一般管理費は、前年同期比2億94百万円減少しました。円安進行に伴いのれん・商標権償却額が増加したこと(注)、全国での研修再開等営業活動が正常化したことに伴う各種費用が増加したことなど増加要因があったものの、これら以上に広告宣伝費などが減少いたしました。広告宣伝費の減少理由は、会員数増加に伴いFC加盟店からの広告分担金供出額が増加したこと、マーケティングの集客効率が改善したこと等です。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は、300億22百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は38億51百万円(前年同期比40.4%増)、経常利益は38億41百万円(前年同期比16.0%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税、住民税及び事業税を19億57百万円計上したこと等により、25億51百万円(前年同期比13.5%増)となりました。
(注)のれん・商標権は、Curves International, Inc.買収時に発生した米ドル建てのものであり、定額法により毎期10,131千ドル償却しております。対米ドルの期中平均為替換算レートが前年同期に比べ、1ドルにつき20.17円円安になったことにより当連結会計年度における円換算の償却額が2億4百万円増加しております。
なお、海外連結子会社等の財務諸表項目の主な為替の換算レートは、次の通りです。
1米ドル第1四半期
9-11月
第2四半期
12-2月
第3四半期
3-5月
第4四半期
6-8月
期中平均
為替換算レート
138.68円[110.47円]139.22円[112.05円]137.49円[113.77円]137.98円[117.81円]
連結会計期間末の為替換算レート144.81円[111.92円]132.70円[115.02円]133.53円[122.39円]144.99円[136.68円]

[ ]内は前年同期の換算レート
また、当社グループはカーブス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して88百万円減少し、78億55百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、49億20百万円の資金増加(前連結会計年度32億73百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が38億22百万円、商標権償却額が12億98百万円だった一方、法人税等の支払額が14億54百万円だったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、8億91百万円の資金減少(前連結会計年度△9億43百万円)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出が6億87百万円、有形固定資産の取得による支出が1億62百万円だったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、40億91百万円の資金減少(前連結会計年度△42億18百万円)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が32億90百万円、配当金の支払額が7億97百万円だったこと等によるものです。

③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産の実績
該当事項はありません。
b.仕入の実績
金額(千円)前期比(%)
カーブス事業6,835,732107.3
合計6,835,732107.3

(注) 1.当社グループは「カーブス事業」の単一セグメントであります。
c.受注の実績
該当事項はありません。
d.販売の実績
金額(千円)前期比(%)
カーブス事業30,022,487109.1
合計30,022,487109.1

(注) 1.当社グループは「カーブス事業」の単一セグメントであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日時点において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表を作成するに当たり、必要な見積りを行っており、それらは資産、負債、収益及び費用の計上金額に影響を与えております。これらの見積りは、その性質上判断及び入手し得る情報に基づいて行いますので、実際の結果がそれらの見積りと相違する場合があります。特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。
(繰延税金資産)
繰延税金資産は、将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性を十分に検討し、回収可能見込額を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ、課税所得が減少した場合、繰延税金資産が取り崩され、税金費用を計上する可能性があります。
(固定資産の減損処理)
減損の兆候のある資産又は資産グループについて、回収可能価額に基づき減損の判定を行っております。回収可能価額は、使用価値と正味売却価額のいずれか高い方により測定しております。回収可能価額は、事業計画や市場環境の変化により、その見積り金額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、追加の減損処理が必要になる可能性があります。見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高300億22百万円、営業利益38億51百万円、経常利益38億41百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は25億51百万円となりました。
当連結会計年度における売上高及び営業利益の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりで あります。
また、連結ROA(総資産経常利益率)は9.9%、営業利益成長率は40.4%の増加となりました。これは、
「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載の通り、コロナショックの影響を最小限にとどめ、会員向け物販売上高も好調に推移したことによるものであります。
③ 当連結会計年度における資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金、設備資金については、主に自己資金を充当しております。当連結会計年度における資本の財源及び資金の流動性についての分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は78億55百万円となっており、将来に向けて十分な財源と流動性を確保しております。

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