有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2021/05/19 15:00
【資料】
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【項目】
124項目
(2) 【手取金の使途】
上記の差引手取概算額2,619,320千円に、海外販売の手取概算額(未定)及び本第三者割当増資の手取概算額上限396,198千円を合わせた、手取概算額合計上限3,015,518千円については、研究開発費(現在開発中のPPMX-T003におけるPV(真性多血症)治療薬としての第Ⅰ相試験、及びAML(急性骨髄性白血病)治療薬、創薬研究及び新規パイプライン)、研究開発運営経費、運転資金及び設備投資に充当してまいります。具体的には下記のとおりであります。
①治験及び研究開発に係る研究開発費:1,497,758千円
現在開発中のパイプラインPPMX-T003におけるPV(真性多血症)治療薬としての第Ⅰ相試験費用(CRO委託費用、治験実施施設費用等)、AML(急性骨髄性白血病)治療薬開発費用(共同研究費用、非臨床試験及び治験費用等)、創薬研究及び新規パイプラインの研究開発費用(共同研究費用、非臨床試験等)として、2022年3月期に256,689千円、2023年3月期に333,514千円、2024年3月期以降に907,555千円
②研究者の人件費、賃借料等の研究開発運営経費:623,850千円
①の研究を実施する研究者の人件費、研究所(本社ラボ及び名古屋ラボ)の賃借料等の研究開発を実施するための研究開発運営経費として、2022年3月期に154,377千円、2023年3月期に156,978千円、2024年3月期以降に312,495千円
③管理部門の人件費、賃借料等の事業運営の運転資金:831,297千円
会社を維持運営していくための管理部門の人件費、本社の賃借料等の会社を運営していくための事業運営の運転資金として、2022年3月期に219,063千円、2023年3月期に204,048千円、2024年3月期以降に408,186千円
④設備投資資金:62,613千円
創薬に係る動物実験のための温湿度管理可能なマウス飼育機器、試験管内試験での機能評価を実施する画像処理装置等の研究開発を実施するための機器、抗体・試薬販売に係る製造機器、システム関連(パソコン等)の設備投資資金として、2022年3月期に40,114千円、2023年3月期に7,164千円、2024年3月期に15,335千円
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定であります。
また、当社は本書提出日現在において、2024年3月期以降に予定されている上記①及び②に係る研究開発費用に関して、研究開発の状況や外部環境の変化等に応じて支出時期を早める可能性がありますが、当社の資金使途に関連するリスクについては「第二部 企業情報 第2 事業の状況 2 事業等のリスク (2) 事業遂行上のリスク ⑮ 資金使途について」に記載のとおりです。