有価証券報告書-第22期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1) 経営成績等の状況
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、社会経済活動が制限される等厳しい状況にある中、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社の重要な販売チャネルであります、さい帯血採取協力産科施設で開催される母親学級の開催中止・開催自粛が継続される一方、Web広告をはじめとするインターネットを通じたマーケティング活動(Web広告、SEO対策、WebでのPR活動の3つの柱)を深耕し、新たなチャネルとして立ち上げて参りました。更に産科施設へはパンフレットの配布等の協力を頂くなど、当社サービスの認知度向上に努め、「細胞バンク事業」の拡大に注力して参りました。
また、2021年3月には、将来高まる、さい帯血のニーズに備えるべく細胞処理能力の向上と、新しい事業である「さい帯(へその緒)組織保管サービス」の開始を目的に横浜市に細胞処理センターを開設致しております。
この結果、売上高は、1,409,515千円と前年同期と比べ266,940千円(前事業年度比15.9%)の減収、営業利益は、86,879千円と前年同期と比べ295,448千円(同77.3%)の減益、経常利益は、92,407千円と前年同期と比べ290,125千円(同75.8%)の減益、当期純利益は、62,371千円と前年同期と比べ215,114千円(同77.5%)の減益となっております。
また、総資産は、3,958,493千円と前事業年度末と比べ393,792千円(同11.0%)増加しております。これは主に、細胞処理センターの開設により有形固定資産が470,200千円増加したこと、クオリプス社等への投資により投資有価証券を105,100千円取得したことにより資産が増加した一方で、これら取得により現金及び預金が281,265千円減少したこと、その他未収消費税等が46,452千円増加したことによるものであります。
負債は、2,636,284千円と前事業年度末と比べ331,421千円(同14.4%)増加しております。これは主に、新規契約者数の増加により前受金が336,983千円増加したものの、減益により未払法人税等が83,806千円減少したことによるものであります。
純資産は、1,322,209千円と前事業年度末と比べ62,371千円(同5.0%)増加しております。これは主に、当期純利益の計上により利益剰余金が62,371千円増加したことによるものであります。
なお、当社は、「細胞バンク事業」の単一セグメントのため、セグメントごとの記載を省略しております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末と比べ281,266千円(同12.4%)減少し、1,992,484千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、238,996千円(前事業年度は667,859千円の獲得)となりました。これは主に、増加要因として、税引前当期純利益の計上91,446千円、前受金の増加336,983千円があった一方で、減少要因として、未払消費税等の減少46,934千円、未収消費税等の増加46,452千円、法人税等の支払124,241千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、520,262千円(前事業年度は108,007千円の使用)となりました。これは主に、減少要因として有形固定資産の取得による支出401,488千円、投資有価証券の取得による支出105,100千円、敷金及び保証金の差入による支出8,510千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは発生がありませんでした。
③ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当社は、生産活動を行っておりませんので該当事項はありません。
b 受注実績
当社は、受注生産を行っておりませんので該当事項はありません。
c 販売実績
当事業年度の販売実績は次のとおりであります。なお、当社は「細胞バンク事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手先がないため記載を省略しております。
2.販売実績の3つの構成の「技術料」、「保管料」、「その他」別の売上は次のとおりであります。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項については、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。財務諸表の作成にあたっては、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、これらについては、過去の実績や現在の状況等を勘案し、合理的と考えられる見積り及び判断を行っております。ただし、これらには見積り特有の不確実性が伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
なお、当社が財務諸表を作成するにあたり採用した重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。
② 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の目標とする経営指標は、年間保管(売上)検体数と自己資本比率であります。
経営成績の分析
(売上高)
当事業年度の売上高は、前事業年度に比べ266,940千円減少の1,409,515千円(前事業年度比15.9%減)となりました。これは主に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により活動が制限される状況下において、Web広告をはじめとするインターネットを通じたマーケティング活動(Web広告、SEO対策、WebでのPR活動の3つの柱)を深耕し、新たなチャネルとして立ち上げ、更に産科施設へはパンフレットの配布等の協力を頂くなど、当社サービスの認知度向上に努め、「細胞バンク事業」の拡大に注力して参りましたが、さい帯血採取協力産科施設で開催される母親学級の開催中止・開催自粛が継続された影響によるものであります。この結果、今期の目標年間(売上)検体数は5,847検体、実績は5,695検体となりました。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度の売上原価は、前事業年度に比べ58,526千円減少の485,307千円(同10.8%減)となりました。これは主に、さい帯血の分離処理検体数が減少したことによるものであります。この結果、当事業年度の売上総利益は、前事業年度に比べ208,414千円減少の924,207千円(同18.4%減)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ87,033千円増加の837,327千円(同11.6%増)となりました。これは主に、母親学級の開催中止・開催自粛が継続された影響により、旅費交通費が23,707千円、雑給が13,740千円、会議費が8,426千円減少しましたが、一方で、Web施策により広告宣伝費が100,818千円増加、2021年3月に完成した横浜細胞処理センターの賃借料が45,291千円増加したことによるものであります。この結果、当事業年度の営業利益は、前事業年度に比べ295,448千円減少の86,879千円(同77.3%減)となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
当事業年度の営業外収益は、前事業年度に比べ5,299千円増加の5,528千円となりました。これは主に、助成金収入が5,295千円増加したことによるものであります。この結果、経常利益は、前事業年度に比べ290,125千円減少の92,407千円(同75.8%減)となりました。
(特別損益、当期純利益)
当事業年度において、特別損失を961千円計上しました。これは主に、固定資産を除却したことによるものです。また、法人税等を29,074千円計上しました。この結果、当期純利益は62,371千円(同77.5%減)となりました。
キャッシュ・フローの分析
当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社の資本の財源及び資金の流動性については、営業活動により得られた資金を財源として運営しており、外部からの資金調達はありません。
また、主な運転資金需要は、さい帯血の分離等に使用する材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用の支払いのほか、設備投資などであります。
財政状態の分析
当事業年度末の総資産は前事業年度末に比べ393,792千円増加の3,958,493千円(前事業年度末比11.0%増)、負債は前事業年度末に比べ331,421千円増加の2,636,284千円(同14.4%増)、純資産は前事業年度末に比べ62,371千円増加の1,322,209千円(同5.0%増)となりました。
主な増減要因は、次のとおりであります。
(流動資産)
当事業年度末における流動資産は、前事業年度末に比べ197,856千円減少の3,150,311千円(同5.9%減)となりました。これは主に、主に細胞処理センターの開設や、クオリプス社等への投資により現金及び預金が281,265千円減少したこと、未収消費税等が46,452千円増加したことによるものであります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産は、前事業年度末に比べ591,649千円増加の808,181千円(同273.2%増)となりました。これは主に、細胞処理センターの開設により有形固定資産が470,200千円増加、クオリプス社等への投資により投資有価証券が105,100千円増加したことによるものであります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債は、前事業年度末に比べ287,086千円増加の2,588,902千円(同12.5%増)となりました。これは主に、新規契約者数の増加により前受金が336,983千円増加したものの、減益により未払法人税等が83,806千円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債は、前事業年度末に比べ44,335千円増加の47,381千円となりました。これは主に、細胞処理センターの開設により資産除去債務が41,474千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、前事業年度末に比べ62,371千円増加の1,322,209千円(同5.0%増)となりました。当期純利益の計上により利益剰余金が62,371千円増加したものの、前受金が336,983千円増加した結果、当事業年度末における当社の経営指標である自己資本比率は、前事業年度末に比べて1.9ポイント減少し、33.40%となりました。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「2 事業等のリスク」をご参照下さい。
④経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、社会経済活動が制限される等厳しい状況にある中、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社の重要な販売チャネルであります、さい帯血採取協力産科施設で開催される母親学級の開催中止・開催自粛が継続される一方、Web広告をはじめとするインターネットを通じたマーケティング活動(Web広告、SEO対策、WebでのPR活動の3つの柱)を深耕し、新たなチャネルとして立ち上げて参りました。更に産科施設へはパンフレットの配布等の協力を頂くなど、当社サービスの認知度向上に努め、「細胞バンク事業」の拡大に注力して参りました。
また、2021年3月には、将来高まる、さい帯血のニーズに備えるべく細胞処理能力の向上と、新しい事業である「さい帯(へその緒)組織保管サービス」の開始を目的に横浜市に細胞処理センターを開設致しております。
この結果、売上高は、1,409,515千円と前年同期と比べ266,940千円(前事業年度比15.9%)の減収、営業利益は、86,879千円と前年同期と比べ295,448千円(同77.3%)の減益、経常利益は、92,407千円と前年同期と比べ290,125千円(同75.8%)の減益、当期純利益は、62,371千円と前年同期と比べ215,114千円(同77.5%)の減益となっております。
また、総資産は、3,958,493千円と前事業年度末と比べ393,792千円(同11.0%)増加しております。これは主に、細胞処理センターの開設により有形固定資産が470,200千円増加したこと、クオリプス社等への投資により投資有価証券を105,100千円取得したことにより資産が増加した一方で、これら取得により現金及び預金が281,265千円減少したこと、その他未収消費税等が46,452千円増加したことによるものであります。
負債は、2,636,284千円と前事業年度末と比べ331,421千円(同14.4%)増加しております。これは主に、新規契約者数の増加により前受金が336,983千円増加したものの、減益により未払法人税等が83,806千円減少したことによるものであります。
純資産は、1,322,209千円と前事業年度末と比べ62,371千円(同5.0%)増加しております。これは主に、当期純利益の計上により利益剰余金が62,371千円増加したことによるものであります。
なお、当社は、「細胞バンク事業」の単一セグメントのため、セグメントごとの記載を省略しております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末と比べ281,266千円(同12.4%)減少し、1,992,484千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、238,996千円(前事業年度は667,859千円の獲得)となりました。これは主に、増加要因として、税引前当期純利益の計上91,446千円、前受金の増加336,983千円があった一方で、減少要因として、未払消費税等の減少46,934千円、未収消費税等の増加46,452千円、法人税等の支払124,241千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、520,262千円(前事業年度は108,007千円の使用)となりました。これは主に、減少要因として有形固定資産の取得による支出401,488千円、投資有価証券の取得による支出105,100千円、敷金及び保証金の差入による支出8,510千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは発生がありませんでした。
③ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当社は、生産活動を行っておりませんので該当事項はありません。
b 受注実績
当社は、受注生産を行っておりませんので該当事項はありません。
c 販売実績
当事業年度の販売実績は次のとおりであります。なお、当社は「細胞バンク事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 細胞バンク事業 | 1,409,515 | 84.1 |
| 合計 | 1,409,515 | 84.1 |
(注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手先がないため記載を省略しております。
2.販売実績の3つの構成の「技術料」、「保管料」、「その他」別の売上は次のとおりであります。
| 構成 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 技術料 | 1,042,752 | 77.9 |
| 保管料 | 288,134 | 108.9 |
| その他 | 78,628 | 107.8 |
| 合計 | 1,409,515 | 84.1 |
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項については、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。財務諸表の作成にあたっては、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、これらについては、過去の実績や現在の状況等を勘案し、合理的と考えられる見積り及び判断を行っております。ただし、これらには見積り特有の不確実性が伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
なお、当社が財務諸表を作成するにあたり採用した重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。
② 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の目標とする経営指標は、年間保管(売上)検体数と自己資本比率であります。
経営成績の分析
(売上高)
当事業年度の売上高は、前事業年度に比べ266,940千円減少の1,409,515千円(前事業年度比15.9%減)となりました。これは主に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により活動が制限される状況下において、Web広告をはじめとするインターネットを通じたマーケティング活動(Web広告、SEO対策、WebでのPR活動の3つの柱)を深耕し、新たなチャネルとして立ち上げ、更に産科施設へはパンフレットの配布等の協力を頂くなど、当社サービスの認知度向上に努め、「細胞バンク事業」の拡大に注力して参りましたが、さい帯血採取協力産科施設で開催される母親学級の開催中止・開催自粛が継続された影響によるものであります。この結果、今期の目標年間(売上)検体数は5,847検体、実績は5,695検体となりました。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度の売上原価は、前事業年度に比べ58,526千円減少の485,307千円(同10.8%減)となりました。これは主に、さい帯血の分離処理検体数が減少したことによるものであります。この結果、当事業年度の売上総利益は、前事業年度に比べ208,414千円減少の924,207千円(同18.4%減)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ87,033千円増加の837,327千円(同11.6%増)となりました。これは主に、母親学級の開催中止・開催自粛が継続された影響により、旅費交通費が23,707千円、雑給が13,740千円、会議費が8,426千円減少しましたが、一方で、Web施策により広告宣伝費が100,818千円増加、2021年3月に完成した横浜細胞処理センターの賃借料が45,291千円増加したことによるものであります。この結果、当事業年度の営業利益は、前事業年度に比べ295,448千円減少の86,879千円(同77.3%減)となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
当事業年度の営業外収益は、前事業年度に比べ5,299千円増加の5,528千円となりました。これは主に、助成金収入が5,295千円増加したことによるものであります。この結果、経常利益は、前事業年度に比べ290,125千円減少の92,407千円(同75.8%減)となりました。
(特別損益、当期純利益)
当事業年度において、特別損失を961千円計上しました。これは主に、固定資産を除却したことによるものです。また、法人税等を29,074千円計上しました。この結果、当期純利益は62,371千円(同77.5%減)となりました。
キャッシュ・フローの分析
当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社の資本の財源及び資金の流動性については、営業活動により得られた資金を財源として運営しており、外部からの資金調達はありません。
また、主な運転資金需要は、さい帯血の分離等に使用する材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用の支払いのほか、設備投資などであります。
財政状態の分析
当事業年度末の総資産は前事業年度末に比べ393,792千円増加の3,958,493千円(前事業年度末比11.0%増)、負債は前事業年度末に比べ331,421千円増加の2,636,284千円(同14.4%増)、純資産は前事業年度末に比べ62,371千円増加の1,322,209千円(同5.0%増)となりました。
主な増減要因は、次のとおりであります。
(流動資産)
当事業年度末における流動資産は、前事業年度末に比べ197,856千円減少の3,150,311千円(同5.9%減)となりました。これは主に、主に細胞処理センターの開設や、クオリプス社等への投資により現金及び預金が281,265千円減少したこと、未収消費税等が46,452千円増加したことによるものであります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産は、前事業年度末に比べ591,649千円増加の808,181千円(同273.2%増)となりました。これは主に、細胞処理センターの開設により有形固定資産が470,200千円増加、クオリプス社等への投資により投資有価証券が105,100千円増加したことによるものであります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債は、前事業年度末に比べ287,086千円増加の2,588,902千円(同12.5%増)となりました。これは主に、新規契約者数の増加により前受金が336,983千円増加したものの、減益により未払法人税等が83,806千円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債は、前事業年度末に比べ44,335千円増加の47,381千円となりました。これは主に、細胞処理センターの開設により資産除去債務が41,474千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、前事業年度末に比べ62,371千円増加の1,322,209千円(同5.0%増)となりました。当期純利益の計上により利益剰余金が62,371千円増加したものの、前受金が336,983千円増加した結果、当事業年度末における当社の経営指標である自己資本比率は、前事業年度末に比べて1.9ポイント減少し、33.40%となりました。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「2 事業等のリスク」をご参照下さい。
④経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。