四半期報告書-第25期第1四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 15:37
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当社は、前第1四半期累計期間については、四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期会計期間末の流動資産は2,746,773千円となり、前事業年度末と比較して32,719千円減少いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が134,236千円、電子記録債権が26,936千円、その他流動資産が84,155千円それぞれ増加した一方、現金及び預金が321,255千円減少したことによるものであります。
固定資産は814,191千円となり、前事業年度末と比較して24,723千円減少いたしました。これは主に、無形固定資産が6,177千円、投資その他の資産が18,217千円それぞれ減少したことによるものであります。
以上の結果、当第1四半期会計期間末の資産合計は3,560,965千円となり、前事業年度末と比較して57,443千円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期会計期間末の流動負債は981,830千円となり、前事業年度末と比較して125,990千円減少いたしました。これは主に、未払法人税等が88,803千円、返品調整引当金が127,842千円それぞれ減少した一方、その他流動負債が91,368千円増加したことによるものであります。
固定負債は239,372千円となり、前事業年度末と比較して31,106千円減少いたしました。これは主に、社債が5,000千円、長期借入金が25,614千円それぞれ減少したことによるものであります。
以上の結果、当第1四半期会計期間末の負債合計は1,221,202千円となり、前事業年度末と比較して157,097千円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期会計期間末の純資産合計は2,339,762千円となり、前事業年度末と比較して99,654千円増加いたしました。これは、利益剰余金が99,654千円増加したことによるものであります。
(2)経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症対策による緊急事態宣言が解除されたことで、今後の経済回復に向けた動きへの期待が高まりました。
当社が営んでいる事業につきましても、外出自粛制限の解除や当社の強みであるスポーツ市場における活動制限の緩和等、市場環境好転への期待が高まりました。しかしながら感染状況は変異株の発生も相まって、世界的には未だ沈静化しておらず、過去最多の感染者数を更新するなど、わが国においても予断を許さない状況となっております。
このような経営環境の中、「本気の笑顔の実現」という経営理念の下、社会的課題である「生活の質」=QOL(Quality Of Life)の向上に貢献するための事業を展開し、社会的価値と同時に企業価値の向上に取り組んでおります。
当第1四半期累計期間につきましては、新製品の市場投入、クリスマスなどのギフト需要への施策及び期間限定商品のヒットなどにより好調に推移いたしました。また、SNSを活用したマーケティング活動の強化も引き続き行っております。
このような全社での経営強化策の下、ホールセール部門につきましては、国内卸販売は引き続き重要取引先に対して様々な施策を行うキー・アカウント・マネジメント(重要取引先管理)による販売強化に努めました。その結果、スポーツ量販業態及びインターネットやテレビ、ラジオ等の通販業態との取引が引き続き好調に推移いたしました。海外卸販売は、主要取引先国の情勢不安やコロナ禍の影響による市場の冷え込みが依然続いており厳しい状況で推移いたしました。以上の結果、売上高は867,038千円となりました。
リテール部門につきましては、緊急事態宣言が解除されたこと及びマーケティング活動の強化により、来店客数が増加し堅調に推移いたしました結果、売上高は92,337千円となりました。
イーコマース部門につきましては、国内ECはマーケティング活動の効果により認知度が向上し、自社サイトやECモールのYahoo!ショッピング、楽天市場の自社店舗が好調に推移いたしました。越境ECにつきましては、中国の「Tmallグローバル」に加え2021年11月に「JDワールドワイド」にも出店いたしました結果、売上高は190,278千円となりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高につきましては、1,149,654千円となりました。利益面につきましては、業務の効率化や徹底したコスト削減を図った結果、営業利益は300,787千円、経常利益は302,285千円、四半期純利益は206,724千円となりました。
なお、当社は、コラントッテ事業とCSS事業を営んでおりますが、コラントッテ事業以外のセグメントは重要性が乏しく、コラントッテ事業の単一セグメントとみなせるため、セグメント別の記載を省略しております。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動は、主として新製品の企画・開発であり、研究開発の成果としては、「コラントッテ TAO ネックレス α VEGA NEXT」及び「コラントッテ TAO ネックレス スリム FLEUR」等の販売開始であります。
当第1四半期累計期間の研究開発費は10,723千円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。