四半期報告書-第25期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末の流動資産は3,164,381千円となり、前事業年度末と比較して384,887千円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が105,648千円、製品が131,806千円、仕掛品が103,659千円、原材料及び貯蔵品が34,840千円、それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は845,578千円となり、前事業年度末と比較して6,663千円増加いたしました。これは主に、その他有形固定資産が21,807千円増加した一方で、無形固定資産が16,700千円減少したことによるものであります。
以上の結果、当第3四半期会計期間末の資産合計は4,009,959千円となり、前事業年度末と比較して391,551千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期会計期間末の流動負債は1,161,015千円となり、前事業年度末と比較して53,194千円増加いたしました。これは主に、返品調整引当金が127,842千円減少した一方で、電子記録債務が73,465千円、その他流動負債が96,340千円、それぞれ増加したことによるものであります。
固定負債は180,515千円となり、前事業年度末と比較して89,963千円減少いたしました。これは主に、社債が22,500千円、長期借入金が65,986千円、それぞれ減少したことによるものであります。
以上の結果、当第3四半期会計期間末の負債合計は1,341,530千円となり、前事業年度末と比較して36,768千円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産合計は2,668,428千円となり、前事業年度末と比較して428,320千円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が428,349千円増加したことによるものであります。
(2)経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症対策による緊急事態宣言が解除されたことで、今後の経済回復に向けた動きへの期待が高まりました。
当社が営んでいる事業につきましても、外出自粛制限の解除や当社の強みであるスポーツ市場における活動制限の緩和等、市場環境好転への期待が高まりましたが、オミクロン株の急激な感染拡大を受けて、まん延防止等重点措置が全国各地で発出され、再び経済活動が制限されるなど厳しい状況が続きました。2022年3月には重点措置が解除され、経済活動は回復基調にあるものの、ウクライナ情勢の緊迫化、世界的な資源価格の高騰、インバウンド客数の継続的な減少等、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような経営環境の中、「本気の笑顔の実現」という経営理念の下、社会的課題である「生活の質」=QOL(Quality Of Life)の向上に貢献するための事業を展開し、社会的価値と同時に企業価値の向上に取り組んでおります。
当第3四半期累計期間につきましては、新製品の市場投入、クリスマスなどのギフト需要への施策及び期間限定商品がヒットしたこと、さらにテレビCMや北京オリンピックでの当社契約選手の活躍等によりブランド認知度が大きく向上したことが売上の増加に貢献いたしました。
また、4月より女性に特化した新ブランド「Lierrey(リエリィ)」を立ち上げ、販売を開始いたしました。今後も女性のニーズに応える磁気治療器やヘルスケア製品の開発を進めてまいります。
このような全社での経営強化策の下、ホールセール部門につきましては、国内卸販売は引き続き重要取引先に対して様々な施策を行うキー・アカウント・マネジメント(重要取引先管理)による販売強化に努めました。その結果、スポーツ量販業態及びインターネットやテレビ、ラジオ等の通販業態との取引が引き続き好調に推移いたしました。海外卸販売は、主要取引先国の情勢不安やコロナ禍の影響による市場の冷え込みが依然続いており厳しい状況で推移いたしました。以上の結果、売上高は2,443,856千円(前年同期比14.8%増)となりました。
イーコマース部門につきましては、国内ECはマーケティング活動の効果やテレビCM、北京オリンピック効果により認知度が向上し、自社サイトやECモールのYahoo!ショッピング、楽天市場の自社店舗が好調に推移いたしました。越境ECにつきましては、中国の「Tmallグローバル」に加え2021年11月に「JDワールドワイド」にも出店いたしました結果、売上高は737,348千円(前年同期比94.4%増)となりました。
リテール部門につきましては、緊急事態宣言が解除されたこと及びテレビCMや北京オリンピックでの当社契約選手の活躍等もあり来店客数が増加し堅調に推移いたしました結果、売上高は269,698千円(前年同期比29.7%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高につきましては、3,450,903千円(前年同期比27.0%増)となりました。利益面につきましては、業務の効率化や徹底したコスト管理を図った結果、営業利益は796,303千円(前年同期比40.2%増)、経常利益は800,195千円(前年同期比43.3%増)、四半期純利益は535,419千円(前年同期比42.3%増)となりました。
なお、当社は、コラントッテ事業とCSS事業を営んでおりますが、コラントッテ事業以外のセグメントは重要性が乏しく、コラントッテ事業の単一セグメントとみなせるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注)2021年1月より開始いたしました越境ECの売上高につきましては、前第3四半期累計期間はホールセール部門に含めて表示しておりましたが、当第3四半期累計期間はイーコマース部門に含めて表示しております。これに伴い、前第3四半期累計期間における越境ECの売上高34,067千円をホールセール部門からイーコマース部門に組替えて前年同期比を算出しております。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動は、主として新製品の企画・開発であり、研究開発の成果としては、「Colantotte SPORTS(コラントッテスポーツ)」及び「Lierrey(リエリィ)」等の販売開始であります。
当第3四半期累計期間の研究開発費は22,957千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末の流動資産は3,164,381千円となり、前事業年度末と比較して384,887千円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が105,648千円、製品が131,806千円、仕掛品が103,659千円、原材料及び貯蔵品が34,840千円、それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は845,578千円となり、前事業年度末と比較して6,663千円増加いたしました。これは主に、その他有形固定資産が21,807千円増加した一方で、無形固定資産が16,700千円減少したことによるものであります。
以上の結果、当第3四半期会計期間末の資産合計は4,009,959千円となり、前事業年度末と比較して391,551千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期会計期間末の流動負債は1,161,015千円となり、前事業年度末と比較して53,194千円増加いたしました。これは主に、返品調整引当金が127,842千円減少した一方で、電子記録債務が73,465千円、その他流動負債が96,340千円、それぞれ増加したことによるものであります。
固定負債は180,515千円となり、前事業年度末と比較して89,963千円減少いたしました。これは主に、社債が22,500千円、長期借入金が65,986千円、それぞれ減少したことによるものであります。
以上の結果、当第3四半期会計期間末の負債合計は1,341,530千円となり、前事業年度末と比較して36,768千円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産合計は2,668,428千円となり、前事業年度末と比較して428,320千円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が428,349千円増加したことによるものであります。
(2)経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症対策による緊急事態宣言が解除されたことで、今後の経済回復に向けた動きへの期待が高まりました。
当社が営んでいる事業につきましても、外出自粛制限の解除や当社の強みであるスポーツ市場における活動制限の緩和等、市場環境好転への期待が高まりましたが、オミクロン株の急激な感染拡大を受けて、まん延防止等重点措置が全国各地で発出され、再び経済活動が制限されるなど厳しい状況が続きました。2022年3月には重点措置が解除され、経済活動は回復基調にあるものの、ウクライナ情勢の緊迫化、世界的な資源価格の高騰、インバウンド客数の継続的な減少等、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような経営環境の中、「本気の笑顔の実現」という経営理念の下、社会的課題である「生活の質」=QOL(Quality Of Life)の向上に貢献するための事業を展開し、社会的価値と同時に企業価値の向上に取り組んでおります。
当第3四半期累計期間につきましては、新製品の市場投入、クリスマスなどのギフト需要への施策及び期間限定商品がヒットしたこと、さらにテレビCMや北京オリンピックでの当社契約選手の活躍等によりブランド認知度が大きく向上したことが売上の増加に貢献いたしました。
また、4月より女性に特化した新ブランド「Lierrey(リエリィ)」を立ち上げ、販売を開始いたしました。今後も女性のニーズに応える磁気治療器やヘルスケア製品の開発を進めてまいります。
このような全社での経営強化策の下、ホールセール部門につきましては、国内卸販売は引き続き重要取引先に対して様々な施策を行うキー・アカウント・マネジメント(重要取引先管理)による販売強化に努めました。その結果、スポーツ量販業態及びインターネットやテレビ、ラジオ等の通販業態との取引が引き続き好調に推移いたしました。海外卸販売は、主要取引先国の情勢不安やコロナ禍の影響による市場の冷え込みが依然続いており厳しい状況で推移いたしました。以上の結果、売上高は2,443,856千円(前年同期比14.8%増)となりました。
イーコマース部門につきましては、国内ECはマーケティング活動の効果やテレビCM、北京オリンピック効果により認知度が向上し、自社サイトやECモールのYahoo!ショッピング、楽天市場の自社店舗が好調に推移いたしました。越境ECにつきましては、中国の「Tmallグローバル」に加え2021年11月に「JDワールドワイド」にも出店いたしました結果、売上高は737,348千円(前年同期比94.4%増)となりました。
リテール部門につきましては、緊急事態宣言が解除されたこと及びテレビCMや北京オリンピックでの当社契約選手の活躍等もあり来店客数が増加し堅調に推移いたしました結果、売上高は269,698千円(前年同期比29.7%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高につきましては、3,450,903千円(前年同期比27.0%増)となりました。利益面につきましては、業務の効率化や徹底したコスト管理を図った結果、営業利益は796,303千円(前年同期比40.2%増)、経常利益は800,195千円(前年同期比43.3%増)、四半期純利益は535,419千円(前年同期比42.3%増)となりました。
なお、当社は、コラントッテ事業とCSS事業を営んでおりますが、コラントッテ事業以外のセグメントは重要性が乏しく、コラントッテ事業の単一セグメントとみなせるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注)2021年1月より開始いたしました越境ECの売上高につきましては、前第3四半期累計期間はホールセール部門に含めて表示しておりましたが、当第3四半期累計期間はイーコマース部門に含めて表示しております。これに伴い、前第3四半期累計期間における越境ECの売上高34,067千円をホールセール部門からイーコマース部門に組替えて前年同期比を算出しております。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動は、主として新製品の企画・開発であり、研究開発の成果としては、「Colantotte SPORTS(コラントッテスポーツ)」及び「Lierrey(リエリィ)」等の販売開始であります。
当第3四半期累計期間の研究開発費は22,957千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。