4372 ユミルリンク

4372
2024/04/30
時価
50億円
PER 予
11.88倍
2021年以降
10.02-23.48倍
(2021-2023年)
PBR
2.1倍
2021年以降
1.73-4.24倍
(2021-2023年)
配当 予
0%
ROE 予
17.69%
ROA 予
15.1%
資料
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CSV,JSON

ソフトウエア

【期間】
  • 通期

個別

2019年12月31日
3611万
2020年12月31日 -40.56%
2146万
2021年12月31日 -5.87%
2020万
2022年12月31日 +21.59%
2456万
2023年12月31日 -30%
1719万

有報情報

#1 ガバナンス(連結)
また、コンプライアンス委員会では、法令・規則及び社内規程・就業規則等をよく認識した上で、コンプライアンスに関する方針や施策について協議し、特に留意すべきトピックスを全役職員に周知するなど、全社を挙げてコンプライアンス違反等の発生を防止する体制をとっています。
情報セキュリティ委員会では、配信ソフトウエアやネットワーク・インフラなど、当社の企業活動の基盤に深く関係している電子情報セキュリティに関して、電子情報セキュリティマネジメントシステム認証やクラウドセキュリティ認証を取得したうえで確実に運用し、その状態をモニタリングするほか、セキュリティマネジメントにおいて重要な事項について審議・連絡・報告等を行っております。
以上のような形でガバナンスを確保しておりますが、今後も必要な体制の整備を図り、不断の見直しにより、その時々の要請に合致した体制を構築し、実施してまいります。
2024/03/29 12:30
#2 事業の内容
当社は、「価値の高い情報サービスの創造と提供を通して社会に貢献し、常に期待される企業を目指す。」という企業理念を掲げ、消費者や社員等とのエンゲージメント向上を目的とした法人のマーケティング、コミュニケーション活動を支援するメッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」を開発し、提供しております。なお、当社の事業は、「Cuenote」シリーズによる「メッセージングソリューション事業」の単一セグメントであります。
0101010_001.jpg当社では、自社で開発したソフトウエアをデータセンターに設置したサービス基盤上で稼働させ、クラウドサービスとして提供するSaaS形式と、顧客が指定するサーバ機材にソフトウエアを設置し利用環境を提供するソフトウエア形式の2形式で主に企業や自治体(以降「顧客」と記載します)にサービスを提供しております。 SaaSとは「Software as a Service」の略でソフトウエアをインターネット経由でサービスとして提供するビジネスモデルまたはその活用方式で、利用者はインターネットに接続可能な端末とブラウザ(インターネット閲覧ソフト)があれば目的とするサービスや機能を短期間で利用開始でき、利用期間中においては提供者からシステム保守やソフトウエア更新など専門性の高いサービスが提供されます。
SaaSの収益は、利用開始時の初期設定売上と毎月のサービス利用売上により構成され、顧客がサービスを利用し続ける限りサービス利用売上が計上されるサブスクリプション型収益であり、新規顧客獲得や既存顧客のプラン追加等によるサービス利用売上の増加額が解約やプラン変更による減少額を下回らない限り、毎月の収益が増加し安定的な収益基盤となることから、定期契約額(SaaSのサービス利用売上や買取型ソフトウエアの保守売上など、一定期間の役務や利用を定めた契約に基づく収益:月次経常収益)を重要な経営指標として定め、この指標に影響する期末の定期契約額(月次経常収益)とメールサービスの解約率の推移を管理しております。
2024/03/29 12:30
#3 戦略(連結)
当社の人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略は以下のとおりです。
まず人的資本に関しまして、当社は、持続的な成長のためには中長期的に多様で優秀な人材の採用及び育成が不可欠であると考えています。当社の収益の源泉は、大量高速のメール配信を可能とする高度な配信ソフトウエアであり、それを支えるハイレベルなネットワーク基盤が担っております。製造業と異なり大きな設備投資は伴いませんが、配信ソフトウエアの高度化やネットワーク基盤の安全で確実な運用は、それぞれ高度な技術に支えられており、持続的な成長のためには、これらの高度な技術を保有する優秀な人材を将来にわたって確保する必要があると考えられます。これに加えて、様々な価値観や技術が組織内に存在するようになるよう多様な人材を確保し、新しい事業やサービスを開発する契機としたいと考えております。
また、人材の育成に関しましては、様々な教育・研修の機会を設けて各人の能力開発を進め、中長期的に会社の業績に貢献できるようになることを目指しています。今後、能力開発のための教育・研修の充実、 効果的な仕組みの検討を続けてまいります。
2024/03/29 12:30
#4 有形固定資産等明細表(連結)
(注)当期増減額のうち主なものは次のとおりであります。
工具、器具及び備品増加額(千円)SaaSサービス提供用サーバ機材等76,927
ソフトウエア増加額(千円)サーバセキュリティソフト1,228
減少額(千円)サーバ仮想化ソフト等8,597
2024/03/29 12:30
#5 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
営方針・経営環境
当社は「価値の高い情報サービスの創造と提供を通して社会に貢献し、常に期待される企業を目指す。」という企業理念の下、「技術と情熱をもってお客様に楽しさと満足を提供するサービスを創造するとともに、社員一人ひとりの個性を尊重し社員の成長を支援する。」ことを企業指針とし、メッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」を、クラウドサービス(SaaS)形式、ソフトウエア形式で提供しております。
2023年5月29日に公表された総務省の「令和4年通信利用動向調査の結果」によりますと、調査対象企業におけるクラウドコンピューティングサービスの導入割合は引き続き7割を超えております。場所や機器を選ばない簡便さや、サーバ等の資産を持たず、保守体制のアウトソーシング化も可能であり、それらがメリットとして認識され、経営面で「非常に効果があった」又は「ある程度効果があった」とする評価は、導入企業全体の89.0%に上っていることが示されております。
2024/03/29 12:30
#6 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
サービス提供種別の売上高の概況は以下のとおりであります。
・ストック型収益:Cuenote SaaSのサブスクリプション(サービス利用)売上並びにソフトウエア保守売上が含まれます。当事業年度は顧客個別の要望に応じるエンタープライズ向けプランの獲得及びショートメッセージ顧客数の増加によりストック型収益は2,254,589千円、当事業年度末定期契約額は200,695千円(前年同期末比7.1%増)となりました。
・スポット型収益:Cuenote SaaSの初期売上(初期利用登録、カスタマイズ、セキュリティ証明書などの取得代行)並びにソフトウエアライセンス売上(オンプレミス)が含まれます。当事業年度の売上高はSaaS及びオンプレミスの新規受注が堅調に推移したことから、60,679千円となりました。
2024/03/29 12:30
#7 重要な会計方針、財務諸表(連結)
定額法を採用しております。
なお、市場販売目的ソフトウエアについては、見込有効期間(3年)に基づく均等償却額と見込販売数量に基づく償却額のいずれか大きい額により償却しております。
自社利用ソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。
2024/03/29 12:30