四半期報告書-第8期第1四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/05/16 15:01
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前第1四半期累計期間については四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期との比較分析は行っておりません。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産は2,474,978千円となり、前事業年度末に比べ270,808千円減少しました。
流動資産は2,080,281千円となり、前事業年度末に比べ282,798千円の減少となりました。これは主に売掛金93,621千円の増加があった一方で、現金及び預金375,916千円の減少によるものであります。
固定資産は394,697千円となり、前事業年度末に比べ11,990千円の増加となりました。これは主にソフトウエア開発に伴う無形固定資産12,303千円の増加によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債は590,986千円となり、前事業年度末に比べ305,643千円減少しました。
流動負債は430,035千円となり、前事業年度末に比べ235,590千円減少しました。これは主に未払法人税等115,625千円の減少、買掛金26,628千円の減少、1年内返済予定の長期借入金20,000千円の減少によるものであります。
固定負債は160,951千円となり、前事業年度末に比べ70,053千円減少しました。これは返済に伴う長期借入金70,053千円の減少によるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は1,883,992千円となり、前事業年度末に比べ34,835千円増加しました。これは四半期純利益の計上による利益剰余金34,835千円の増加によるものであります。
(2)経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が継続したことで、依然として飲食業や旅行業を含むサービス業は厳しい業績の状況が続いています。一方で、感染拡大によって生まれた新しい需要を取り込んだ業界は業績が急回復するなど、業界間で大きな差がみられる状況となっております。
人材採用領域においては、ワクチン接種後の経済回復の期待感や企業のDX推進に伴うデータ活用スキルを持つ人材採用の活発化などにより緩やかに雇用の回復が進んでおります。また新型コロナウイルス感染症の影響で増えたオンラインでの採用活動が、企業の採用プロセスとして定着したことにより、企業の採用DXへの需要は堅調に推移しております。
このような環境の中、当社はワンキャリアクラウドシリーズの採用計画機能を無償で提供すること等で新規取引先との接点を増やし、求人掲載サービスの販売に繋げました。また、当社の動画配信サービスは、昨年度よりも配信枠数を増やし、企画を多様化することで企業の潜在ニーズを掘り起こし、積極的に契約を獲得いたしました。
当第1四半期累計期間において会員数は1,076,823人(前年同期比317,543人増)、法人取引累計社数(注)は1,118社(前年同期比406社増)となりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は510,380千円、営業利益は48,883千円、経常利益は49,816千円、四半期純利益は34,835千円となりました。
なお、当社はキャリアデータプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
(注)法人取引累計社数について、前年まで契約社数で集計しておりましたが、取引実態をより明確に示すことを目的として、当第1四半期累計期間よりサービス提供社数で集計しております。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期累計期間において、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性について
当第1四半期累計期間において、当社の資本の財源及び資金の流動性についての重要な変更はありません。