四半期報告書-第10期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)

【提出】
2024/05/15 15:32
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産は4,385,590千円となり、前事業年度末に比べ195,585千円増加しました。
流動資産は3,632,570千円となり、前事業年度末に比べ197,604千円の増加となりました。これは主に売掛金145,777千円の増加、現金及び預金45,067千円の増加によるものであります。
固定資産は753,019千円となり、前事業年度末に比べ2,018千円の減少となりました。これは主に有形固定資産2,288千円の減少によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債は1,149,790千円となり、前事業年度末に比べ15,978千円増加しました。
流動負債は1,149,790千円となり、前事業年度末に比べ15,978千円増加しました。これは主に未払法人税等128,081千円の減少があった一方で、契約負債143,040千円の増加によるものであります。
なお、当第1四半期会計期間末における固定負債はありません。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は3,235,799千円となり、前事業年度末に比べ179,607千円増加しました。これは主に四半期純利益の計上による利益剰余金152,232千円の増加によるものであります。
(2)経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、賃上げへの動きや企業の高い投資意欲を背景に、雇用・所得環境は改善し、緩やかな景気回復の動きがみられました。しかしながら、金融資本市場の変動、物価高騰など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
人材採用領域においては、有効求人倍率(季節調整値)は2024年3月には1.28倍となり、人材需要は継続して堅調に推移しております。また新型コロナウイルス感染症の影響で増えたオンラインでの採用活動が、企業の採用プロセスとして定着したことにより、企業の採用DXへの需要は堅調に推移しております。また、大学での授業をオフラインで実施することが基本となり、部活動やサークル活動といった課外活動がコロナ禍前のように活気を取り戻しつつあるなど、大学生を取り巻く環境に変化も起きています。
このような環境の中、当社は積極的な法人向けのマーケティング活動等で新規取引先との接点を増やし、求人掲載サービスやオンライン企業説明会サービスの販売に繋げました。さらに、地域・業界・職種等の特定カテゴリの学生・企業の抱えるニーズに合致したサービスを強化し、会員数及び法人顧客数拡大に注力しております。
当第1四半期累計期間において会員数は1,682千人(前年同期比311千人増)、法人取引累計社数は3,186社(前年同期比1,162社増)となりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は1,009,385千円(前年同期比22.6%増)、営業利益216,609千円(前年同期比93.4%増)、経常利益216,979千円(前年同期比93.0%増)、四半期純利益152,232千円(前年同期比90.1%増)となりました。
なお、当社はキャリアデータプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期累計期間において、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は359千円であります。また、当第1四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性について
当第1四半期累計期間において、当社の資本の財源及び資金の流動性についての重要な変更はありません。