有価証券報告書-第10期(2022/12/01-2023/11/30)
(企業結合等関係)
事業分離
(連結範囲の変更を伴う子会社株式の譲渡)
当社は、2023年5月29日開催の取締役会において、当社の連結子会社(特定子会社)である株式会社IDEAL(以下「IDEAL」という。)の株式の一部を譲渡することを決議し、2023年7月1日に当該株式の譲渡を実行しております。なお、本件株式譲渡に伴い、株式会社IDEALは当社の持分法適用関連会社となります。
(1) 株式譲渡の概要
① 株式譲渡した子会社の名称及び事業の内容
名称:株式会社IDEAL
事業内容:婦人靴の個人最適化サービスの開発
② 譲渡先企業の名称
株式会社IDEAL
③ 株式譲渡を行った主な理由
当社は、2019年3月に、当社の画像解析技術を用いた靴の3次元解析並びにこれによる顧客と靴のマッチング及び靴のカスタマイズを行うサービスの提供を目的として、株式会社丸井グループ(以下「丸井グループ」といいます。)との共同出資により、IDEALを設立し、当社の連結子会社といたしました。その目的は、当社が事業展開する、①個人認証領域・②個人最適化領域・③個人情報管理領域のうち、②個人最適化領域でのシェア拡大を狙いとしたものでした。
当社は、今後の事業基盤を拡大するために、2023年11月期第1四半期には主に①個人認証領域でのシェア拡大に注力しており、その結果として、2023年11月期第1四半期の個人認証売上高は、2022年11月第1四半期と比較して、27%増の329百万円となりました。そこで、当社は、引き続き①個人認証領域に注力していくため、当社グループ全体における経営資源の最適配分の観点から、投資の選択と集中を行うこととし、丸井グループとの協議を重ねた上で、当社が保有するIDEAL株式の一部をIDEALに譲渡することを決定いたしました。これにより、IDEALにおける当社の議決権所有割合は51.00%から49.74%になり、IDEALは当社の連結の範囲から除外されることとなります。また、丸井グループの議決権所有割合は50.24%になります。
なお、IDEAL としては、引き続きサービス拡大を行う方針については変更がありません。当社は、本株式譲渡により譲渡しないIDEAL株式については引き続き保有し、IDEALとの事業シナジーを深めることで、両社の企業価値向上に努めて参ります。
④ 株式譲渡日
2023年7月1日
⑤ 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(2) 実施した会計処理の概要
① 移転損益の金額
関係会社株式売却益 830千円
② 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産 471,800 千円
固定資産 6,259 千円
資産合計 478,059 千円
流動負債 11,583 千円
負債合計 11,583 千円
③ 会計処理
当該譲渡株式の連結上の帳簿価額と、この対価として当社が受け取った現金との差額を「関係会社株式売却益」として特別利益に計上いたしました。
④ 分離した事業が含まれていた報告セグメントの名称
当社グループの事業セグメントは単一セグメントであるため、該当事項はありません。
⑤ 当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている分離した事業にかかる損益の概算額
売上高 2,365千円
営業損失 △64,839千円
事業分離
(連結範囲の変更を伴う子会社株式の譲渡)
当社は、2023年5月29日開催の取締役会において、当社の連結子会社(特定子会社)である株式会社IDEAL(以下「IDEAL」という。)の株式の一部を譲渡することを決議し、2023年7月1日に当該株式の譲渡を実行しております。なお、本件株式譲渡に伴い、株式会社IDEALは当社の持分法適用関連会社となります。
(1) 株式譲渡の概要
① 株式譲渡した子会社の名称及び事業の内容
名称:株式会社IDEAL
事業内容:婦人靴の個人最適化サービスの開発
② 譲渡先企業の名称
株式会社IDEAL
③ 株式譲渡を行った主な理由
当社は、2019年3月に、当社の画像解析技術を用いた靴の3次元解析並びにこれによる顧客と靴のマッチング及び靴のカスタマイズを行うサービスの提供を目的として、株式会社丸井グループ(以下「丸井グループ」といいます。)との共同出資により、IDEALを設立し、当社の連結子会社といたしました。その目的は、当社が事業展開する、①個人認証領域・②個人最適化領域・③個人情報管理領域のうち、②個人最適化領域でのシェア拡大を狙いとしたものでした。
当社は、今後の事業基盤を拡大するために、2023年11月期第1四半期には主に①個人認証領域でのシェア拡大に注力しており、その結果として、2023年11月期第1四半期の個人認証売上高は、2022年11月第1四半期と比較して、27%増の329百万円となりました。そこで、当社は、引き続き①個人認証領域に注力していくため、当社グループ全体における経営資源の最適配分の観点から、投資の選択と集中を行うこととし、丸井グループとの協議を重ねた上で、当社が保有するIDEAL株式の一部をIDEALに譲渡することを決定いたしました。これにより、IDEALにおける当社の議決権所有割合は51.00%から49.74%になり、IDEALは当社の連結の範囲から除外されることとなります。また、丸井グループの議決権所有割合は50.24%になります。
なお、IDEAL としては、引き続きサービス拡大を行う方針については変更がありません。当社は、本株式譲渡により譲渡しないIDEAL株式については引き続き保有し、IDEALとの事業シナジーを深めることで、両社の企業価値向上に努めて参ります。
④ 株式譲渡日
2023年7月1日
⑤ 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(2) 実施した会計処理の概要
① 移転損益の金額
関係会社株式売却益 830千円
② 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産 471,800 千円
固定資産 6,259 千円
資産合計 478,059 千円
流動負債 11,583 千円
負債合計 11,583 千円
③ 会計処理
当該譲渡株式の連結上の帳簿価額と、この対価として当社が受け取った現金との差額を「関係会社株式売却益」として特別利益に計上いたしました。
④ 分離した事業が含まれていた報告セグメントの名称
当社グループの事業セグメントは単一セグメントであるため、該当事項はありません。
⑤ 当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている分離した事業にかかる損益の概算額
売上高 2,365千円
営業損失 △64,839千円