半期報告書-第23期(2025/07/01-2026/06/30)

【提出】
2026/02/13 16:02
【資料】
PDFをみる
【項目】
28項目
文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当中間会計期間における我が国の経済は、米国の通商政策をはじめとする海外情勢の変化による影響が一部に見られるものの、全体としては緩やかに回復基調で推移しました。一方で、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響、金融資本市場の変動等の影響に十分な注意が必要な状況が続いております。
当社を取り巻く国内のIT市場においては、慢性的な労働力不足への対応や賃金上昇を背景とした生産性向上への要請が引き続き強まる中、企業の競争力強化を目的としたデジタルトランスフォーメーション(DX)への投資は堅調に推移しました。加えて、生成AIをはじめとするAI技術の実用段階への移行が進み、業務プロセスや意思決定の在り方そのものを変革するAIトランスフォーメーション(AX)への取組が着実に進みつつあります。
また、国内パブリッククラウド市場においては、Amazon Web ServicesやMicrosoftをはじめとする大手クラウドベンダーによるデータセンターへの投資やAI基盤領域への投資が継続して進んでおります。こうした中、生成AIの業務適用を見据えたクラウドインフラの活用や既存システムとの連携に関する検討が進み、従来のクラウド移行に加えて、業務自動化や意思決定の高度化を目的とした取組が一部の企業を中心に進展しており、市場全体としては引き続き成長基調で推移しております。
このような経営環境のもと、当社においてはクラウドインフラを活用したシステム開発案件に加え、生成AIやIoTを組み合わせたデータ収集・分析領域での引き合いが増加し、クロステクノロジーサービスの売上は前年同期を大きく上回る水準で推移しました。また、MSPサービスの売上は大口利用顧客における利用拡大が進んだことにより、前年同期を上回り推移しております。自社プロダクトである360度評価ツール「360(さんろくまる)」は新規顧客による利用が拡大した結果、前年同期を大きく上回る水準で推移し、学校向け連絡サービス「sigfy(シグフィー)」は導入自治体数の増加に伴い、前年同期を上回る水準で推移しております。一方で、当期は今後の非連続の成長に向けた「投資の年」と位置づけており、生成AIサービスの積極活用や人材投資、宇宙分野やプロダクトサービスの拡大に向けた広告宣伝投資を加速させております。
これらの結果、当中間会計期間の経営成績として、売上高1,093,883千円(前年同期比16.9%増)、営業利益97,627千円(前年同期比21.0%減)、経常利益99,923千円(前年同期比19.9%減)、中間純利益65,846千円(前年同期比20.3%減)となりました。
なお、当社はDX事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の状況
(資産)
当中間会計期間末における流動資産は1,233,324千円となり、前事業年度末に比べ99,484千円減少しました。これは主に、契約資産が52,663千円増加した一方で、現金及び預金が169,897千円減少したことによるものであります。
当中間会計期間末における固定資産は395,430千円となり、前事業年度末に比べ158,407千円増加しました。これは主に、関係会社株式が155,688千円増加したことによるものであります。
(負債)
当中間会計期間末における流動負債は378,440千円となり、前事業年度末に比べ25,900千円減少しました。これは主に、流動負債その他が24,215千円増加した一方で、未払法人税等が15,165千円、契約負債が37,564千円減少したことによるものであります。
当中間会計期間末における固定負債は28,914千円となり、前事業年度末に比べ79千円増加しました。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産は1,221,400千円となり、前事業年度末に比べ84,744千円増加しました。これは主に、利益剰余金が65,846千円増加したことによるものであります
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末から169,897千円減少し、615,274千円となりました。当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況と、その主な要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは△6,739千円(前年同期は△37,867千円)となり、前年同期比で31,128千円の収入の増加となりました。
これは主に、税引前中間純利益の減少による収入の減少24,781千円、契約負債の減少による収入の減少34,039千円があった一方で、売上債権及び契約資産の減少による収入の増加69,961千円、その他の営業活動による収入の増加22,502千円があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△170,176千円(前年同期は△3,835千円)となり、前年同期比で166,341千円の支出の増加となりました。
これは主に、関係会社株式の取得による支出の増加155,688千円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは6,651千円(前年同期は△16,149千円)となり、前年同期比で22,801千円の収入の増加となりました。
これは主に、長期借入金の返済による支出の減少19,998千円があったことによるものです。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当中間会計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間会計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当中間会計期間における研究開発費の総額は282千円であります。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。