訂正四半期報告書-第54期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境に改善傾向が続きましたが、世界経済の景気下振れが懸念される等、先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。当社グループを取り巻く環境は、消費者の皆様の安全・安心を求める意識や生活防衛意識が高まってくる中、個人消費は本格的な改善には至らず、厳しい状況となりました。
このような環境の中、当社グループは引き続き、きのこ事業を中心として、健康食材である「きのこ」の研究開発、生産、販売を通して、より多くの皆様へ、おいしさと健康をお届けできるよう事業活動を行ってまいりました。また平成26年に策定いたしました中期経営計画の見直しを行い、市況に左右されない事業ポートフォリオの構築を目指した活動を推進してまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績は、売上高471億60百万円(前年同四半期比2.9%増)、営業利益20億25百万円(前年同四半期比2.9%減)、経常利益25億49百万円(前年同四半期比4.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億53百万円(前年同四半期比15.5%減)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の生産量は、ブナピーを含めブナシメジ31,929t(同5.6%増)、エリンギ14,698t(同1.0%増)、マイタケ10,753t(同5.5%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間の各セグメントの概況は次のとおりであります。
「国内きのこ事業」
生産部門におきましては、日々の清掃と衛生管理を徹底し、安定栽培と品質の向上に努めてまいりました。
研究部門におきましては、品質管理体制の強化と付加価値の高い新製品の開発に取り組んでまいりました。特に、シイタケの安定栽培と量産化技術の確立に向け、研究活動をさらに加速してまいりました。
営業部門におきましては、引き続き「菌活」の提唱により、きのこの健康美容価値を創出し、きのこの価値を訴求することで消費行動を促すとともに、鮮度に拘った営業活動を行ってまいりました。天候不順等による野菜価格の高騰により、きのこの価格は堅調に推移いたしました。
以上の結果、国内きのこ事業全体の売上高は311億84百万円(同2.9%増)となりました。
「海外きのこ事業」
海外きのこ事業におきましては、各子会社が稼働率を高めたことにより、生産量は増加いたしました。
台湾の現地法人「台灣北斗生技股份有限公司」におきましては、ブランドの構築、企画提案などに力を入れ販売活動を行ってまいりましたが、企業間競争の激化および猛暑の影響により厳しい状況で推移いたしました。米国の現地法人「HOKTO KINOKO COMPANY」におきましては、引き続き非アジア系顧客の開拓に注力し、販売の拡大を目指してまいりました。また、欧州でのマーケティング活動を引き続き行ってまいりました。マレーシアの現地法人「HOKTO MALAYSIA SDN. BHD.」におきましては、マレーシア国内に限らず、広く東南アジアのマーケットでの販売を展開してまいりました。
以上の結果、海外きのこ事業全体の売上高は33億18百万円(同3.6%減)となりました。
「加工品事業」
加工品事業におきましては、水煮・冷凍・乾燥アイテムの開発及び市場開拓、自社きのこを活用した新商品の開発及び健康食品・レトルト食品を中心とした通販事業に注力してまいりました。子会社の株式会社アーデンにおきましては、OEM製品が好調に推移いたしました。
以上の結果、加工品事業の売上高は54億71百万円(同14.8%増)となりました。
「化成品事業」
化成品事業におきましては、引き続き厳しい販売環境にありましたが、中核である包装資材部門におきましては、効率化・利益率の改善を図るため営業戦略を見直し、販売強化に注力してまいりました。農業資材部門におきましては、資材の提供だけではなく、きめ細やかなサポートを強化してまいりました。新規戦略本部におきましては、自社製品への取り組みを強化してまいりました。
以上の結果、化成品事業の売上高は71億86百万円(同1.7%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産、負債、純資産の状況とそれらの要因は次のとおりであります。
①資産の部
資産の部は、1,005億20百万円となり、前連結会計年度末より170億43百万円増加いたしました。流動資産は231億26百万円となり前連結会計年度末より70億97百万円の増加となりました。これは主に現金及び預金32億8百万円、受取手形及び売掛金29億56百万円、商品及び製品2億11百万円および仕掛品3億45百万円の増加によるものであります。固定資産は773億93百万円となり、前連結会計年度末より99億46百万円の増加となりました。これは主に有形固定資産88億8百万円および投資その他の資産12億56百万円の増加によるものであります。
②負債の部
負債の部は、502億99百万円となり、前連結会計年度末より167億4百万円増加いたしました。流動負債は360億64百万円となり前連結会計年度末より87億12百万円の増加となりました。これは主に短期借入金70億11百万円および支払手形及び買掛金7億37百万円の増加によるものであります。固定負債は142億35百万円となり、前連結会計年度末より79億91百万円の増加となりました。これは主に長期借入金76億97百万円の増加によるものであります。
③純資産の部
純資産の部は502億20百万円となり、前連結会計年度末より3億39百万円の増加となりました。これは主に配当金19億23百万円の支払と親会社株主に帰属する四半期純利益14億53百万円の計上及びその他の包括利益累計額7億20百万円の増加によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
きのこ研究開発活動につきましては、当社「きのこ総合研究所」におきまして、バイオテクノロジーを駆使し、新品種の開発、既存品種の改良、栽培方法の研究等きのこ全般に関する研究活動につとめております。
なお、当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は188百万円であり、その主な成果は次の通りです。
[きのこ事業]
特許関係
特許登録
発明の名称 ヒラタケ属の新種及びその作出方法
登録日 2016年4月20日
登録番号 ZL 2012 8 0074964.X
特許出願
発明の名称 ブナシメジ栽培ビンキャップ並びにブナシメジの栽培方法
出願日 2016年6月1日
出願番号 特願2016-109983
品種登録出願
エノキタケ1品種
出願品種の名称 「Veluty M-99」
出願日 2016年12月15日
出願番号 第31667号
学会発表(口頭)
演題 きのこ由来チロシナーゼ阻害物質の探索
発表日 2016年7月23日
学会 日本菌学会西日本支部大会
大阪府立大学との共同研究
演題 きのこ由来チロシナーゼ阻害物質の探索
発表日 2016年9月8日
学会 日本きのこ学会第20回大会
大阪府立大学との共同研究
演題 「LPS刺激したHT-29腸管細胞に対するエリンギ抽出物の抗炎症作用」
発表日 2016年11月19日
学会 第71回日本栄養・食糧学会 中部支部大会
演題 「ヒラタケ属 (Pleurotus sp.)由来のトレハロース分解酵素について」
発表日 2016年11月26日
学会 第1回次世代生物研究会シンポジウム
大阪府立大学との共同研究
演題 「ヒラタケ属 (Pleurotus sp.) 由来細胞壁多糖分解酵素の性質解明」
発表日 2016年11月26日
学会 第1回次世代生物研究会シンポジウム
大阪府立大学との共同研究
論文掲載
タイトル「ヒラタケ属の新規菌株の育種」
日本きのこ学会誌Vol.24(1) 7-15,2016 4月30日掲載
タイトル「ヒラタケ属新品種子実体がすまし汁の呈味性に及ぼす影響」
日本きのこ学会誌Vol.24(1) 29-35,2016 4月30日掲載
タイトル「Taste characterization of the fruit body derived from a novel strain belonging to
the genus Pleurotus」(ヒラタケ属新規菌株の嗜好特性)
日本きのこ学会誌Vol.24(3) 129-135,2016 10月31日掲載
助成金採択
農林水産省の平成28年度種苗産業海外展開促進事業(品種保護に向けたDNA品種識別技術等の実用化事業)において、事業実施計画「DNA品種識別技術の実用化(対象品目:きのこ)」が承認された。
承認日 平成28年5月26日
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
①単価、気候変動リスク
元来、当きのこ業界は、きのこの特性からくる季節的要因により、きのこ単価、販売量とも春から夏にかけては不需要期で低迷し、秋から冬に最需要期を迎え上昇に転じる傾向にあります。このような要因により、通常上半期の業績は厳しい状況となり、需要期となる下半期は業績も堅調に推移いたします。しかしながら、最需要期である秋から冬にかけて、暖冬等による気候の変化やきのこの安定供給により市場が供給過剰気味に推移することなどから発生する価格変動等によって、需要期であるにも関わらず、消費が伸び悩み販売量の減少や単価の低迷に繋がり当事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。
②安全性に係るリスク
食品の品質や安全性に対する消費者の意識は依然として高く、異物混入はもとより、生産及び製造過程における衛生面や使用原材料等についても消費者の関心は集められております。当社といたしましては、これら生産、製造、販売においては万全の管理体制で臨んでおりますが、衛生面や使用原材料等に予期せぬ問題が発生した場合、経営成績に多大な影響を与える可能性があります。
③海外事業に関するリスク
当社は現在、米国、台湾及びマレーシアにおきまして子会社を設置し、それぞれきのこセンターで生産・出荷を行っております。海外事業におきましては、現地の政治、経済情勢や法律、税制の問題、また公衆衛生、テロ等紛争など予期せぬ事態により当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
国内きのこ事業におきましては、消費者の食の安全、安心に対する意識の高まりはもとより、健康への寄与に対する注目も高まってきております。生産国、産地、使用原材料等についてだけでなく、成分や効能とその認知につきましても注意を払うところとなりました。このような状況において、当社も予期せぬ食品衛生上の問題等が発生し、経営成績に影響を受ける可能性があります。当社といたしましては、このような事態にならぬよう万全の管理体制のもと、研究、生産、販売を行なう所存であります。
現在、当社のきのこの製品は、ブナシメジをはじめ、エリンギ、マイタケ、ブナピー、霜降りひらたけの5製品でありますが、一部地域において試験販売を行っております新製品ホンシメジ及び量産化に向けて栽培技術の開発中でありますシイタケの本格的な販売開始など、今後の新製品開発及び市場投入のピッチを速めることや、健康志向に合わせてこれらの持つ生理活性機能についての研究を強化することも欠かせないと考えております。また、多様化する消費者の商品選択志向や企業間競争の激化に対応するために、消費者のニーズを的確に捉えた臨機応変な販売戦略を展開していく所存であります。
一方、海外きのこ事業につきましては、米国・台湾・マレーシアに子会社を設置し、きのこの生産、販売を行っております。生産面におきましては、販売状況を勘案しながら徐々に稼働率を上げ、また販売面におきましては、販売力をより一層強化し、海外市場の拡大を進めていくことが不可欠であると考えております。台湾の子会社におきましては台湾国内市場の深耕、マレーシアの子会社におきましては東南アジアを中心とした市場の開拓を進めております。また米国の子会社におきましては、非アジア系顧客の新規開拓に注力するとともに、欧州でのマーケティング活動を引き続き行い、さらなる販売の拡大に努めてまいります。
加工品事業につきましては、自社きのこを活用した新商品の開発、冷凍・乾燥アイテムの開発に注力し、健康食品、レトルト食品の販売を中心に、通販事業を合わせて営業力を強化しながら業務を拡大してまいります。
化成品事業につきましては、自社製品分野の拡大に取り組み販売活動を強化してまいります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境に改善傾向が続きましたが、世界経済の景気下振れが懸念される等、先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。当社グループを取り巻く環境は、消費者の皆様の安全・安心を求める意識や生活防衛意識が高まってくる中、個人消費は本格的な改善には至らず、厳しい状況となりました。
このような環境の中、当社グループは引き続き、きのこ事業を中心として、健康食材である「きのこ」の研究開発、生産、販売を通して、より多くの皆様へ、おいしさと健康をお届けできるよう事業活動を行ってまいりました。また平成26年に策定いたしました中期経営計画の見直しを行い、市況に左右されない事業ポートフォリオの構築を目指した活動を推進してまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績は、売上高471億60百万円(前年同四半期比2.9%増)、営業利益20億25百万円(前年同四半期比2.9%減)、経常利益25億49百万円(前年同四半期比4.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億53百万円(前年同四半期比15.5%減)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の生産量は、ブナピーを含めブナシメジ31,929t(同5.6%増)、エリンギ14,698t(同1.0%増)、マイタケ10,753t(同5.5%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間の各セグメントの概況は次のとおりであります。
「国内きのこ事業」
生産部門におきましては、日々の清掃と衛生管理を徹底し、安定栽培と品質の向上に努めてまいりました。
研究部門におきましては、品質管理体制の強化と付加価値の高い新製品の開発に取り組んでまいりました。特に、シイタケの安定栽培と量産化技術の確立に向け、研究活動をさらに加速してまいりました。
営業部門におきましては、引き続き「菌活」の提唱により、きのこの健康美容価値を創出し、きのこの価値を訴求することで消費行動を促すとともに、鮮度に拘った営業活動を行ってまいりました。天候不順等による野菜価格の高騰により、きのこの価格は堅調に推移いたしました。
以上の結果、国内きのこ事業全体の売上高は311億84百万円(同2.9%増)となりました。
「海外きのこ事業」
海外きのこ事業におきましては、各子会社が稼働率を高めたことにより、生産量は増加いたしました。
台湾の現地法人「台灣北斗生技股份有限公司」におきましては、ブランドの構築、企画提案などに力を入れ販売活動を行ってまいりましたが、企業間競争の激化および猛暑の影響により厳しい状況で推移いたしました。米国の現地法人「HOKTO KINOKO COMPANY」におきましては、引き続き非アジア系顧客の開拓に注力し、販売の拡大を目指してまいりました。また、欧州でのマーケティング活動を引き続き行ってまいりました。マレーシアの現地法人「HOKTO MALAYSIA SDN. BHD.」におきましては、マレーシア国内に限らず、広く東南アジアのマーケットでの販売を展開してまいりました。
以上の結果、海外きのこ事業全体の売上高は33億18百万円(同3.6%減)となりました。
「加工品事業」
加工品事業におきましては、水煮・冷凍・乾燥アイテムの開発及び市場開拓、自社きのこを活用した新商品の開発及び健康食品・レトルト食品を中心とした通販事業に注力してまいりました。子会社の株式会社アーデンにおきましては、OEM製品が好調に推移いたしました。
以上の結果、加工品事業の売上高は54億71百万円(同14.8%増)となりました。
「化成品事業」
化成品事業におきましては、引き続き厳しい販売環境にありましたが、中核である包装資材部門におきましては、効率化・利益率の改善を図るため営業戦略を見直し、販売強化に注力してまいりました。農業資材部門におきましては、資材の提供だけではなく、きめ細やかなサポートを強化してまいりました。新規戦略本部におきましては、自社製品への取り組みを強化してまいりました。
以上の結果、化成品事業の売上高は71億86百万円(同1.7%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産、負債、純資産の状況とそれらの要因は次のとおりであります。
①資産の部
資産の部は、1,005億20百万円となり、前連結会計年度末より170億43百万円増加いたしました。流動資産は231億26百万円となり前連結会計年度末より70億97百万円の増加となりました。これは主に現金及び預金32億8百万円、受取手形及び売掛金29億56百万円、商品及び製品2億11百万円および仕掛品3億45百万円の増加によるものであります。固定資産は773億93百万円となり、前連結会計年度末より99億46百万円の増加となりました。これは主に有形固定資産88億8百万円および投資その他の資産12億56百万円の増加によるものであります。
②負債の部
負債の部は、502億99百万円となり、前連結会計年度末より167億4百万円増加いたしました。流動負債は360億64百万円となり前連結会計年度末より87億12百万円の増加となりました。これは主に短期借入金70億11百万円および支払手形及び買掛金7億37百万円の増加によるものであります。固定負債は142億35百万円となり、前連結会計年度末より79億91百万円の増加となりました。これは主に長期借入金76億97百万円の増加によるものであります。
③純資産の部
純資産の部は502億20百万円となり、前連結会計年度末より3億39百万円の増加となりました。これは主に配当金19億23百万円の支払と親会社株主に帰属する四半期純利益14億53百万円の計上及びその他の包括利益累計額7億20百万円の増加によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
きのこ研究開発活動につきましては、当社「きのこ総合研究所」におきまして、バイオテクノロジーを駆使し、新品種の開発、既存品種の改良、栽培方法の研究等きのこ全般に関する研究活動につとめております。
なお、当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は188百万円であり、その主な成果は次の通りです。
[きのこ事業]
特許関係
特許登録
発明の名称 ヒラタケ属の新種及びその作出方法
登録日 2016年4月20日
登録番号 ZL 2012 8 0074964.X
特許出願
発明の名称 ブナシメジ栽培ビンキャップ並びにブナシメジの栽培方法
出願日 2016年6月1日
出願番号 特願2016-109983
品種登録出願
エノキタケ1品種
出願品種の名称 「Veluty M-99」
出願日 2016年12月15日
出願番号 第31667号
学会発表(口頭)
演題 きのこ由来チロシナーゼ阻害物質の探索
発表日 2016年7月23日
学会 日本菌学会西日本支部大会
大阪府立大学との共同研究
演題 きのこ由来チロシナーゼ阻害物質の探索
発表日 2016年9月8日
学会 日本きのこ学会第20回大会
大阪府立大学との共同研究
演題 「LPS刺激したHT-29腸管細胞に対するエリンギ抽出物の抗炎症作用」
発表日 2016年11月19日
学会 第71回日本栄養・食糧学会 中部支部大会
演題 「ヒラタケ属 (Pleurotus sp.)由来のトレハロース分解酵素について」
発表日 2016年11月26日
学会 第1回次世代生物研究会シンポジウム
大阪府立大学との共同研究
演題 「ヒラタケ属 (Pleurotus sp.) 由来細胞壁多糖分解酵素の性質解明」
発表日 2016年11月26日
学会 第1回次世代生物研究会シンポジウム
大阪府立大学との共同研究
論文掲載
タイトル「ヒラタケ属の新規菌株の育種」
日本きのこ学会誌Vol.24(1) 7-15,2016 4月30日掲載
タイトル「ヒラタケ属新品種子実体がすまし汁の呈味性に及ぼす影響」
日本きのこ学会誌Vol.24(1) 29-35,2016 4月30日掲載
タイトル「Taste characterization of the fruit body derived from a novel strain belonging to
the genus Pleurotus」(ヒラタケ属新規菌株の嗜好特性)
日本きのこ学会誌Vol.24(3) 129-135,2016 10月31日掲載
助成金採択
農林水産省の平成28年度種苗産業海外展開促進事業(品種保護に向けたDNA品種識別技術等の実用化事業)において、事業実施計画「DNA品種識別技術の実用化(対象品目:きのこ)」が承認された。
承認日 平成28年5月26日
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
①単価、気候変動リスク
元来、当きのこ業界は、きのこの特性からくる季節的要因により、きのこ単価、販売量とも春から夏にかけては不需要期で低迷し、秋から冬に最需要期を迎え上昇に転じる傾向にあります。このような要因により、通常上半期の業績は厳しい状況となり、需要期となる下半期は業績も堅調に推移いたします。しかしながら、最需要期である秋から冬にかけて、暖冬等による気候の変化やきのこの安定供給により市場が供給過剰気味に推移することなどから発生する価格変動等によって、需要期であるにも関わらず、消費が伸び悩み販売量の減少や単価の低迷に繋がり当事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。
②安全性に係るリスク
食品の品質や安全性に対する消費者の意識は依然として高く、異物混入はもとより、生産及び製造過程における衛生面や使用原材料等についても消費者の関心は集められております。当社といたしましては、これら生産、製造、販売においては万全の管理体制で臨んでおりますが、衛生面や使用原材料等に予期せぬ問題が発生した場合、経営成績に多大な影響を与える可能性があります。
③海外事業に関するリスク
当社は現在、米国、台湾及びマレーシアにおきまして子会社を設置し、それぞれきのこセンターで生産・出荷を行っております。海外事業におきましては、現地の政治、経済情勢や法律、税制の問題、また公衆衛生、テロ等紛争など予期せぬ事態により当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
国内きのこ事業におきましては、消費者の食の安全、安心に対する意識の高まりはもとより、健康への寄与に対する注目も高まってきております。生産国、産地、使用原材料等についてだけでなく、成分や効能とその認知につきましても注意を払うところとなりました。このような状況において、当社も予期せぬ食品衛生上の問題等が発生し、経営成績に影響を受ける可能性があります。当社といたしましては、このような事態にならぬよう万全の管理体制のもと、研究、生産、販売を行なう所存であります。
現在、当社のきのこの製品は、ブナシメジをはじめ、エリンギ、マイタケ、ブナピー、霜降りひらたけの5製品でありますが、一部地域において試験販売を行っております新製品ホンシメジ及び量産化に向けて栽培技術の開発中でありますシイタケの本格的な販売開始など、今後の新製品開発及び市場投入のピッチを速めることや、健康志向に合わせてこれらの持つ生理活性機能についての研究を強化することも欠かせないと考えております。また、多様化する消費者の商品選択志向や企業間競争の激化に対応するために、消費者のニーズを的確に捉えた臨機応変な販売戦略を展開していく所存であります。
一方、海外きのこ事業につきましては、米国・台湾・マレーシアに子会社を設置し、きのこの生産、販売を行っております。生産面におきましては、販売状況を勘案しながら徐々に稼働率を上げ、また販売面におきましては、販売力をより一層強化し、海外市場の拡大を進めていくことが不可欠であると考えております。台湾の子会社におきましては台湾国内市場の深耕、マレーシアの子会社におきましては東南アジアを中心とした市場の開拓を進めております。また米国の子会社におきましては、非アジア系顧客の新規開拓に注力するとともに、欧州でのマーケティング活動を引き続き行い、さらなる販売の拡大に努めてまいります。
加工品事業につきましては、自社きのこを活用した新商品の開発、冷凍・乾燥アイテムの開発に注力し、健康食品、レトルト食品の販売を中心に、通販事業を合わせて営業力を強化しながら業務を拡大してまいります。
化成品事業につきましては、自社製品分野の拡大に取り組み販売活動を強化してまいります。