四半期報告書-第100期第1四半期(平成29年4月1日-平成29年6月30日)

【提出】
2017/08/09 15:30
【資料】
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【項目】
26項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、各種政策の効果もあり、雇用・所得環境や企業収益の
改善を背景に、個人消費・設備投資は持ち直す等緩やかな回復基調にありますものの、中国をはじめとする
新興国経済の先行きや英国のEU離脱、米国の政策運営の動向等海外経済の不確実性の影響により、不透明な状況にて推移いたしました。
このような状況において、スパリゾートハワイアンズにつきましては、前年同期に比し利用者数が宿泊は
増加したものの日帰りは減少いたしました。
燃料商事事業につきましては、主に石炭価格の上昇により堅調に推移しましたものの、為替の影響を受け
減益となり、製造関連事業及び運輸業につきましては、それぞれ厳しい状況となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は75億円(前年同期比9億7百万円、13.8%増)、営業損失は2億76百万円(前年同期は営業損失2億32百万円)、経常損失は2億58百万円(前年同期は経常損失2億
54百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億48百万円(前年同期の親会社株主に帰属する四半期
純利益は、法人税等調整額(△は利益)△7億37百万円を計上したことにより4億38百万円)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
[観光事業]
スパリゾートハワイアンズにつきましては、春休みに「春休み!よしもとワイワイカーニバル」、ゴール
デンウィークにNHKの番組関連イベント「すイエんサー ぐるぐるつながる探検隊」、「おかあさんと
いっしょ ガラピコぷーのワクワクステージ」等のイベントを実施いたしました。
日帰り部門につきましては、ゴールデンウィークにおいて屋外観光施設等に人気が分散し、地元圏の利用者が減少したことにより、利用人員は286千人(前年同期比3千人、1.1%減)となりました。
宿泊部門につきましては、平日を中心に未就学児ファミリー向け商品の販売に注力した結果、利用人員は102千人(前年同期比3千人、3.5%増)となりました。
スパリゾートハワイアンズ・ゴルフコースにつきましては、首都圏からの宿泊ゴルフパックは堅調に推移
しましたものの、地元圏の利用者が減少し、利用人員は15千人(前年同期比0千人、3.2%減)となりました。
この結果、当部門の売上高は、25億62百万円(前年同期比17百万円、0.7%減)、営業損失は1億4百万円(前年同期は営業損失1億2百万円)となりました。
[燃料商事事業]
石炭・石油両部門ともに、石炭・石油価格の上昇により増収となりました。また発電事業につきましては、ほぼ計画どおり進捗いたしました。
この結果、当部門の売上高は、41億15百万円(前年同期比9億24百万円、28.9%増)となりましたものの、石炭部門における為替の影響等により営業損失は0百万円(前年同期は営業利益9百万円)となりました。
[製造関連事業]
主に国内・中国の需要減に伴い、船舶用モーターの販売数量の減少により減収となりました。
この結果、当部門の売上高は、3億89百万円(前年同期比34百万円、8.2%減)、営業利益は9百万円(前年
同期比33百万円、77.6%減)となりました。
[運輸業]
港湾運送部門につきましては、セメント関連輸送が増加し、石油小売部門につきましては販売単価が上昇し、増収となりました。
この結果、当部門の売上高は、4億33百万円(前年同期比36百万円、9.2%増)となりましたものの、燃料費や車両費の増加等により営業損失は7百万円(前年同期は営業損失8百万円)となりました。
(2)財政状態
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ2億85百万円増加し、555億23百万円となりました。これは主に、有形固定資産の増加によるものであります。負債につきましては、前連結会計年度末に比べ5億12百万円増加し、408億82百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加によるものであります。純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2億26百万円減少し、146億40百万円となりました。これは主に、利益剰余金の減少によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。