四半期報告書-第100期第2四半期(平成29年7月1日-平成29年9月30日)

【提出】
2017/11/10 15:42
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【項目】
31項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、各種政策の効果もあり、雇用・所得環境や企業収益の
改善を背景に、個人消費・設備投資は持ち直す等緩やかな回復基調にありますものの、中国をはじめとする
新興国経済の先行きや米国の政策運営の動向、北朝鮮情勢を巡る地政学的リスク等海外経済の不確実性の影響により、不透明な状況にて推移いたしました。
このような状況において、スパリゾートハワイアンズにつきましては、前年同期に比べ日帰り・宿泊ともに利用者数が増加いたしました。
燃料商事事業につきましては、主に石炭の販売数量が大幅に減少するなど厳しい状況が続き、製造関連事業及び運輸業につきましては、ほぼ順調に推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は172億22百万円(前年同期比12億84百万円、6.9%減)、営業利益は12億77百万円(前年同期比2億18百万円、20.6%増)、経常利益は12億8百万円(前年同期比2億77百万円、29.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、10億49百万円(前年同期比2億83百万円、
37.1%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
[観光事業]
スパリゾートハワイアンズにつきましては、春休みに「春休み!よしもとワイワイカーニバル」、ゴールデンウィークにNHKの番組関連イベント「すイエんサー ぐるぐるつながる探検隊」、「おかあさんと
いっしょ ガラピコぷ~のワクワクステージ」、夏休みに「大人気キャラクター大集合!常夏ヒーロー・
ヒロイン祭り」等の各種イベントを実施する一方、7月に高低差・長さ日本一のボディスライダー「ビッグ
アロハ」をオープンいたしました。
日帰り部門につきましては、「ビッグアロハ」のオープン効果もあり、利用人員は823千人(前年同期比12千人、1.6%増)となりました。
宿泊部門につきましては、主に首都圏ファミリー層の増加により、利用人員は242千人(前年同期比7千人、3.1%増)となりました。
スパリゾートハワイアンズ・ゴルフコースにつきましては、首都圏からの宿泊ゴルフパックは堅調に推移
しましたものの、地元圏の利用者が減少し、利用人員は28千人(前年同期比0千人、1.2%減)となりました。
この結果、当部門の売上高は、72億79百万円(前年同期比1億79百万円、2.5%増)、営業利益は15億64百万円(前年同期比2億71百万円、21.0%増)となりました。
[燃料商事事業]
石炭部門につきましては電力会社及び一般産業向けともに販売数量が大幅に減少しました。石油部門に
つきましては電力会社向け販売数量が減少しましたものの、一般産業向け販売数量が増加するとともに販売
価格が上昇しました。また発電事業につきましては、順調に進捗いたしました。
この結果、当部門の売上高は、82億53百万円(前年同期比15億37百万円、15.7%減)、営業利益は30百万円(前年同期比29百万円、49.0%減)となりました。
[製造関連事業]
主に国内の船舶用モーターの販売数量が減少しましたものの、建設機械等の販売数量が増加したこと
により、増収となりました。
この結果、当部門の売上高は8億1百万円(前年同期比10百万円、1.3%増)となりましたが、鋳鉄関連の
原材料価格の上昇等により営業利益は58百万円(前年同期比11百万円、16.2%減)となりました。
[運輸業]
港湾運送部門につきましては、セメント関連輸送が増加し、石油小売部門につきましては販売単価が
上昇し、増収となりました。
この結果、当部門の売上高は、8億88百万円(前年同期比63百万円、7.8%増)、営業利益は5百万円(前年同期比0百万円、10.1%増)となりました。
(2)財政状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ7億69百万円増加し、560億6百万円となりました。これは主に、たな卸資産が減少したものの、建物及び構築物、投資有価証券が増加したことによるものであります。負債につきましては、前連結会計年度末に比べ4億9百万円減少し、399億60百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が増加したものの、有利子負債、流動負債のその他が減少したことによるものであります。純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ11億79百万円増加し、160億46百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益計上により利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、73億72百万円と前連結会計年度末に比べ2億94百万円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は、15億94百万円(前年同期は20億25百万円の獲得)となりました。これは主に、仕入債務の減少額2億97百万円、その他流動負債の減少額8億72百万円があったものの、税金等調整前四半期純利益12億16百万円、減価償却費7億56百万円、売上債権の減少額70百万円、たな卸資産の減少額7億23百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は、3億21百万円(前年同期は3億79百万円の使用)となりました。これは主に、固定資産の取得による支出2億86百万円、投資有価証券の取得による支出1億36百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は、9億78百万円(前年同期は8億94百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入れによる収入8億46百万円があったものの、長期借入金の返済による支出14億64百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出1億93百万円があったことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題についての重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。