有価証券報告書-第165期(2024/04/01-2025/03/31)
(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用を短期的な預金等に限定しております。資金調達については、銀行借入による間接金融のほか、社債、コマーシャル・ペーパーの発行等による直接金融によって必要な資金を調達しております。
デリバティブ取引は、主として市場金利の変動リスク及び為替変動リスクを回避するために利用し、トレーディング目的での取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
(受取手形・完成工事未収入金等)
営業債権であり、顧客の信用リスクに晒されておりますが、工事入手段階で厳格な与信審査を実施するとともに、入手後も工事代金の回収完了まで個々の債権管理と回収懸念の早期把握に努めることでリスクの軽減を図っております。
(投資有価証券)
主に満期保有目的の債券及び業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握し、満期保有目的の債券以外のものについては取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
(支払手形・工事未払金等)
営業債務であり、ほとんどが1年以内の支払期日であります。
(借入金、ノンリコース借入金、コマーシャル・ペーパー、社債及びノンリコース社債)
運転資金等の調達を目的としたものであり、市場環境を考慮した長短の調達バランス調整などにより、借換時期の分散を図っております。長期借入金の返済及び社債の償還は原則として5年以内であります。このうち一部は変動金利であるため、金利変動リスクに晒されておりますが、デリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用してヘッジしております。
(デリバティブ取引)
主として金利変動リスクの減殺及び金融費用の低減を目的とした金利関連のデリバティブ取引並びに為替リスクの低減を目的とした通貨関連のデリバティブ取引を行っております。これらの取引は市場金利の変動リスク及び為替変動リスクにそれぞれ晒されておりますが、ヘッジ目的のためリスクは限定されております。なお、信用度の高い国際的な金融機関とのみデリバティブ取引を行っており、信用リスクはほとんどないと判断しております。
デリバティブ取引の執行・管理は、権限・責任・実務内容等を定めた内規に基づいて行われ、財務部門において取引の実行・内容の確認・リスク管理がなされております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等は、その金額自体がデリバティブ取引のリスクの大きさを示すものではありません。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
※1 「現金預金」、「有価証券」に含まれる譲渡性預金、「支払手形・工事未払金等」及び「預り金」については、現金であること及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
※2 市場価格のない株式等及び持分相当額を純額で計上する組合等への出資は、「[資産の部] 投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は次のとおりであります。
(注)1 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
(注)2 社債、長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1) 時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融商品
(2) 時価をもって連結貸借対照表計上額としない金融商品
(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
・受取手形・完成工事未収入金等
1年以内に回収が予定されているものについては、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。また、回収が1年を超える予定のものについては、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、当該債権の回収予定期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
・投資有価証券
株式は相場価格によっており、活発な市場で取引されているため、レベル1の時価に分類しております。債券は、相場価格によるものについては、レベル1に分類し、基準価額によるもの又は当該債券から発生する将来キャッシュ・フローを割り引いた現在価値により算定するものについては、レベル2の時価に分類しております。
・短期借入金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。ただし、短期借入金に含まれる1年以内返済予定の長期借入金については、長期借入金と同様に算定しております。
・ノンリコース短期借入金、長期借入金、ノンリコース長期借入金
元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
・1年内償還予定の社債、社債、ノンリコース社債
相場価格のあるものは、相場価格によっており、レベル2の時価に分類しております。相場価格のないものは、元利金の合計額を当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用を短期的な預金等に限定しております。資金調達については、銀行借入による間接金融のほか、社債、コマーシャル・ペーパーの発行等による直接金融によって必要な資金を調達しております。
デリバティブ取引は、主として市場金利の変動リスク及び為替変動リスクを回避するために利用し、トレーディング目的での取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
(受取手形・完成工事未収入金等)
営業債権であり、顧客の信用リスクに晒されておりますが、工事入手段階で厳格な与信審査を実施するとともに、入手後も工事代金の回収完了まで個々の債権管理と回収懸念の早期把握に努めることでリスクの軽減を図っております。
(投資有価証券)
主に満期保有目的の債券及び業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握し、満期保有目的の債券以外のものについては取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
(支払手形・工事未払金等)
営業債務であり、ほとんどが1年以内の支払期日であります。
(借入金、ノンリコース借入金、コマーシャル・ペーパー、社債及びノンリコース社債)
運転資金等の調達を目的としたものであり、市場環境を考慮した長短の調達バランス調整などにより、借換時期の分散を図っております。長期借入金の返済及び社債の償還は原則として5年以内であります。このうち一部は変動金利であるため、金利変動リスクに晒されておりますが、デリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用してヘッジしております。
(デリバティブ取引)
主として金利変動リスクの減殺及び金融費用の低減を目的とした金利関連のデリバティブ取引並びに為替リスクの低減を目的とした通貨関連のデリバティブ取引を行っております。これらの取引は市場金利の変動リスク及び為替変動リスクにそれぞれ晒されておりますが、ヘッジ目的のためリスクは限定されております。なお、信用度の高い国際的な金融機関とのみデリバティブ取引を行っており、信用リスクはほとんどないと判断しております。
デリバティブ取引の執行・管理は、権限・責任・実務内容等を定めた内規に基づいて行われ、財務部門において取引の実行・内容の確認・リスク管理がなされております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等は、その金額自体がデリバティブ取引のリスクの大きさを示すものではありません。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | ||||||
| 連結貸借対 照表計上額 (百万円) | 時 価 (百万円) | 差 額 (百万円) | 連結貸借対 照表計上額 (百万円) | 時 価 (百万円) | 差 額 (百万円) | ||
| [資産の部] | |||||||
| 受取手形・完成工事未収入金等 | 864,694 | 864,694 | - | 939,160 | 939,160 | - | |
| 投資有価証券 | |||||||
| 満期保有目的の債券 | 198 | 198 | 0 | 9 | 8 | △0 | |
| その他有価証券 | 362,886 | 362,886 | - | 231,895 | 231,895 | - | |
| [負債の部] | |||||||
| 短期借入金 | 110,530 | 110,658 | △127 | 115,212 | 115,298 | △85 | |
| ノンリコース短期借入金 | 261 | 262 | △1 | 208 | 210 | △2 | |
| 1年内償還予定の社債 | - | - | - | 10,000 | 9,990 | 10 | |
| 社債 | 50,000 | 49,505 | 495 | 50,000 | 48,726 | 1,274 | |
| ノンリコース社債 | - | - | - | 100 | 102 | △2 | |
| 長期借入金 | 142,787 | 143,092 | △305 | 127,799 | 126,945 | 853 | |
| ノンリコース長期借入金 | 72,686 | 73,932 | △1,245 | 12,201 | 12,419 | △217 | |
| [デリバティブ取引] | - | - | - | - | - | - | |
※1 「現金預金」、「有価証券」に含まれる譲渡性預金、「支払手形・工事未払金等」及び「預り金」については、現金であること及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
※2 市場価格のない株式等及び持分相当額を純額で計上する組合等への出資は、「[資産の部] 投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | ||
| 非上場株式等 | (百万円) | 109,267 | 191,574 |
| 持分相当額を純額で計上する 組合等への出資 | (百万円) | 5,840 | 4,847 |
(注)1 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | ||||||
| 1年以内 (百万円) | 1年超 5年以内 (百万円) | 5年超 10年以内 (百万円) | 1年以内 (百万円) | 1年超 5年以内 (百万円) | 5年超 10年以内 (百万円) | ||
| 現金預金 | |||||||
| 預金 | 434,370 | - | - | 239,496 | - | - | |
| 受取手形・完成工事未収入金等 | 864,694 | - | - | 939,160 | - | - | |
| 有価証券及び投資有価証券 | |||||||
| 満期保有目的の債券 | |||||||
| 国債・地方債等 | 189 | 9 | - | 9 | - | - | |
| その他有価証券のうち 満期があるもの | |||||||
| 譲渡性預金 | - | - | - | 60,000 | - | - | |
| 債券 | |||||||
| 国債・地方債等 | 113 | - | - | 198 | - | - | |
| 合計 | 1,299,367 | 9 | - | 1,238,865 | - | - | |
(注)2 社債、長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | |||||||||||
| 1年以内 (百万円) | 1年超 2年以内 (百万円) | 2年超 3年以内 (百万円) | 3年超 4年以内 (百万円) | 4年超 5年以内 (百万円) | 5年超 (百万円) | 1年以内 (百万円) | 1年超 2年以内 (百万円) | 2年超 3年以内 (百万円) | 3年超 4年以内 (百万円) | 4年超 5年以内 (百万円) | 5年超 (百万円) | |
| 短期借入金 | 70,291 | - | - | - | - | - | 73,825 | - | - | - | - | - |
| 社債 | - | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 |
| ノンリコース 社債 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 100 | - | - |
| 長期借入金 | 40,239 | 38,291 | 35,195 | 42,800 | 26,500 | - | 41,387 | 38,291 | 45,898 | 29,430 | 14,180 | - |
| ノンリコース 長期借入金 | 261 | 490 | 15 | 15 | 72,124 | 42 | 208 | 15 | 15 | 7,904 | 4,240 | 27 |
| 合計 | 110,792 | 48,781 | 45,210 | 52,815 | 108,624 | 10,042 | 125,420 | 48,306 | 55,913 | 47,434 | 28,420 | 10,027 |
3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1) 時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融商品
| 前連結会計年度(2024年3月31日) | 当連結会計年度(2025年3月31日) | |||||||
| 時価(百万円) | 時価(百万円) | |||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| [資産の部] | ||||||||
| 投資有価証券 | ||||||||
| その他有価証券 | ||||||||
| 株式 | 360,147 | - | - | 360,147 | 228,333 | - | - | 228,333 |
| 国債・地方債等 | - | 113 | - | 113 | - | 198 | - | 198 |
| その他 | 389 | 2,235 | - | 2,625 | - | 3,363 | - | 3,363 |
(2) 時価をもって連結貸借対照表計上額としない金融商品
| 前連結会計年度(2024年3月31日) | 当連結会計年度(2025年3月31日) | |||||||
| 時価(百万円) | 時価(百万円) | |||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| [資産の部] | ||||||||
| 受取手形・ 完成工事未収入金等 | - | 864,694 | - | 864,694 | - | 939,160 | - | 939,160 |
| 投資有価証券 | ||||||||
| 満期保有目的の債券 | ||||||||
| 国債・地方債等 | 198 | - | - | 198 | 8 | - | - | 8 |
| [負債の部] | ||||||||
| 短期借入金 | - | 110,658 | - | 110,658 | - | 115,298 | - | 115,298 |
| ノンリコース短期借入金 | - | 262 | - | 262 | - | 210 | - | 210 |
| 1年内償還予定の社債 | - | - | - | - | - | 9,990 | - | 9,990 |
| 社債 | - | 49,505 | - | 49,505 | - | 48,726 | - | 48,726 |
| ノンリコース社債 | - | - | - | - | - | 102 | - | 102 |
| 長期借入金 | - | 143,092 | - | 143,092 | - | 126,945 | - | 126,945 |
| ノンリコース長期借入金 | - | 73,932 | - | 73,932 | - | 12,419 | - | 12,419 |
(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
・受取手形・完成工事未収入金等
1年以内に回収が予定されているものについては、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。また、回収が1年を超える予定のものについては、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、当該債権の回収予定期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
・投資有価証券
株式は相場価格によっており、活発な市場で取引されているため、レベル1の時価に分類しております。債券は、相場価格によるものについては、レベル1に分類し、基準価額によるもの又は当該債券から発生する将来キャッシュ・フローを割り引いた現在価値により算定するものについては、レベル2の時価に分類しております。
・短期借入金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。ただし、短期借入金に含まれる1年以内返済予定の長期借入金については、長期借入金と同様に算定しております。
・ノンリコース短期借入金、長期借入金、ノンリコース長期借入金
元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
・1年内償還予定の社債、社債、ノンリコース社債
相場価格のあるものは、相場価格によっており、レベル2の時価に分類しております。相場価格のないものは、元利金の合計額を当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。